俵山温泉(山口県)の魅力!湯につかって、食べてぶらり散策

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俵山温泉(山口県)の魅力!湯につかって、食べてぶらり散策

俵山温泉(山口県)の魅力!湯につかって、食べてぶらり散策

更新日:2017/01/27 13:20

村井 マヤのプロフィール写真 村井 マヤ 中国・九州文化的街並探検家

山口県長門市の山間の温泉である俵山温泉は、平安時代の延喜16(916)年に発見されたという歴史ある湯。江戸時代には毛利藩直営の湯治場、明治時代以降は、3つの共同浴場それぞれが優れた効能によって名湯として評判に。現在は20数軒ある宿のほとんどが内湯を持たず、2つの共同浴場を外湯として湯治客が利用しています。温泉も魅力ですが、街並みも魅力の俵山温泉郷。食べて、歩いて温泉街を楽しんでみませんか?

伝統ある湯の郷「俵山温泉」へ

伝統ある湯の郷「俵山温泉」へ

写真:村井 マヤ

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山口県長門市にある俵山温泉は、1000年以上の歴史ある湯で、環境省が指定する「国民保険温泉地」の1つです。ちなみにこの「国民保険温泉地」は全国に24ヵ所しかありません。国民保険温泉地とは、「医師の協力を得て温泉の保険的利用促進することが期待できる条件を備えた温泉地」のことです。一見鄙びた温泉街ですが、ゆっくり街を歩いて、のんびり温泉に浸かってみればその素晴らしい湯に感動されることでしょう。
俵山温泉は、昔ながらの湯治場風情を残した日本でも数少ない温泉地です。小さな町ですが、町全体が温泉街としての機能を果たしています。また戦前より研究者による科学的分析が行われた温泉地でもあります。

俵山温泉へは、自家用車かバスで向かわれると便利でしょう。バスなら長門湯本駅から約20分から40分で、しかも1時間に何本か便数がありますので、それほど不便ではありませんよ。冬には雪がちらほらする俵山温泉ですので、運転に自信のない方などは、バスの利用がおススメです。アクセスにつきましては、下記MEMOをご覧くださいね。

伝統ある湯の郷「俵山温泉」へ

写真:村井 マヤ

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俵山温泉バス停から熊野神社方向の写真です。写真中央の鳥居の左側が、俵山温泉を利用する方などが自由に駐車ができる「湯町区駐車場」になっています。宿泊をされる方もこちらに駐車可能ですよ。

リウマチや神経痛に効能がある「町の湯」でまずは体をほぐす

リウマチや神経痛に効能がある「町の湯」でまずは体をほぐす

写真:村井 マヤ

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俵山温泉の宿は、ほとんどが内湯をもっていません。内湯を持ち、露天風呂などを設けるようになったのは戦後のことなので、内湯を持たない旅館がほとんどの俵山温泉は、湯治場としての原型をほぼ備えていると言えるでしょう。(内湯を持っている旅館も2軒ほどありますよ)

リウマチや神経痛に効能がある「町の湯」でまずは体をほぐす

写真:村井 マヤ

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俵山温泉の湯は、「飲んで効く」とも言われます。飲泉ができるということはそれだけ温泉が新鮮である証でもあります。

飲泉所は、「町の湯」の入口付近とすぐ近くにあるもう1つの外湯である「白猿の湯」にもあります。飲み湯は、1回に約90mlから180mlが適量で、それを1日3、4回それも空腹時に飲まれるとより効果的。俵山温泉の飲み湯は、便秘や肥満症、胃酸過多、糖尿病などに有効とのことですが、重症の方は医師の判断を仰いで下さいね。
惜しみなく流されている飲泉所の温泉がなんだかもったいないですけど、この豊富な湯量は感動ですよね。
飲泉所の温泉は、持ち帰り可能ですが、その際には専用容器を購入してそれに入れて持って帰りましょう。

温泉入浴後に、適量を飲用されるのは構いませんので、ぜひお試しあれ!温泉の後は、のんびり休憩室で休んでお帰りくださいね。
また、長湯は禁物ですよ。長くて20分くらいの入浴で、十分なんですよ。

リウマチや神経痛に効能がある「町の湯」でまずは体をほぐす

写真:村井 マヤ

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写真は、「町の湯」の浴場の様子。手前が源泉かけ流しです。「町の湯」は泉源の中でも一番古く、強い還元力、豊富な水素を含んだ泉質を維持しています。また、毎日すべての湯を入れ替えて自然湧出する湯を4時間かけて溜めています。温泉をとても大切にしている俵山温泉の湯は最高ですよ。

泉質は、アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性温泉)、泉温41.2度、pHは9.9度です。そのすばらしさは実際に入浴してみて感じてくださいね。

