遺跡の“動物”に注目したい!スリランカの古都「ポロンナルワ」

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遺跡の“動物”に注目したい!スリランカの古都「ポロンナルワ」

遺跡の“動物”に注目したい!スリランカの古都「ポロンナルワ」

更新日:2016/11/29 12:09

浅井 みらののプロフィール写真 浅井 みらの 総合旅行業務取扱管理者、全国通訳案内士(英語)、世界遺産検定2級

スリランカの中央部に位置する仏教都市「ポロンナルワ」。11-13世紀まで首都だったため、当時建設された遺跡が多く残り、世界遺産に登録されるほどです。遺跡好きには数日間滞在したくなるほど魅力的な場所ですが、馴染みがないとどう楽しんで良いのか分からない場合も…。そんな時は自分なりの楽しみ方を発掘してみるのはいかがでしょうか。今回は遺跡の“動物”を探しながら巡るポロンナルワの魅力をご紹介します。

ひょうきんな顔が可愛い沐浴場

ひょうきんな顔が可愛い沐浴場

写真:浅井 みらの

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スリランカの首都コロンボから車で約4時間、古都「ポロンナルワ(Polonnaruwa)」に到着します。王族からの加護もあり、当時は仏教関係の遺跡が数多く建設されました。その遺跡が今でも多く残され、世界遺産として街自体が登録されています。

当時の王族が水浴びとして利用した「ニッサンカ・マーラの沐浴場 」。こちらでは珍しい動物、ワニの横顔が見られます。12世紀に建てられた遺跡ですが、ワニの口が大きく開いているのにも理由があるんですよ。実はこのワニの口から水が出て、沐浴場に注がれていたのです。ローマ風呂に登場するライオンのようで、どの国にも似たような発想があったんだと思えてきますね。

細かなレリーフが美しいムーンストーン

細かなレリーフが美しいムーンストーン

写真:浅井 みらの

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沐浴場の近くに置かれた「ムーンストーン」。当時の時代を代表する独特な遺跡です。半円のかたちをしており、一説では仏教の輪廻を表現してるといわれています。ポロンナルワにある他の遺跡の出入り口にも設置され、当時は数多く作られました。

外側にはゾウが描かれ、内側には馬の姿も見られますね。他にもライオンやウシが彫られたものもありました。しかし、時代と共にウシを神格化するヒンドゥー教の影響が及んだことで、ウシが彫られなくなります。登場する動物、しない動物にも理由があるんですね。

動物の石像と野生動物のコラボが見られることも

動物の石像と野生動物のコラボが見られることも

写真:浅井 みらの

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様々な重要決定事項が決められた、かつての「閣議場」。ここにも動物たちの姿が見られるんですよ。分かりやすいのが出入口に置かれた2体のライオン像。今ではサルの良き遊び相手に見えますね。ポロンナルワではサルが数十頭暮らしており、人間にも慣れています。遺跡見学をする際は、食べものや貴重品の管理には充分気を付けてくださいね。

曲線のカーブをいかしたゾウの手すり

曲線のカーブをいかしたゾウの手すり

写真:浅井 みらの

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建物全体が丸いかたちで建てられた「ラトナギリ・ワタダーゲ」。スリランカ独特のかたちですが、ご注目頂きたいのが四方に作られた出入口です。階段の手すりにはゾウらしい動物の横顔が。アーチのかたちに沿って長い鼻が綺麗に彫られていまね。その鼻の下にはライオンの姿も。2匹の動物が玄関で早速出迎えてくれます。

玄関の先には仏陀の姿。そしてそれを囲むレリーフにも…

玄関の先には仏陀の姿。そしてそれを囲むレリーフにも…

写真:浅井 みらの

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「ラトナギリ・ワタダーゲ」の最初の階段をあがり、更に奥へ進みます。見えてくるのは四方に置かれた仏陀とその仏陀に続く階段。階段の左右には守護を意味する石像が置かれています。まるで日本にある阿吽像のようですね。

その階段の段差部分を見ると、模様が彫られています。遠くから見ると何かのレリーフに見えますが、よく見ると小人か子ザルが何人も集まり、階段を支えているんですよ。1つ1つの表情が異なり、丁寧に彫られたことが分かります。些細な場所にまで手が加えられ、その細かさに驚きです。ほかにもこちらのムーンストーンは保存状態が良く、たびたびムーストンの参考写真として登場するほど。ぜひご注目してみてくださいね。

自分なりの楽しみ方を見つければ楽しみ方も倍増

遺跡の保存状態を良好に保つため、遺跡内に入る際は靴を脱ぎます。日中は石が熱くなっている場合がありますので、靴下を持参されることをおすすめします。また仏教関連の遺跡のため、露出が多い服は敬遠され、帽子は脱ぐことになります。

遺跡都市ポロンナルワでは様々な遺跡が多く残されてますので、まるで遺跡のテーマパークのようです。遺跡の楽しみ方は人それぞれ。自分なりに楽しい見方で訪れてみてくださいね。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/10/14 訪問

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