会議に集中できる?絢爛豪華なブダペストの国会議事堂!王冠も必見

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会議に集中できる?絢爛豪華なブダペストの国会議事堂!王冠も必見

会議に集中できる?絢爛豪華なブダペストの国会議事堂!王冠も必見

更新日:2016/11/17 14:35

Hiroko Ojiのプロフィール写真 Hiroko Oji ヨーロッパ一人旅愛好家

「ドナウの真珠」と称えられ、世界遺産に登録されているハンガリーの美しい首都ブダペスト。ドナウ川に架かるくさり橋で繋がり、西岸のブダ地区と東岸のペスト地区を合わせて「ブダペスト」と呼ばれます。

ブダペスト観光のハイライトの一つ、ペスト側の岸辺に堂々と建つのは、壮麗な姿の国会議事堂。様々な建築様式で建てられた議事堂内には、王家が代々引き継いできた宝物が保管され、絢爛豪華な会議場等が見学できます。

ドナウ川沿いに集まる観光スポット

ドナウ川沿いに集まる観光スポット

写真:Hiroko Oji

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ヴォルガ川に次いでヨーロッパで2番目に長い大河であるドナウ川。その川沿いに開けた美しいハンガリーの首都「ブダペスト」には、素晴らしい観光スポットが集中しています。

ドナウ川西岸のブダ地区は起伏の多い緑豊かな丘陵地帯であり、ペスト地区は対照的に平坦な地形で、両地区を結ぶくさり橋そのものも観光スポットの一つです。ブダ地区の代表的な観光スポットは「王宮の丘」にある漁夫の砦やマーチャーシュ教会、三位一体広場、王宮、地下洞窟など。ペスト地区には国会議事堂、聖イシュトバーン大聖堂などがあり、このドナウ川沿いだけでも、観光するのにたっぷり1日はかかってしまうことでしょう。

荘麗壮大な外観の国会議事堂

荘麗壮大な外観の国会議事堂

写真:Hiroko Oji

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ドナウ川岸辺のペスト側にあるコシュラート・ラヨシェ広場に面して建つのは、見るからに壮麗壮大な国会議事堂。川側から見る、中央に赤いドームをもつ左右対称の堂々とした建物は、よく写真で見かける姿でしょう。天に向かういくつもの尖塔はネオ・ゴシック様式、ドームは優雅さを併せ持つルネッサンス風といくつかの様式が混在しています。(写真はコシュラート・ラヨシェ広場側の正面玄関)

1885年に建設が始まり、1904年に完成した国会議事堂は、最も高いドームで96メートルあり、聖イシュトバーン教会とともに、ブダペストで最も高い建物です。長さ268メートル、幅118メートルのレースのように美しい繊細な壁面装飾や、88人の歴史上の人物像が施された外観の豪華さは、見るだけでも価値が大あり!屋根の赤と壁面の白さが美しいバランスを保っています。正面玄関は川と反対側にある東側階段の上にあり、2頭のライオン像が守るように並んでいます。

目も眩む大階段の間

目も眩む大階段の間

写真:Hiroko Oji

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議事堂自体近づくことができないよう立ち入り禁止のチェーンが張られ、見張りの人が何人も立っている国会議事堂ですが、議会が開かれていない日に限って、ガイドによる見学ツアーで議事堂内に入場し見学することができます。内部は、10の中庭や27の門、バロック様式で豪華な装飾が施された691もの部屋や29の階段室など、その壮大さにうっとりするばかりです。

入り口を入ってすぐに階段室に繋がります。ここからがもうすでに豪華な内装!壁面から天井、ヤシの木が葉を広げたような柱など、全てが金色を多用した装飾に覆われ、真珠のようなライトがいくつもあるシャンデリアに上品さも感じられます。赤いじゅうたんの敷かれた階段を上って行くと、写真の大階段の間です。柱の彫像や天井画にも見惚れながら豪華さを味わう空間です。一角には国会議事堂のミニチュアが展示されています。

ハンガリー王朝の歴史を引き継ぐ王冠

ハンガリー王朝の歴史を引き継ぐ王冠

写真:Hiroko Oji

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大階段の間の先にあるのが広々とした16角形のホール。煌びやかな天井の金色に緑を組み合わせた美しい装飾や、壁面のステンドグラスに目を奪われてしまいますが、ここでは、数人の警備員が守っている中央のガラスケースが主役。ハンガリー王が代々受け継いできた王冠です。宝珠や宝剣、王杓などの戴冠式用の品と一緒に保管展示されています。

この王冠は、初代イシュトバーン戴冠の1000年から、最後の王カール4世が退位する1948年まで、代々の王によって受け継がれてきました。第二次世界大戦中から戦後にかけて国外に持ち出され、その後アメリカで長期間保管されていたのですが、カーター大統領の時に無事ハンガリーに返還され、民族博物館に保管されていたという歴史があります。金製で、たくさんのエナメル画が施され、傾いた十字架が乗っかる王冠には、宝石や天然真珠が散りばめられた見事な美しさ!ウットリするばかりです。

チョコンと傾いた王冠の十字架、可愛らしささえ感じられるのですが、最初は真っすぐだったものが、17世紀ごろから曲がったような形になってしまったとのこと。王冠をしまう鉄の箱に入れる際、きちんと仕舞わないまま蓋を閉めてしまったせいだと考えられています。

国会が開かれる会議場は絢爛豪華そのもの!

国会が開かれる会議場は絢爛豪華そのもの!

写真:Hiroko Oji

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16角形の形をした会議場の壁面や天井の装飾も、目が眩むほどの豪華さです。2段に分かれた連続するアーチを覆うのも金色の装飾で煌びやかなもの。議長席の背後にはさらに細かなアーチと、その両側にはフレスコ画があり、見惚れるばかりです。

この他、いかにも高級そうな丸いソファーが並び、巨大な陶器が置かれた部屋も見学できます。豪華なだけでなく、彩色されたいくつも並ぶ彫像は、農民や漁師、音楽師、兵士たち・・・をモデルにしていて、万人のための国会議事堂を表しているように思える部屋もあります。ただ通過するだけの廊下には、豪華な長ソファーが並び、美しい彫像やステンドグラスで飾られた窓があります。飾り窓の下の金色に輝くタバコ置きには、他人のと間違えないようにナンバーが打ってあるなどの配慮も見られます。

立ち入り禁止のチェーンで囲まれた国会議事堂へは・・・。

ブダペスト観光のハイライトのひとつである国会議事堂は、自由に見て周ることができませんが、その分、ガイドさんの説明がしっかりしていて、貴重な見学ができる所です。ぜひ時間に余裕を持たせてお立ち寄りくださいね。

国会議事堂への入場チケットの購入場所は、正面玄関の右手階段下の入り口内ですが、建物の周りを取り囲むようにチェーンがかかっており、勝手に近づくことはできません。入り口近くのチェーンの所にいる係員にチケット購入したいことを伝えると鎖の中へ入れてくれます。購入後はいったんチェーンの外へ出て、入場時刻15分ほど前に再びそこに行くと中に入れてもらえ、ガイドツアー開始場所の入り口へ行くという流れになっていますので、ご注意ください。


掲載内容は執筆時点のものです。 2010/03/25−2010/03/30 訪問

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