写真:羽田 さえ
地図を見る島原城のほど近く、古い街並みの残る森岳商店街の一角に、ひときわ目をひく青い建物が佇んでいます。その名も「青い理髪館(工房モモ)」。かつて理髪店として使われていた建物は登録有形文化財で、大正12年の竣工。瓦屋根の和洋折衷建築です。
中は落ち着いた雰囲気のカフェになっており、レトロな空間の中でゆったりとお茶をいただくことができます。ぜひ味わいたいのは島原の湧水で淹れたコーヒーと自家製ケーキのセット。暑い季節には、長崎名物のミルクセーキもおすすめです。
写真:羽田 さえ
地図を見るランチは地元産の新鮮な魚介を楽しめる「平野鮮魚」で。地元の魚屋さんが経営しているだけあって、安くて美味しい魚が食べられると評判です。週末には11:30の開店時刻からすぐに行列ができることもある人気店のため、早めに出かけると良いでしょう。
子供連れに嬉しい座敷席もありますが、何と言ってもおすすめは屋外テラス席。ゆったりとした木のテーブルに腰をおろすと、島原湾の穏やかな入り江が目の前に広がります。
写真:羽田 さえ
地図を見る写真は「平野鮮魚」で一番人気の海鮮丼。地元産の新鮮な魚介が惜しみなく使われており、トッピングのとびっこと山芋のコントラストが目に鮮やか。わさびじょうゆでいただきます。薬味の青じそが爽やかなアクセントになって、どんどん箸が進みます。ちょっと贅沢に食べたい人には、地元産の車海老やウニがのったスペシャル海鮮丼もありますよ。
一品料理で目を引くのは、郷土料理の「がんばのがねだき」。ぶつ切りにしたフグを煮込んだ豪快な料理で、ぜひ試してみたいローカルグルメです。
写真:羽田 さえ
地図を見る湧水の里、島原で外せないソウルスイーツ、かんざらし。
観光客だけでなく地元民にも愛されている名店が「銀水」です。かつて大正4年に創業、代替わりを経て平成9年頃まで営業していた伝説の老舗が、平成28年8月に復活しました。そんな銀水は自噴する井戸「浜の川湧水」のほとりに立つ、風情ある一軒家。街歩きの後で立ち寄って休憩するのにぴったりです。窓辺の座敷席に座れば、浜の川湧水が目の前。テーブル席とカウンター席もありますよ。
写真:羽田 さえ
地図を見る銀水の「かんざらし」は、昔ながらの正統派。もちもちとした小ぶりの白玉に、やさしい甘みのさらりとした蜜がたっぷりかかっています。透きとおった蜜に浮かぶ、つやつやした白玉の美しさを楽しんでから口に運びましょう。おいしい湧き水の恵みをそのまま味わえる、シンプルながら贅沢なスイーツです。
甘いものが苦手な人には、さっぱりとした酢醤油でいただく「ところてん」もおすすめ。こちらも名水を活かした、透明感あるおいしさです。
長崎県・島原のローカルグルメ3選、いかがでしたか。
それぞれ雰囲気の異なるロケーションですが、どれも旅の思い出になりそうな、島原らしさあふれる空間です。おいしいものがいっぱいの島原へ、ぜひ出かけてみてくださいね。
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この記事を書いたナビゲーター
羽田 さえ
こんにちは。国内は44都道府県(青森・秋田・新潟が未踏です!)を旅しました。海外は東アジアが多めです。旅先では、歴史ある建物や古い街並みを見て歩くことが大好き。素敵なホテルに泊まること、美味しいものを…
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