写真:藤谷 愛
地図を見るウィーン中心地のランドマークである「シュテファン大聖堂」は、高さ137メートルの巨大な南塔に目を奪われる、ゴシック建築の大聖堂。この大聖堂前にも、11月中旬からクリスマスマーケットが建ちます。また、大聖堂広場から斜めに伸びる目抜き通り「グラーベン」には写真にある巨大シャンデリアのようなイルミネーションが通りを飾ります。石造りの美しい建築物と調和するデコレーションには感動必至!この通りをブラブラするだけでも心が躍ってしまいますよ。
なお、シュテファン大聖堂は、入場料を払えば南塔に上ることもできます。月〜土の夕方5時半まで見学できるので、冬の時期ならウィーンの煌めく夜景を眺めることも可能です。
写真:藤谷 愛
地図を見る前述したグラーベン通りを抜け、左に伸びる「ホーフブルク王宮」までの100メートルちょっとの短い通りが「コールマルクト」。写真のようにシンプルですが、美しいイルミネーションが通りを彩ります。この通りの先には、前述した王宮のライトアップがあり、通りの両脇には、ザッハトルテで有名な「デメル」や、ティファニーやグッチなどの高級店もズラリと並ぶので、各店舗の趣向を凝らしたクリスマスデコレーションを眺めながらブラブラ歩きを楽しむことができます。
通りを抜けた王宮には、「シシィ博物館」など、皇妃エリザベートの生涯をたどることのできる見ごたえのある博物館がいくつかありますので、たっぷり時間をとって見学してみてください。
世界文化遺産にも登録されている、シェーンブルン宮殿。女帝マリア・テレジアの居室など、一般公開されているロココ調の宮殿内部には、豪華で上品な調度品も多数あり、オーストリア・ハプスブルグ家の絶頂期をインテリアからも見ることができます。
宮殿前の広場ではクリスマスマーケットが建ち、工芸品やクリスマスデコレーションの為のオーナメントなど、お土産にもできるブースがあります。美しくライトアップされた宮殿とマーケットの灯りがマッチする人気スポットです。
ウィーン市庁舎と同じリング通りに並ぶ「ウィーン自然史博物館」と「美術史美術館」に挟まれているマリア・テレジア広場。そして、その正面には、ウィーンのアート&カルチャーの中心地でもある「ミュージアム・クオーター」(以下、MQ)があります。巨大な施設の内部には、クリムトのコレクションなどを所蔵するレオポルド美術館があり、アートショップにはポップでオシャレなグッズも並びます。午前中から午後にかけて、美術マインドの観光に没頭し、日が暮れたら広場でのクリスマスマーケットを楽しんでみてはいかがでしょうか?
MQから出てきて正面のマリア・テレジア広場に着いたら、まず後ろを振り返ってみましょう。MQの建物の壁には、アートの中心地らしく、毎年趣向を凝らしたビデオプロジェクションを投映しています。マーケットは、後述の市庁舎前広場のマーケットと比べると人ごみもそれほどではないので、グリュー・ヴァイン(ホットワイン)やプンシュ(ホットカクテル)を、映像と共にゆっくり楽しんでみてください。
写真:藤谷 愛
地図を見るアイススケートリンクもできる市庁舎前のマーケットはウィーンで一番のクリスマススポットです。約150の屋台ではホットワインやスイーツ、ソーセージなどの飲食に加え、オーナメントや手工芸品など色とりどりの商品で埋め尽くされます。一つ一つのブースをぜひじっくりと眺めて歩くには2時間はかかりますので、防寒対策と余裕を持ったスケジューリングが重要。
お子さんと一緒の観光であれば、市庁舎内部も必見です。クリスマス期間中は、子供のハンドメイド教室や無料のお菓子が配られるなど、イベントもたくさん。イルミネーションも広い敷地に趣向を凝らして配置されていますので、イルミ、お土産探し、美味しいウィーングルメ、と一挙にクリスマスムードを高めてくれる場所です。
ご紹介したほかにも、大小たくさんのマーケットがウィーン市内にはありますが、多くのマーケットの期間が、2016年は11月11日〜12月26日となっています。各マーケットの期間や営業時間はバラバラですので、詳細に関しては、記事下「関連MEMO」にあるサイトを参考になさってください。
この記事の関連MEMO
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(2024/3/19更新)
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