写真:いまづる めぐ
地図を見るフランスの南東に位置するリヨンはパリ、マルセイユに次ぐ第3の都市として親しまれ、星の王子様の原作者でもあるサンテグジュペリの出身地でもあります。またあの有名なポールボキューズレストランもリヨンから4kmにあり、食文化が豊富なことでも有名です。!
そんなリヨンに1年の中でもっとも多くの人が訪れるイベント、それが「フェット デ ルミエール」こと光の祭典!毎年行われているイベントで、町中が光であふれます。その年によって行われる日が違い、2016年は12月8日から10日の3日間、夜8時から夜12時までを予定しています。
多くの場所で行われているので、少し移動が多くなると思います。そんな時に街中では、「ヴァンショー」ことホットワインを多く見かけるようになりますが、見かけたらぜひ買ってみてください。寒い身体が一気に暖まりますよ。
写真:いまづる めぐ
地図を見る2014年は4日間で、約300万人が訪れたと言われているこの光の祭典。歴史は遡ること約160年前にも及びます。
1852年、聖母マリアの誕生日である9月8日に開催が予定されていましたが、ソーヌ川の反乱が原因で、12月8日に延期されました。しかし12月8日当日を迎え、またも天気が優れず、祭は中止されようとしていました。時間が経つにつれ、天気がやっと良くなり、リヨンの人々が自然に、窓際にキャンドルを置き始めたのです。
そしてその夜を迎えた時には、街全体が光であふれ、とてもいい天気だったことで、現在でも12月8日に光の祭典を行っているのです。ここ最近でプロジェクションマッピングの精度もより上がり、人々を虜にしている光の祭典ですが、リヨンの人々は今でも聖母マリアに感謝、祈りを込めてキャンドルに光を点します。
写真:いまづる めぐ
地図を見るリヨンの光の祭典で最も多くの人が集まり、だれもが楽しみにしている場所と言えば、「テロー広場」。2014年このテロー広場だけで、約80万もの人が訪れました。広場の建物に映し出されるマッピングは、一番迫力があり、そしてだれもが思わず立ち止まってしまいます。
今年、多くの人で賑わうこちらのテロー広場のプロジェクションマッピングを担当するのは「ジョセフ クチュリエ」。2013年の光の祭典では、同じく多くの人が集まる「ベルクール広場」を担当しました。
テロー広場近くには、オペラ座や市庁舎もあるのであわせて見るのがオススメ。光の祭典は多くの場所で行われていますが、どこも歩いて行ける範囲ですし、イルミネーションを見ることができるので、歩いていても飽きませんよ。
他にもノートルダム大聖堂、サン ジャン大教会、ベルクール広場など見所いっぱいなので、プログラムをよく見て計画を立ててくださいね。
パリからリヨンまでTGVで約2時間程、安く済ませたい方には格安電車のOUIGOやバスがオススメ!イベントはとても人も多く、スリやひったくりが多いので十分注意してください。
フランスの中でも最大級のプロジェクションマッピングですので、圧倒されること間違いなし!テロー広場は絶対に行く価値あり!リヨンはグルメの街としても知られていますので、ぜひ食も堪能してくださいね。
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この記事を書いたナビゲーター
いまづる めぐ
海外を中心に多くの場所を訪れて来ました。東京→フィリピン→フランス→ベトナム→大阪と転々としております!現在は数年後にヨーロッパで働く為に日本で準備中。ベトナムでは旅行会社に勤務していたので、ベトナム…
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(2025/2/18更新)
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