写真:大宮 つる
地図を見る山梨の人気の観光スポット「昇仙峡」を5キロほど上がっていった場所に鎮座するのが、水晶発祥の神社と知られる「御岳山 金櫻(かなざくら)神社」。その金櫻神社の鳥居から100メートルほど下った場所に鎮座しているのが、「夫婦木(めおとぎ)神社」です。
縁結び・子宝のご利益に大変篤く、子宝を願うご夫婦が日本人のみならず、中国や韓国など他の国の方も参詣される子宝スポットとして広く知られています。
こちらの神社は夫婦木神社の“上社(男宮)”となり、ここから2キロほど下った場所に「夫婦木神社姫の宮」があります。対となる存在の神社で、“下社(女宮)”となります。神社も夫婦となって鎮座している点が興味深いですよね。
写真:大宮 つる
地図を見るこの神社にお祀りされているご神体は、“夫婦木(みょうとぎ=the married couple tree)”と呼ばれるご霊木。甲府の北の山奥で生育した樹齢千年を超えるトチの大木なのですが、その姿が大変風変りで、世界的にも珍しいと話題を呼んでいます。
その奇木とは、外側の見た目は女性のシンボル……でありながら、空洞となっている内部の上からは、長さ約5メートルの男性のシンボルが垂れ下がっているという状態。若干カオスな印象を受けるかもしれませんが、武田信玄公の時代(およそ500年前)から「祈願すれば必ず成就する」と、和合・生産・繁栄・結びの神と崇められてきた存在なのです。
写真:大宮 つる
地図を見るこちらのご霊木は奥殿にお祀りされているため、直接ご利益にあずかりたい方は拝観料300円が必要となります(※写真撮影不可)。
お祀りされているご祭神は、夫婦神の伊邪那岐命(いざなぎのみこと)・伊邪那美命(いざなみのみこと)の2柱。そのご利益は、縁結び、夫婦円満、夫婦和合、子授け、安産、子育てなどとなっています。
写真:大宮 つる
地図を見る奥殿にお祀りされているご神木は写真撮影NGですが、社殿に向かう途中にあるケヤキのご神木は写真撮影可能。ぜひ写真に収めてみては?
こちらのご神木は、幹に女性のシンボルが自然とあらわれたという奇木です。このシンボルが両面にありますので、こちら側から、その逆側からとチェックしてみてください。
写真:大宮 つる
地図を見る夫婦木神社に訪れたら、せっかくですので神社のパワーが入っている授与品をGETされてみてはいかがでしょうか?
子宝守りが人気ですが、奥殿に祀られているご霊木、拝殿に向かう途中にあるケヤキのご神木の写真(3枚セットで300円)も人気があります。実際に見ていただくと、かなり珍妙。思わず笑いが込み上げてくることでしょう。このように色紙に貼って、毎日目に触れるところに飾っておくと、ご利益があるはず……!?
写真:大宮 つる
地図を見る本文中でもご紹介しましたが、女宮である「夫婦木神社姫の宮(上の写真)」もあわせて巡られると、ご利益倍増ですよ。社務所の開く時間が、夫婦木神社が9時、姫の宮が10時となっていますので、午前中に2社を巡る場合には、夫婦木神社→姫の宮の順がいいかと思います。
写真:大宮 つる
地図を見るまた、夫婦木神社のすぐ近くには、「金櫻(かなざくら)神社」という山梨屈指の超パワースポットもあります。本宮の創建は約2千年前、こちらの里宮は約1500年前に開かれたとされる大変歴史のある古社です。
“水晶発祥の神社”としても知られており、金櫻神社の水晶守りは一生のお守りになると言い伝えられているほど。ご利益は、病気平癒・健康成就・災厄除け・金運・縁結び・子宝などです。
関連MEMOにガイド記事を掲載していますので、あわせてご参考ください。
住所:山梨県甲府市御岳町2041
電話番号:055-287-2020
アクセス:JR中央線「甲府駅」からバスで50分。昇仙峡滝上バス停から徒歩30分
2018年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/12更新)
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