ハンガリーの世界遺産・美しい首都ブダペスト!「王宮の丘」のお薦めスポット

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ハンガリーの世界遺産・美しい首都ブダペスト!「王宮の丘」のお薦めスポット

ハンガリーの世界遺産・美しい首都ブダペスト!「王宮の丘」のお薦めスポット

更新日:2016/11/15 14:34

Hiroko Ojiのプロフィール写真 Hiroko Oji ヨーロッパ一人旅愛好家

「ドナウの真珠」と称えられる、世界遺産に登録されているハンガリーの美しい首都ブダペスト。ドナウ川に架かるくさり橋で繋がり、西岸のブダ地区と東岸のペスト地区を合わせて「ブダペスト」と呼ばれます。平坦な地形のペスト地区とは異なり、ブダ地区は起伏に富んだ緑の多い丘陵地帯。西方には、山の自然を手軽に楽しめるヤーノシュ山が聳えています。観光のハイライトとなるブダ地区「王宮の丘」の観光スポットをご紹介します。

王宮の丘へは、ケーブルカーで

王宮の丘へは、ケーブルカーで

写真:Hiroko Oji

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世界遺産に登録されているハンガリーの首都ブダペストは、「ドナウの真珠」「ドナウの薔薇」「東欧のパリ」などと称えられるほど美しい!の一言に尽きます。中でも、ドナウ川に架かる「くさり橋」と西岸の丘陵地帯にある「王宮の丘」は観光のハイライトと言ってよいでしょう。

ドナウ川を挟んで東西に分かれていたブダ地区とペスト地区を、最初に結んだのが、1849年完成の「くさり橋」で、ブダペストを代表する風景の一つです。くさり橋を渡って王宮の丘へ行くには、写真のケーブルカーが、簡単に丘の上まで運び上げてくれます。

美術館や博物館が入る「王宮」

美術館や博物館が入る「王宮」

写真:Hiroko Oji

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ケーブルカーの頂上駅を出ると、石畳で覆われた広場があり、左側にあるのが「王宮」です。自由に出入りできる門をくぐると、綺麗に手入れされた庭園が広がり、ここからの眺めが素晴らしい!足元にドナウ川とくさり橋、その向こうに広がるペスト地区が一望の下です。

建物の裏側に周り、壮麗なライオン門(写真の門)からこれも石畳の中庭に入ると、その周りを取り囲むのが王宮の建物で、最初に建てられたのは、13世紀半ばのこと。その後、増改築が行われたものの16世紀にはトルコとの戦いで壊滅し、17世紀にはハプスブルク家によってバロック様式で新築され、増改築後完成したのも束の間、二つの世界大戦で再度の大打撃を受けました。繰り返される苦難を乗り越え、現在のような、4頭のライオン像が守る中庭を取り囲む、宮殿らしい優雅さと威厳を持った姿になったのは、1950年代のことなのです。

王宮の建物内には、3つの建物に分かれる国立美術館、ブダペスト歴史博物館、ルドヴィク美術館が入っています。国立美術館には、ハンガリー美術の集大成ともいえる作品が一堂に会していて、とても見応えがあります。また、ブダペスト歴史博物館には、13世紀の建設当時、王宮を飾っていた装飾彫刻や、柱や壁、設計図などの資料が展示されていて、興味深いものになっています。ライオンの中庭に面したもう一つの建物は、セーチェニ図書館ですが、こちらには、観光客は入れませんので、眺めるだけで我慢しましょう。

まるでお伽の国のお城!「漁夫の砦」から眺望も楽しもう

まるでお伽の国のお城!「漁夫の砦」から眺望も楽しもう

写真:Hiroko Oji

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白い石灰岩でできた、可愛らしいとんがり帽子の尖塔が、まるでお伽の世界のような「漁夫の砦」は、ドナウ川沿いの崖の上に建造された回廊です。砦と呼ばれていますが、戦いに利用するためのものでなく、町の美化計画の一環として建造されたもの。かつてはここに魚市場が立ち、ドナウの漁師組合がこの一帯を守っていたことから、「漁夫の砦」と呼ばれるようになったのです。

