大自然で楽しむ絶景と絶叫と美食!奈良県十津川村「谷瀬の吊り橋」

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大自然で楽しむ絶景と絶叫と美食!奈良県十津川村「谷瀬の吊り橋」

大自然で楽しむ絶景と絶叫と美食!奈良県十津川村「谷瀬の吊り橋」

更新日:2016/11/22 15:58

別司 道三のプロフィール写真 別司 道三 旅行・アウトドアブロガー

日本最大の面積を誇る村、奈良県十津川村。紀伊半島の奥深く、高い山々が連なる大自然のど真ん中にあるまさに近畿の秘境。世界遺産に指定されている熊野大社や大峰山にも近い神秘的な場所です。そんな十津川村の一番の観光名所は日本最長の実用吊り橋である「谷瀬の吊り橋」。深い谷に掛けられた吊り橋は高さ54m、長さ297m。見ているだけでも足がすくむ絶叫スポットとして人を秘境の奥まで呼び込んでいます。

深い山奥に突然現れる長大な吊り橋に驚き!

深い山奥に突然現れる長大な吊り橋に驚き!

写真:別司 道三

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谷瀬の吊り橋は、奈良県五條市から和歌山県新宮市を抜ける国道168号線の中間地点付近にあります。紀伊半島のど真ん中、まさに秘境の地です。かつて国道168号線は離合もできない区間が多い細い道が延々と曲がりくねりながら続くまさに酷道でした。しかし大峰山や熊野大社が世界遺産に認定されたことで一気に道は改良され、今では比較的走り易くなっています。

谷瀬の吊り橋の看板に従い、走り易くなった新道から細い旧道に入ると谷瀬の吊り橋が深い谷に架けられている壮絶な眺めが飛び込んできます。付近に有料の観光駐車場に車を停めて、いざスリルに挑戦!

安全だけど「揺れる」「透ける」の絶叫吊り橋

安全だけど「揺れる」「透ける」の絶叫吊り橋

写真:別司 道三

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吊り橋の入口には監視員がおり、渡る人数の制限が行われています。付近では著名な観光地ですが、たどり着くにも相当に時間がかかる場所。同様の観光吊り橋とは違い、連休などでなければ順番待ちは発生しそうにはありません。

一気に切り立った、そして広くて深い谷を渡るのはなかなかのスリルです。高いところが苦手な方は絶対に無理。とっても丈夫な鋼鉄のワイヤーで吊り橋はかかっており、転落しないように両サイドは金網で固められています。それでも足元は木の板を敷いただけ。「橋の端」は金網になっているので足元がスケスケ!これだけでも足がすくみそうになるのですが、意外にこの吊り橋、揺れるのです。人が歩くと踏ん張らないと転倒しそうになるくらいも。安全とはいえ、スリル満点なのです。

金網越しにしっかりと谷底の風景が望めます。吊橋の下の谷底を流れる十津川の広い河原は「つり橋の里キャンプ場」になっています。はるか下に小さく見える車が、今吊り橋に乗ってどれだけの高さにいるのか教えてくれます。そしてスリルに慣れてきたころに気づくはずです。空中散歩を楽しむかのようなとてつもない解放感に。山を下り、谷を渡る風の薫りとすがすがしさがとても気持ちよいのです。足元を流れる十津川もそのエメラルドグリーンの美しさに恐怖を忘れて見入ってしまいます。

折り返す前に一息入れたい吊り橋茶屋

折り返す前に一息入れたい吊り橋茶屋

写真:別司 道三

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吊り橋を渡りきると「吊り橋茶屋」があります。小さな茶屋ですが、渡ってきた吊り橋の絶景を眺めながらの軽食が楽しめます。オススメは熊野地方の特産品「めはりずし」。大きなおにぎりを高菜の浅漬けの葉でくるんだもので、大きく口を開けて目を見開きながら食べる様子「目が張る」からこの名前になったとか。十津川の河口にある新宮市のめはりずしがとくに有名ですが、この地方では農作業や林業をする際の弁当として親しまれています。自販機もあり、東屋もあるので軽食をとらなくても休憩にはもってこいの場所。吊り橋を渡り切った渡橋証明書もここで手に入れることができます。

吊り橋を渡ったら、当然帰らねばなりません。でも、どうしても、もう無理!という方には大分遠回りになりますが普通の車が渡れる丈夫な橋が上流に架かっています。茶屋で休んでいる間、同行者に駐車場から車をまわしてもらう事もできます。

吊り橋から望む十津川の流れは絶景中の絶景!

吊り橋から望む十津川の流れは絶景中の絶景!

写真:別司 道三

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吊り橋の上から望む十津川の流れを望みます。深い山々を大きく削り、清流をいっぱいにあつめてゆっくりと太平洋に下っていきます。やがて熊野川と名前を変え新宮市市街地で太平洋に注がれますが、海のすぐそばまでこの原始の様相を保ちながら熊野川は流れていきます。この熊野川も世界遺産に登録されており、途中には世界遺産の熊野本宮大社もこの川のすぐそばに鎮座しています。神々しい川をはるか真上から見下ろすことはなかなかありません。足元ばかりに目が行き勝ちですが、この素晴らしい絶景と大自然を吹き抜ける風を吊り橋の上でしっかりと堪能しましょう。

谷瀬の吊り橋からすぐ!絶品の蕎麦を最高のロケーションで!

谷瀬の吊り橋からすぐ!絶品の蕎麦を最高のロケーションで!

写真:別司 道三

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谷瀬の吊り橋でスリルを味わえばお腹が減ります。谷瀬の吊り橋のすぐ近くにも飲食店はありますが、5分ほど車を走らせたところにある「風庵」というお店がおススメです。十津川村では蕎麦を食べられるお店が多くありますが、この風庵はより気持ちよく食事が楽しめます。

純和風でありながら、ライティングやディスプレイなどで現代風にアレンジされた快適な食事空間。さらには広いウッドデッキと壁一面の窓でひとつながりになった店内は開放的で、ログハウスを思わせるまさに和風カントリーライフ。和の店内はもちろん十津川の大自然薫るウッドデッキでもそばを堪能できると人気です。

風庵の自家製粉石臼挽きの蕎麦はしっかりとしたコシで食べごたえがあります。メニューは蕎麦屋の定番ともいえる天ぷらはなく、山菜等の山の幸を生かした自然派のメニューが中心。ざるもしくは暖かい蕎麦に十津川産しめじごはん、小鉢2品に香の物がついた「風庵定食」(1,100円)がイチオシです。

季節ごとに楽しめる十津川・熊野の旅

谷瀬の吊り橋は曲がりくねった国道を長時間走る深い山奥にあるので、なかなか訪れる事が難しい場所です。しかし、付近には世界遺産に登録された熊野大社や大峰山などの見所はいっぱい。観光地をうまくつなげば、かなり楽しいドライブルートとなります。春は吉野の桜。夏のキャンプや川遊び。秋は紅葉。特に冬は吊り橋から1時間半の川湯温泉がお勧め。冬季限定でオープンする河原の超巨大露天風呂「仙人風呂」は温泉好きにはたまりません。

訪れる季節によっても様々な楽しみがある絶叫・絶景スポット。熊野の世界遺産の旅は、ぜひ十津川のドライブをお勧めします。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2016/07/16 訪問

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