日本の誇る歌舞伎や文楽の魅力を堪能!東京「国立劇場」は伝統芸能の殿堂

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日本の誇る歌舞伎や文楽の魅力を堪能!東京「国立劇場」は伝統芸能の殿堂

日本の誇る歌舞伎や文楽の魅力を堪能!東京「国立劇場」は伝統芸能の殿堂

更新日:2016/11/16 17:01

M Maririnのプロフィール写真 M Maririn 旅行ブロガー

ユネスコ無形文化遺産の歌舞伎や文楽をはじめとして雅楽や舞踊、民俗芸能など、わが国が世界に誇る数々の素晴らしい伝統芸能。それらの上演を行い伝統芸能の殿堂ともいえるのが、東京都千代田区にある「国立劇場」です。平成28年11月に開場50周年を迎え記念公演が行われるなど益々の賑わいを見せています。
伝統芸能がお好きな方はもちろん、まだ見た事の無い方も、これを機会に日本文化の魅力を再確認してみませんか!

日本の中心に立つ堂々たる建物

日本の中心に立つ堂々たる建物

写真:M Maririn

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「国立劇場」は地下鉄半蔵門線・半蔵門駅から歩いて5分、隣には最高裁判所、劇場正面からは桜田濠を挟んで皇居を臨むという、日本の中枢ともいえる場所に立っています。国立の名にふさわしい風格が感じられる建物は、奈良の正倉院などに見られる校倉造りを模したもの。正面に飾られている赤い提灯が華やかさを添えています。

国立劇場の前庭には梅や桜が植えられていて、春には可憐な花を楽しむことが出来ます。特に桜は「熊谷桜」や国立劇場生まれの「駿河小町」など珍しい桜が植えられ、隠れた桜の名所として知られているんですよ。

国立劇場というと「なんだか敷居が高くチケットもお高いのでは」と思われる方もいるかもしれませんね。しかし歌舞伎を例に挙げると公演によっても違いますが、歌舞伎座などよりもリーズナブルな料金設定です。さらに学生割引など各種割引があり、なかなかお財布に優しいですよ。チケットの購入の詳細は国立劇場のHPでお確かめ下さい。なお、チケットはHPからも購入できます。

初めての方でも大丈夫!お薦めは鑑賞教室公演

初めての方でも大丈夫!お薦めは鑑賞教室公演

写真:M Maririn

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国立劇場は大劇場と小劇場があり、歌舞伎や文楽、舞踊、邦楽、民俗芸能、雅楽、声明(経文などに節をつけた仏教声楽曲)等の公演が行われています。

国立劇場は舞台から客席最後部までの距離が比較的短いので、舞台が見やすいと言われています。大劇場に実際に座ってみると、1階後方や2階3階席でも思った以上に演者さんを間近に見ることが出来、臨場感が感じられます。

歌舞伎や文楽など見てみたいのだけれども、お話が分からないのではと心配される方もいらっしゃると思います。劇場で販売しているプログラムには演目のあらすじや見どころ、人物関係図などが書かれているので上演前に目を通しておくと話がわかりやすいですよ。また舞台の進行に合わせて解説を聞くことが出来る、イヤホンガイドの貸出もあります。

国立劇場では歌舞伎・文楽を初めて観る方の為に鑑賞教室公演も行われています。舞台の上手下手などの基本的な事から演目のあらすじやみどころなど、出演者の実演を交えた解説があり、その後に舞台を鑑賞するというもの。演目も親しみやすい名作や名場面が上演されます。無料プログラムもついて通常の公演よりもさらにお安い料金で見られるのでお勧めですよ!

開場50周年を迎えた国立劇場で行われる素晴らしき記念公演の数々!

開場50周年を迎えた国立劇場で行われる素晴らしき記念公演の数々!

写真:M Maririn

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国立劇場は平成28年11月に50周年を迎えました。節目の年を記念して平成29年3月まで様々な記念公演が行われます。

歌舞伎公演は今も絶大な人気を誇る赤穂浪士討ち入り事件を、南北朝時代に時をうつして書かれた物語「仮名手本忠臣蔵」を、10月から三カ月にわたって上演しています。11月の第二部は主君の切腹の後、野に下った浪士の悲劇や大星由良之助(大石内蔵助)の苦悩を、12月の第三部では討ち入りを陰から支えた人々の物語と最大の山場である討ち入りの場面を上演します。上演可能な場面を全て網羅した完全通し上演という大変貴重なものなので、ぜひご覧になって下さい。

歌舞伎公演と共に文楽も12月に「仮名手本忠臣蔵」を通して上演します。このような大作が通して上演されることは珍しく、50周年に相応しい公演と言えるでしょう。

このほか、数々の記念公演が予定されていますので、国立劇場のHPでご確認ください。

幕間の楽しみは食事にお土産に美術鑑賞も

幕間の楽しみは食事にお土産に美術鑑賞も

写真:M Maririn

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幕間(まくあい)と呼ばれる舞台の合間の休憩時間に、飲食を楽しめるのも楽しみの一つ。劇場の売店でお弁当や飲み物を買ってロビーのソファーで食べたり、レストランでゆっくり食べたり。2階には無料で利用できるお休み処もあります。お弁当は売り切れてしまう事もあるので、開演前に買っておくとよいかもしれません。

歌舞伎グッズや和雑貨などお土産もいろいろな種類があります。国立劇場オリジナルグッズや演目にちなんだ品物もありますのでぜひ売店をのぞいてみてくださいね。国立劇場のマスコット「くろごちゃん」オリジナルグッズやガチャガチャも人気ですよ。開場50周年記念グッズも数量限定で販売されているので、ご購入はお早めに。

劇場にある沢山の美術品にも注目してください。劇場を入ってまず目に入るのは高さ2メートルの巨大彫刻「鏡獅子」です。これは日本彫刻界の巨匠、平櫛田中が六代目尾上菊五郎をモデルとして20年以上かけて完成させた傑作。2、3階には東山魁夷、鏑木清方など日本美術界を代表する作家の作品がまるで美術館の様に飾られています。

貴重な資料が見られる「伝統芸能情報館」

貴重な資料が見られる「伝統芸能情報館」

写真:M Maririn

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国立劇場に隣接する「伝統芸能情報館」では、1階の展示室で伝統芸能に関する様々な資料の企画展示を行っています。シアタースペースでは大画面で過去の舞台の映像を見る事も出来、2階には図書スペース、3階では公演記録の鑑賞会など(要事前予約。応募方法はHPで。)も行われていますので、伝統芸能をより深く知りたい方はご覧になってはいかがでしょうか。

美しき伝統芸能の扉を叩いてみましょう!

外国の方にも気軽に伝統芸能を観劇してもらうために、イヤホンガイドの貸出や、最近では外国人の為の鑑賞教室の上演も行われています。

長い歴史を乗り越えて伝えられてきた様々な伝統芸能。堅苦しく考えずに、まずは劇場に足を運んでみましょう。今まで体験した事のない感動が待っているかもしれませんよ!

それでは皆さんの旅が思い出深いものになりますように!

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/10/22 訪問

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