柱頭装飾の施された2連の柱が並ぶ美しい回廊からは、ドナウ川の対岸に広がるペスト地区が一望のもと!町並みの中から突出するような聖イシュトバーン教会や、国会議事堂の姿が眺められます。

漁夫の砦に繋がるように三位一体広場があり、台座も素晴らしい彫刻が施された聖イシュトバーンの銅像と三位一体の像が、マーチャーシュー教会を挟むように堂々と建っています。

ブダペストのシンボル的存在「マーチャーシュ教会」

ブダペストのシンボル的存在「マーチャーシュ教会」

写真:Hiroko Oji

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三位一体広場の中央に堂々と建つのは、ブダペストのシンボル的な存在として観光客の人気を集める「マーチャーシュ教会」です。

「マーチャーシュ教会」は、13世紀半ばに建てられた当初はロマネスク様式で、14世紀にゴシック様式に建て直されました。現在見られる壮麗な高い尖塔は、15世紀にマーチャーシュー1世が増築したもので、ペスト側からブダ地区を見上げた時にもまず目につく存在となっています。王宮と同じく、トルコによる占領や、世界大戦によって幾度となく悲劇の歴史を担ってきました。その中で、歴代のハンガリー国王の戴冠式やマーチャーシュ1世の2度の結婚式がこの聖堂で行われてきました。壮麗な尖塔や壁面の装飾レリーフに加え、ジョルナイ製のダイアモンド模様の屋根瓦の美しさにも目が惹かれます。

教会内には、美しいステンドグラスや宗教絵画、石像などが並び厳かな空気に包まれています。壁面や天井は金色を多用した豪華なビザンティン様式で飾られており、特に主祭壇はスポットライトを受けて光り輝いています。宝物室では、国会議事堂に保管されている王冠のレプリカやその修復作業の内容、かつての祭壇や法衣など見ることができます。

縦横無尽に走る地下洞窟で味わう探検気分

縦横無尽に走る地下洞窟で味わう探検気分

写真:Hiroko Oji

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王宮の丘は、カルスト台地の山がちなブダ側にあり、その地下には、縦横無尽に走る洞窟があります。深さは数十メートルにもおよび、2層、3層になっている所もあります。最初はワインセラーや祈りの場、または監獄として利用されていたもので、第二次世界大戦中は、地下住居や軍事秘密施設として使われました。現在では、その一部に手が加えられ、ちょっとした異次元の世界を体験できる所として、観光客に開放されています。

三位一体広場から一筋西南に入ったウーリ(Uri)通りにその入り口があります。3本の旗が掲げられた入り口から階段を下りていくと、そこには幻想的な音楽が流れ、ムードを盛り上げるようなライティング!壁や天井・迷路のような通路は全て石積みで、古い井戸や、まさに古代人が描いたかのような動物たちの壁画も見られます。奥に進んでいくと、わずかながらに甘い香りがし、水の流れる音が聞こえてきます。そこが写真の「ワインの湧き出る泉」!ほんとのワインが流れ出ているのです。ちょっと演出が過剰気味かもしれませんが、結構楽しめる空間になっています。

王宮の丘へのアクセス

王宮の丘へ行くには、ここでご紹介したケーブルカーを利用するほかにも、地下鉄2号線のモスクワ広場から城バスに乗る方法や、エルジェーベト広場から16番のバスに乗車する方法、丘の麓からいくつかある階段を利用する方法などがあります。

市内交通を利用する場合、交通機関に使える旅行者用チケット(1日券、3日券、7日券など)やブダペストカードを利用すると、いちいちチケットを購入する必要もなく、自由に乗り降りできます。滞在日数に合わせてご利用くださいね。

掲載内容は執筆時点のものです。 2010/03/25−2010/03/30 訪問

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