写真:浅井 みら野
地図を見る1819年にオープンし、毎年250万人以上が訪れる「プラド美術館(Museo Del Prado)」。16-17世紀を中心に時のスペイン王家が集めたコレクションが展示されています。スペインで活躍したエル・グレコの作品が多く展示されているのが特徴です。他にもフランシスコ・デ・ゴヤの作品「裸のマハ」や「着衣のマハ」があり、一度は見た方も多いはず。
■入場無料■
月曜-土曜 18:00-20:00
日曜・祝日 17:00-19:00
特別展は半額
写真:浅井 みら野
地図を見るプラド美術館は毎日無料で入れる時間を設けているのが特徴です。年3回以外に休館日がないのも時間が限られた旅行者にとっては嬉しいですよね。美術館中央部に設けられたミュージアムショップは、センスある雑貨やかわいいおみやげが販売され、多くの人が立ち寄ります。ほかにもスペイン風オムレツなどのスペイン料理を気楽に食べられるカフェテリアも人気な場所のひとつです(美術館閉館30分前までオープン)。
写真:浅井 みら野
地図を見る親子2代のコレクションが輝く「ティッセン=ボルネミッサ美術館(Museo de Arte Thyssen-Bornemisza)」は、プラド美術館から徒歩5分ほどの距離にあります。個人が保有するコレクション数は、1位の英国エリザベス女王に次ぐ数なのだから驚きですよね。宮殿を美術館用に改築したので、人が住んでいるような雰囲気が今も残っています。
■入場無料■
月曜 12:00-16:00
常設展のみ
写真:浅井 みら野
地図を見るサーモンピンクの壁が珍しいですが、ゆったりとした心地良い空間に感じられます。16-20世紀の作品が多く、宗教画からポップアートと幅広い作品を見ることができます。ほかにもフィンセント・ファン・ゴッホやクロード・モネなど印象派の作品が多く展示されているのも特徴です。フラッシュ撮影以外の写真撮影も許可されている太っ腹ぶりです。
写真:浅井 みら野
地図を見る最後はマドリード中央駅・アトーチャ駅のすぐ近くにある「ソフィア王妃芸術センター(Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofía)」です。近現代美術の展示が中心で、旧病院から改装された建物自体から既にスタイリッシュさが感じられます。建物周辺にも彫刻作品が点在してますので、ぜひ訪れた際は巡ってみてくださいね。一番有名な作品はパブロ・ピカソの「ゲルニカ」。予想以上に大きい実物と、モノトーンが出す迫力がすさまじい作品です。
■入場無料■
月曜-土曜日・祝日 19:00-21:00(火曜定休)
日曜 13:30-19:00
年4回ほど無料にする特定日あり
誰もが芸術を楽しめるよう配慮された入場無料の設定。直前には大勢の方が美術館入り口に集まり始めますので、30分ほど前に到着されるのがおすすめです。世界レベルで有名な絵画を思う存分堪能できるチャンス。せっかくの美術館側の恩恵、ぜひ活用してくださいね。
この記事を書いたナビゲーター
浅井 みら野
イタリア生まれ、ドイツ育ちの日本人です。まだまだ知られていないけど、魅力的な土地を世界、国内問わず紹介しています。ヨーロッパ、アメリカ方面が多いですが、呼ばれればどこへでも。冬はゲレンデに出没すること…
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