写真:東郷 カオル
地図を見る台北のシンボル「台北101」。近くからでもキレイに撮影できるスポットはありますが、今回ご紹介したいのは台北101を含む台北の街の夜景が一望できる素晴らしいビュースポット。「象山」という標高181メートルというちょっとした山にある展望スポットです。象山には「象山自然歩道」が整備されていますので、スニーカー程度で登れます。
登山ルートは3つあり、象山駅を出たところに案内されている中強公園沿いから行く登山口ルートは、最短ではありますがかなり急勾配で大変です。おすすめは、同じく象山駅で降りて市立療養院まで歩き、そこから登るルートですので、体力に自信のない人でも楽しめます。
写真:東郷 カオル
地図を見る市立療養院ルートは、象山駅から3番出口を出て、まずは松徳路を目指します。地上に出る前に駅の改札付近にある地図で確認しておくと良いでしょう。2番出口から出ると、中強公園経由のキツい登山ルートの案内が出てきますので、体力に自信がない方は迷わず3番へ。出口から松徳路までは5分ほど。松徳路で右折。松徳路を右折するとなだらかな上り坂になります。突き当りを右折して、左方向の市立療養院の敷地内へ。病院の建物を右手に見て奥まで行くと写真のような象山歩道の案内が出てきます。
ここまで来ればばもう迷うことはありません。が、この案内から登山口までが結構急な坂道です。コンクリートで舗装されていますので問題はありませんが、筋肉痛になりそうな傾斜。しばらく行くと、大きな象の置物がいる登山口に到着します。
写真:東郷 カオル
地図を見る登山ルートは整備された階段がほとんどですが、雨の後は滑りやすくなっていますのでご注意ください。途中何度か分かれ道が出てきますが、基本的には上へ上への道を選べばOK。「六巨石」という案内板が出てきたらそちらに進めば間違いありません。「六巨石」の案内板が見当たらなくても、上へ上へ。
途中トイレもありますので安心です。道中も、ふと顔をあげると台北101が見え隠れしていますので、景色も楽しみながら登りましょう。
途中地元の方とすれ違うこともあるかと思いますが、道に不安な場合は積極的に話しかけましょう。身振り手振り、時には英語で道を教えてくれます。ですが、言葉がわかならくても基本、上へ上へです。
道の簡単さで選べば中強公園を経由する登山口ルートがおすすめと言えますが、やはり体力を考慮するとこちらの市立療養院ルートがおすすめ。参考までに健脚の筆者ですと、市立療養院入口から頂上付近の展望スポットまでは約20分。のんびり歩く人でも療養院入口から30分もあれば頂上付近の展望スポットに到着できるでしょう。
写真:東郷 カオル
地図を見る象山には途中の展望スポットも含めて、数か所に展望スポットがあります。中には「六巨石」と言われる大きな岩の上から景色を眺める人も。巨石より少し上に眺めの良い展望スポットが2カ所ありますので、三脚を立てたりする場合にはこちらがおすすめ。譲り合って景色を楽しみましょう。
夕方には混雑しますので、暗くなる前に到着するほうが良いでしょう。お天気が悪くても、墨絵のような写真が撮れますので、曇りくらいだと登ってみるのも手ですね。雨は足元が危ないのでおすすめできません。
写真:東郷 カオル
地図を見る帰りはキツい登山口ルートを一気に降りましょう。途中何人もの人にすれ違うと思いますが、皆一様にぐったりと疲れ果てています。市立療養院ルートがどれほど楽なルートだったかを思い知らされるでしょう。下りとはいえ、ものすごい傾斜ですのでお気をつけて。途中ちょっと低い場所に展望スポットがありますが、登山口から上った人はここで諦める人もいるくらいです。
写真は下りきった時に撮影した登山口。夜暗くなってから登るなら、人の多いこちらの登山口をおすすめします。
筆者は金曜日の夕方前に一人で市立療養院ルートで登りましたが、人とすれ違ったのは3組だけ。暗くなってからこのルートだと不安を感じると思います。明るい時間帯なら間違いなく市立療養院のこのルート(象山駅3番出口)をおすすめしますが、暗くなってからでしたら、人の多い中強公園経由の登山口ルート(象山駅2番出口)をおすすめします。
急勾配の最短距離を一気に駆け上がるか、比較的なだらかな道をのんびり歩くか。時間や同行メンバーによって選ぶと良いでしょう。
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(2024/10/3更新)
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