写真:きちこ
地図を見る小笠原諸島の観光のメインにする方も多い「南島」。
やはりここの景色ははずせないでしょう。
ここ南島は、父島から船で入島します。南島に入島するにはいくつかのルールがあり、東京都が認定する自然ガイド同行でないと行くことができません。また最大で2時間までしか島にいることができないこと、1日当たり100人までしか入島できない決まりになっています。また、入島すること自体もとても大変で、波が落ち着いていることや、着岸の条件などがそろわないとそもそも引き返すことになってしまいます。そんな貴重な自然が残る南島、ここで見たいのは島の上から見下ろす「扇池」。石灰岩の沈水カルスト地形の島で白い砂浜とコバルトブルーの海の色がなんとも美しいです。もちろん砂浜にも行くことができます。
南島に行くには、小笠原内で募集しているガイドツアーに申し込みをするのがよいでしょう。また、入島できない時期もあるので事前によく確認が必要です。
写真:きちこ
地図を見る「中山峠」は父島の港から車で約15分ほどの場所から遊歩道を20分ほど登った場所にあるところで、歩いてしか行けないスポットです。
北側は真下に小港海岸、コペペ海岸、遠くに二見湾が望め、南側は南袋沢の谷合やブタ海岸、南島周辺の島々など、360度展望を楽しむことができます。写真は中山峠から小港海岸を見下ろした景色。島の美しさを実感です。ここには野ヤギも生息していて、ほとんどの確率で出会う事ができます。海と原生林がなんとも言えない小笠原らしい自然を感じられる場所です。南島に比べ、観光で訪れる方が少ないので、ゆっくりトレッキングを楽しむことができます。足元はちゃんと整備されているわけではありませんのでしっかりした靴で行ってください。
写真:きちこ
地図を見る三日月山展望台は父島の西側の海を望む展望台で、通称「ウェザーステーション」と呼ばれています。
標高204mの三日月山にある展望台。車で行くことができます。ここから見る水平線に沈む夕日はとっても美しいです。小笠原で見る太平洋はずっと先まで広がっていて、地球の大きさを感じます。時期によっては陸からのホエールウォッチングができることも。また、天気に恵まれれば母島までも見ることができます。夕日を見るならここがおすすめ。海の景色がきれいなので、昼間に来てのんびり過ごすのも癒されます。
自然の雄大さを感じることができる小笠原諸島。
東京竹芝から25時間半かけて船で行く価値のある自然が残っています。その自然が織りなす景色。どこを写真に写しても絵になるのが小笠原諸島ですが、25時間半かけて行くならバッチリ写真を撮っておきたいですよね。
ご紹介したスポット、是非一度訪れてみてください。
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(2023/12/4更新)
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