写真:安藤 美紀
地図を見る箱根フリーパスがあれば、箱根登山鉄道や箱根ロープウェイ、箱根登山ケーブルカーや箱根海賊船、箱根施設めぐりバス全線と、指定区間内の箱根バス、小田急箱根高速バス、東海バスオレンジシャトルが、何度でも乗り放題!さらに以上の観光割引特典もついています。
箱根を周遊する場合、色々な乗り物を使って観光をしても、5〜6時間あればかなり回れます。フリーパスは2日間有効と3日間有効ですが、様々な乗り物に乗り継ぐことを考えると、日帰りでも活用する価値は大!
箱根フリーパスは、大手旅行会社、小田急線全線の駅の窓口・自動券売機などで買うことが出来ます。自動券売機で買えるのは当日券のみ、窓口なら乗車1ヶ月前から購入可能です。ただし、旅行会社で事前購入した場合、発行手数料がかかってしまいます(涙)。箱根フリーパスは、まず売り切れることはないので、出発当日に自動券売機で買う方がベターです。
<箱根フリーパス 料金>
■新宿で購入する場合 2日間有効 5,140円、3日間有効 5,640円
■箱根で購入する場合 2日間有効 4,000円、3日間有効 4,500円
都内から箱根へ行くには、新宿〜箱根湯本駅間を結ぶ全車指定席のと特急電車・小田急ロマンスカーを使うと便利。展望席の車両が多く、旅情たっぷりの電車旅ができます。なかでも、「スーパーはこね」は小田原まで直通でいけるため人気です。早く箱根に行きたい!という方にはおすすめですよ。
特急券は、小田急線各駅で購入できるほか、電話・もしくはロマンスカーのサイトから、事前予約が出来ます。人気が高いだけに、予め特急だけは予約しておくのをオススメします。
<小田急ロマンスカー予約番号>
■小田急お客さまセンター 03(3481)0066
写真:安藤 美紀
地図を見る箱根の観光ルートは、小田急ロマンスカーと箱根登山鉄道が同じホームにあることから、箱根湯本から箱根登山鉄道を使い、反時計回りに周遊するルートが王道になっています。そのため、このルートは団体客も利用することが多く、常に激混み状態!
<箱根周遊 王道ルート>
箱根湯本駅(箱根登山電車)発〜強羅駅(箱根登山ケーブルカーに乗換)〜早雲山(箱根ロープウェイ)〜桃源台(箱根海賊船)〜元箱根(箱根登山バス)〜箱根湯本駅 着
実は、この逆ルートを巡った方が団体客と重なりにくく、スムーズに観光できるんです。そこで今回は、箱根登山バスに乗って、海賊船を目指すところからスタートします。※白いライオンのバス(伊豆箱根バス)は、箱根フリーパスが使えないので、注意してくださいね。
箱根登山バス「元箱根駅」から徒歩10分、海賊船乗り場に到着します。海賊船は、3種類あり順番に運航しています。一番人気は、2013年3月に運航を開始した、新しい海賊船「ロワイヤルII」。箱根フリーパスがあれば、気軽に3種類全ての海賊船を制覇することも出来ますよ。
写真:安藤 美紀
地図を見る海賊船「桃源台」駅から降りると、すぐ箱根ロープウェイ乗り場に繋がっています。一旦「大涌谷」で一度乗換えし、そのまま箱根ロープウェイで「早雲山」へ向かいましょう(箱根フリーパスがあれば乗り放題)。
硫黄の香り漂う「大涌谷」周辺では、モクモクとした白い煙が立ち込めています。箱根ロープウェイは四方がガラス張りで、360度パノラマビュー!活火山の凄まじい迫力を感じることが出来るロープウェイは、圧巻です。
※箱根の火山活動により、一時休止していた箱根ロープウェイ。2016年7月26日から全線再開されました。
写真:安藤 美紀
地図を見る箱根ロープウェイを満喫したら、箱根フリーパスを使い、箱根登山ケーブルに乗り換えます。「公園上駅」で一旦下車し、箱根美術館へ向かいましょう。ここは、なんといってもお庭の景色が格別!美しいお庭は、小田急ロマンスカーのポスターにも採用されています。
美術館としては小さい規模なのですが、鮮やな緑色の苔がびっしり生えた“苔庭”は、日本の美の素晴らしさを伝えてくれます。あまりの美しさに、立ちすくんでため息が出てしまうほど!紅葉の季節には、赤と緑の美しいコントラストを見ることが出来ますよ。
<箱根美術館>
■紅葉の見頃 毎年11月下旬
■箱根フリーパス提示 入館料100円引き
写真:安藤 美紀
地図を見る箱根と言えば“温泉”ですよね。旅の最後は、箱根フリーパスを使い、箱根登山鉄道の終着駅「箱根湯本」へ向かいます。「箱根湯寮」は、里山の古民家をイメージした日帰り温泉。嬉しい事に、箱根湯本駅から10分間隔で無料バスを送迎!3分で到着します。
箱根湯寮は、露天風呂が充実した温泉施設。貸切露天風呂が19個もあるので、カップルの方にもおすすめ。お湯の温度は43.5度、体が芯から温まるちょうどいい温度です。泉質はアルカリ性単純温泉で、女性に嬉しい美肌効果があります。
サウナの中で、熱した石の上にアロマ水をかける「ロウリュウサービス」は、箱根湯本では珍しいサービスなので、ぜひお試しを。スタッフの方が大きなウチワを使い、一人一人アロマの熱風を仰いでくれるんです。一気に汗と老廃物が溢れ出て、最高に気持良いですよ。
<箱根湯寮>
■箱根フリーパス提示 入浴料100円引き
<今回のご紹介したルート>
箱根湯本(箱根登山バス)発〜元箱根(箱根海賊船に乗船)〜桃源台(箱根ロープウェイ)〜早雲山(箱根登山ケーブルカー)〜公園上 ※箱根美術館〜強羅(箱根登山鉄道)〜箱根湯本 着
今回ご紹介したルートは、箱根ならではの乗り物をたくさん乗り継ぐので、箱根を充分満喫できます。箱根美術館は、秋の深まりを感じるお庭があるので、散策にピッタリ。旅の最後は、訪れる旅の疲れを癒やす、箱根湯本の箱根湯寮を訪れれば、ゆったり体を休められますよ。
箱根は、色々な乗り物を乗り継ぐことが出来るのも、楽しみの一つ。
広〜い箱根を観光するには、箱根フリーパスは欠かせません。箱根フリーパスを使えば「1日でこんなに遊べるの?」っていうくらい充実した一日を過ごせますよ。
2018年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/3/19更新)
- 広告 -