席に案内されると、まず飲み物を先に注文します。注文後は、ケーキが食べたい人はケーキが並んだショーケースに自ら足を運び、係りの人にどれが欲しいかを伝えて半券をもらいます。(と言っても係りの人が紙切れにボールペンで書くだけですが・・・。)その半券を持って席に戻り、担当のウェイトレスさんに渡します。言葉に自信がない人にも、このシステムならばこ安心して欲しいケーキが注文できますよね!ケーキの名前を言うのはかなり至難の技ですから。(ドイツ語は名前が長い!)
いざデメルに来てみたものの、一体どんなケーキを頼んだら良いのさっぱり見当がつかない、という方もきっといることと思います。焼き菓子と生菓子がありますが、基本的にウィーンのケーキはかなり甘味が強いと言えます。そこで、甘過ぎるのが苦手な日本人の舌に合うものをいくつか挙げておきます。参考にしていただければ、と思います。
・アプフェルシュトゥルーデル(アップルパイ)
極薄に伸ばしたパイで煮たリンゴをおくるくると巻いて焼いたもの。温かいバニラソースをかけて食されることが多い。ですが、無しでも大丈夫!
・トプフェンシュトゥルーデル(チーズパイ)
水切りヨーグルトのような食感と味のさっぱりとしたフレッシュ系のチーズを極薄のパイでくるくると巻いたもの。アプフェルシュトゥルーデル同様に温かいバニラソースをかけて食されることが多い
・ケーゼトルテ(チーズケーキ)
上で先に述べた水切りヨーグルトのような食感と味のさっぱりとしたフレッシュ系のチーズを使ったスフレのようにふんわりとしたチーズケーキです
・トリューフェルトルテ(チョコトリュフケーキ)
チョコレートのスポンジの土台の上に苦味のあるチョコレートスフレをふんだんに使用したケーキです。舌の上で溶けるような食感のおいしいケーキなので、上の3点に比較すると甘めですが、日本人に受けの良い味です
もちろん、アドバイスなしにも見た目でどんどん選んでみてくださいね!あくまでもどれにしたら良いかわからない人のためへのアドバイスですから。
カフェは店舗の2階にありますが、ショップは地上階にあります。お茶をした後はゆっくりとショップでお土産探しなどいかがでしょうか。シシィの愛称で知られるハプスブルク家の皇后エリザベートが愛してやまなかったスミレの砂糖漬けや、チョコレート各種、ヌガー、キャンディーなど、どれもいかにもヨーロッパ貴族御用達の風貌をしたパッケージに詰められており、とても魅力的です。もらう側も喜ぶこと必至です。キラキラ輝くようなウィーンの高貴な雰囲気を、日本で待っているご家族やお友達にお裾分けしてはいかがでしょう?!
ウィーンの偉大な作曲家モーツアルトの生涯を描いた映画「アマデウス」の劇中にも沢山の美味しそうなウィーン菓子が登場します。きっと見たことがある方も少なくはないと思います。それほどにウィーンのお菓子は美味しくく魅力的で世界的に有名です。そのウィーンの味を本場の名店デメルで是非皆さんもお試しください!
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