もう1つの外湯「白猿の湯」では、露天風呂も楽しめます

もう1つの外湯「白猿の湯」では、露天風呂も楽しめます

写真:村井 マヤ

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俵山温泉には、ペットも入浴できる外湯があり「白猿の湯」と呼ばれています。平成16(2004)年に改築、源泉は主に共同浴場の1つであった「川の湯」の湯を活用しています。浴槽1号湯は源泉かけ流しで、浴槽2号湯、露天風呂は俵山温泉5泉源を活用して混合泉で使用。浴場は広くて快適、2号湯にはマイクロナノバブルを設置しています。
1階に売店、足湯、飲泉所、ペット湯を完備、2階は喫茶、和洋食レストラン「涼風亭」を開店しています。売店では新鮮な野菜など地元特産品を販売しています。
ちなみにペット湯は、11時から17時までで、予約が必要。

もう1つの外湯「白猿の湯」では、露天風呂も楽しめます

写真:村井 マヤ

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「白猿の湯」に一歩足を踏み入れると、温かい雰囲気の喫茶コーナーが。ここは2階にあたります。喫茶ではピザなどの軽食とコーヒーなどがいただけます。

もう1つの外湯「白猿の湯」では、露天風呂も楽しめます

写真:村井 マヤ

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「白猿の湯」の露天風呂の様子。「町の湯」には露天風呂はないので外気にあたりたいときには、露天風呂もおススメです。

「白猿の湯」併設のレストラン「涼風亭」でランチも

「白猿の湯」併設のレストラン「涼風亭」でランチも

写真:村井 マヤ

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涼風亭は、和洋折衷料理、コース料理、オードブルなど気取らずカジュアルに食事ができるレストランです。営業時間は11時から15時、17時から20時までとなっていますので、俵山温泉での昼食、夕食などに利用して下さいね。

「白猿の湯」併設のレストラン「涼風亭」でランチも

写真:村井 マヤ

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「白猿の湯」のあった場所には旅館があり、岸元総理が定宿にしてたそうです。その旅館の名残である数寄屋造りの建物「涼風荘」をレストラン「涼風亭」から眺めることができます。
少人数のお食事会などに利用できますよ(要予約)。

「白猿の湯」併設のレストラン「涼風亭」でランチも

写真:村井 マヤ

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レストラン「涼風亭」の料理の一例で長州鳥のお料理。地元の野菜をふんだんに使用した魅力的なメニューとなっています。季節によってメニューも変わります。俵山温泉に宿泊してランチや夕食をこちらでいただくのも良いでしょう。

俵山時間〜散歩してたまには買い物も・・

俵山時間〜散歩してたまには買い物も・・

写真:村井 マヤ

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俵山温泉には、さまざまな旅館があります。なかには、江戸時代からある老舗の旅館から、ペットも一緒に泊まれる宿。また古い旅館の建物を利用した、田舎暮らしの宿「ゆうゆうの宿」という施設もあります。こちらは、長門市に移住を考えている人が「お試し暮し」を体験できる施設でもあります。もちろん湯治目的の方も利用できるので、気になる方は宿泊を検討されても良いでしょう。「ゆうゆう」については、下記MEMO「俵山温泉へおいでませ」をご覧ください。ちなみに「ゆうゆうの宿」がある場所には「紺屋旅館」がありました。元旅館の趣も味わうことができますよ。

俵山時間〜散歩してたまには買い物も・・

写真:村井 マヤ

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俵山温泉で食品や雑貨を買う場合は、いわばコンビニエンスストアのような役割をしている「俵屋商店」が便利です。雑誌からお酒まで生活に必要なものはある程度揃いますよ。
朝は7時くらいから夜8時くらいまで営業していますので、俵山温泉の日々もそんなに不便ではないでしょう。

また、俵山温泉のお土産といえば“三猿まんじゅう”。よくあるお饅頭ですが、素朴でリーズナブルで、しかも美味しいのです。癖になる味で、パクパクっと食べてしまいますよ。このお饅頭を作って販売しているお店は「福田泉月堂」と「松永松琴堂」です。型に材料を入れて焼いているところも、タイミングが良かったらご覧になれますよ。

俵山時間〜散歩してたまには買い物も・・

写真:村井 マヤ

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素朴な自然がそこかしこに残っている俵山温泉郷では、清らかな水辺を好む蛍の光を楽しむことも出来ますよ。
蛍の季節に俵山温泉に宿泊して、蛍の優しい光を眺めるのも素敵な時間となるでしょう。

湯につかり、散歩して、本を読んだり寝たり食べたり・・のんびり時間

俵山温泉は、昔ながらの湯治風情を残す温泉街。本来なら1週間くらいのんびりしたいものです。でも、忙しい現代人にはなかなか難しいことでしょう。最初は1泊からでもよろしいので、湯につかって、散歩をし、宿で本を読んだり、そのあとまた温泉に行き、お腹がすけば「三猿まんじゅう」を食べたり、ランチをしたり、ゆっくり俵山時間を楽しんで欲しいものです。俵山温泉では、温泉の効果と温泉街に流れる至福な時間が、心と体をリフレッシュしてくれますよ。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/10/27 訪問

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