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写真:釜井 知典
地図を見る土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線奈半利駅から、車を走らせて約10分。奈半利川のせせらぎが聞こえるのどやかな場所に、「モネの庭 マルモッタン」があります。約8ヘクタールという広大な敷地には、「光」「花」「水」をテーマにした3つの庭園があり、約10万本の草花が四季折々の風景を見せてくれます。
今でこそ日々の喧騒を忘れさせてくれる庭園が広がるこの土地は、もともと工業団地にする計画でした。しかし、企業誘致に失敗し、方向性を180°転換。北川村の豊かな自然と、柚子とワインを通じたフランスとの交流を活かして、フランスの「モネの庭」を再現することにしました。
そして、本家「モネの庭」の管理責任者ジルベール・ヴァエ氏監修のもと、世界で唯一の分家「モネの庭」として、2000年4月にオープン。2009年には入場者数100万人を突破するなど、国外からも多くのファンを集めています。
写真:釜井 知典
地図を見るまず訪れたいのが「水の庭」。大きな池を取り囲むように、藤や柳、桜といった木々が植えられ、季節ごとの味わいを奏でてくれます。とりわけ5月中旬から10月末にかけて池を彩る睡蓮は見ものです。風が水面を揺らす瞬間は、あたかもモネの絵の中に入り込んだ心地を味わえるでしょう。
モネのファンでなくてもチェックしておきたいのが、10月下旬まで見られる青い睡蓮。本家の「モネの庭」では咲かせることができず、モネ自身もとうとう見ることが叶わなかった品種です。水の上で花開かせる青い睡蓮の佇まいは、まさに上品のひとこと。静謐(せいひつ)な色味で、見る人の心を落ち着かせてくれます。
写真:釜井 知典
地図を見るじっくりと花を観察したあとは、少し視野を広げてみましょう。池に浮かぶ緑色のボートや、太鼓橋など、モネの絵の中で見かけるモチーフがあちこちで見つかります。特に太鼓橋は、浮世絵に影響されたモネが好んで取り入れたジャポニズムの象徴。モネの魅力を形作る、和と洋の融合を肌で感じ取ることができます。
モネの絵画と同じ構図を実際に探してみるもよし、自分なりの構図を探してみるもよし。カメラや絵筆を取らずとも、いつの間にか静止した時間の中に入り込めてしまうところも、モネの庭の魅力です。
写真:釜井 知典
地図を見る「光の庭」では、キャリア中期にモネが描いた地中海の自然風景を再現。オリーブやヤシの木、ソテツ、アロエなど地中海付近の植栽と、柚子や堆金菊、ジャケツイバラといった高知の植栽を組み合わせた造園がなされ、エキゾチックながらどこか懐かしさも感じる、ここにしかない風景が広がります。
「花の庭」では、バラのアーチをはじめ、季節の花々がお出迎え。元気いっぱいの花たちが、日々の生活でつい忘れがちな季節感を思い出させてくれるよう。隣接されたフラワーハウスでは、睡蓮をはじめとした苗や観葉植物が販売されているので、旅のお土産にぜひ立ち寄っておきたいところです。
「モネの庭 マルモッタン」では、四季の写真展やフラワーパレット、楽団ライブに光のフェスタなど、時期によって様々なイベントも開催。また、現在は休業中ですが、高知の名産品をふんだんに使ったランチが食べられるカフェも人気です。2017年3月にリニューアルオープン予定ということなので、今から待ち遠しいですね!
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(2021/4/15更新)
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