これだけは食べたい!美食都市シンガポールの絶品グルメ5選

これだけは食べたい!美食都市シンガポールの絶品グルメ5選

更新日:2016/11/11 11:54

麻田 ユウミのプロフィール写真 麻田 ユウミ 旅ブロガー
様々な民族が暮らすシンガポールでは、多種多彩な食が国中に溢れています。元々は他国のグルメが多く、様々なアレンジが加えられ現在のシンガポールフードになっています。

食のスタイルも多種多様で、地元の人で賑わうカジュアルなホーカー(屋台)や、こだわりの専門店、優雅なホテルのダイニング等、その時の気分や状況で選ぶことができます。

今回はお手軽だけどシンガポールでは外せないローカルフードをご紹介します。

シンガポーリアンの朝食の定番「肉骨茶」

シンガポーリアンの朝食の定番「肉骨茶」

写真:麻田 ユウミ

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シンガポールの朝食で人気なのが「肉骨茶(バクテー)」と呼ばれる骨付きのスペアリブをニンニクや漢方で煮込んだスープ料理。朝からスペアリブ?と思われる方も多いかと思いますが、暑いシンガポールでは力をつけるスタミナ食として朝食で食べることが多いのです。

シンガポールのバクテーはピリッと胡椒が効いたさっぱりとしたスープが特徴。長時間煮込まれた豚肉はほろほろと柔らかく、口の中で溶けてしまう程。一緒にライスを頼むのが一般的ですが、お勧めはヤオティオと呼ばれる揚げパン。揚げパンをスープに浸して食べると、スープの旨みをパンが吸い取って絶品の味になります。スープはお代わりができるので是非試してみてください!

バクテーのお店はシンガポールにたくさんありますが、お勧めはシンガポール国内に5店舗を構える「松發肉骨茶」。クラークキー駅前にあり、カフェ風の明るい店内は旅行者にも入りやすいです。

B級グルメの代表格「福建麺」

B級グルメの代表格「福建麺」

写真:麻田 ユウミ

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シンガポールのB級グルメの代表と言えば「福建麺(ホッケンミー)」。元々は中国東南部にある福建省の麺料理で、シンガポールではエビやもやし、卵等を炒めたもの。麺は短く、スプーンで食べるのが特徴です。そのまま食べても美味しいですが、一緒に添えられているライムとサンパル(辛味調味料)を混ぜ合わせて食べると味に変化が出て飽きずに食べることができます。

ホッケンミーはホーカーやフードコート等には必ず入っている人気の料理ですが、地元の人の一番人気はMRTのbakota駅前にあるオールドエアポートロード・フードセンターにある「南星福建炒蝦麺」。いつもお持ち帰りの予約がいっぱいで30分〜1時間待ちは当たり前ですが、ホッケンミーとビーフンにエビの出汁が絡んで後引く美味しさです。並んででも食べる価値はありますよ。

小腹が空いた時は「ロティ・プラタ」

小腹が空いた時は「ロティ・プラタ」

写真:麻田 ユウミ

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日本であまり馴染みのない「ロティ・プラタ」ですが、シンガポールでは手軽に食べられるお菓子感覚として親しまれています。

ロティ・プラタの生地は小麦粉、卵、水、バターオイルが主な材料でイーストを使っていないのが特徴です。注文が入ってから生地を薄く伸ばし、折り畳みながら焼くのでパイ生地のように何層にもなった生地になります。具材も様々でプレーンの他にチーズや卵、ガーリック等があり、カレーソースにつけて食べます。中には果物を使ったデザートプラタもあります。値段もSGD1.5からと安く、小腹が空いた時に最適です。

リトルインディアの駅前にあるホーカー「テッカ・センター」はインド料理の屋台がたくさんあり、プラタの屋台も数店あります。お店も客層もインド系で、まるでインドに来ているかのような錯覚になりますよ。

スイーツが食べたくなったら「アイスカチャン」

スイーツが食べたくなったら「アイスカチャン」

写真:麻田 ユウミ

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日本ではあまり耳にしないデザート「アイスカチャン」ですが、シンガポールでは定番のかき氷で、かき氷の下に様々な具材が埋まっているのが特徴。まさにかき氷の進化版です。

お店によって具材は様々ですが、定番は小豆、スイートコーン、仙草のゼリー、ナタデココに似た食感を持つアタップチー(ニッパ椰子の実)が入っています。日本ではあまり目にしなかったり、かき氷に合うの?と思ってしまう具材も多いのですが、コレを全部かき混ぜて食べると絶妙な美味しさになってしまうから不思議!シロップもマンゴーやイチゴ、メロン等たくさんの種類があります。

ホーカーには必ず何軒かはアイスカチャンの屋台があるので、食後のデザートに是非食べてみてください。

やっぱり外せない!名物「チキンライス」

やっぱり外せない!名物「チキンライス」

写真:麻田 ユウミ

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アジア各地でご当地グルメとして名の上がる「チキンライス」。シンガポールにもホーカーから専門店まで数多くのお店があります。日本でチキンライスと言うと、炒めた鶏と野菜をトマトケチャップで味付けした料理ですが、東南アジアのチキンライスは「海南鶏飯」と言い、一般的に蒸した鶏肉をタレにつけて食べ、ご飯は鶏の出汁で炊いたものを指します。

また、鶏肉を茹でた後にゼラチン状に固まる食感を楽しむ料理であるため、冷ました状態で出されるのが一般的です。プルプルとした鶏肉の柔らかい食感がなんとも癖になる料理です。

高級店からホーカーまで数あるチキンライスのお店ですが、鶏肉のプルンとした食感を楽しみたいなら「文東記」。1979年から続く老舗のチキンライス店であり、地元の人にもファンの多いお店です。

シンガポールでは食べ歩きがお勧め!

シンガポールのローカルグルメはいかがでしたか?シンガポールは小さい国ながら、美味しいものがたくさん溢れていてどれを食べたらいいか迷ってしまう程。他国のグルメからシンガポール独自に発展した名物料理も多く、思っていた料理と違う!といった発見もあります。専門店も数多くあるので、食べ比べてみるのもいいですよ。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/10/08−2016/10/09 訪問

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