写真:中島 誠子
地図を見る都内から車や電車で約1時間半〜2時間の場所にある、茨城県の筑波山。2つの山(男体山と女体山)からなります。
筑波山は「西の富士、東の筑波」として富士山と並び称され、朝夕に山肌の色を変えるところから「紫峰」とも呼ばれています。筑波山は『万葉集』や『古今和歌集』をはじめ、数多くの名歌のなかにうたわれてきました。
霊峰として古くから山岳信仰の中心となり、修験場でもありました。
西峰の男体山頂に筑波山大神・いざなぎのみことを、東峰の女体山頂に筑波山女大神・いざなみのみことの二神を祀っています。この二神が山頂の天浮橋(あめのうきはし)に立ち、手にした鉾の先から滴を垂らすと、それが日本の国になったと古事記に記されています。
また、いざなぎのみことといざなみのみことが結婚し神々を産み、国産みをされたことから、縁結び、夫婦和合、家内安全、子授けなどの御神徳があるとされています。
筑波神社の境内は拝殿からなんと山頂まで!!約370ヘクタールもあります。こんなに広い神社は他にあるでしょうか。本殿は各山頂にありますが、山麓に拝殿があります。まずはパワースポットの1つ、拝殿で参拝をしましょう。
写真:中島 誠子
地図を見る大人気のパワースポット。筑波山神社の境内にある、樹齢約800年、幹まわり9.8m、高さ32mの大杉。
参拝する拝殿に行く手前、随身門の右横にありますのでお見逃しなく!
とにかく大きな木に圧倒されます。じわじわとパワーが出ているような、でも大きな腕で包み込んでくれるような優しささえ感じられる、不思議な木なんです。
大杉ににタッチしてたくさんパワーをもらいましょう。
写真:中島 誠子
地図を見る神社の拝殿の左奥に進むと、御神水が湧き出る場所があります。
参拝者のお清めの水はここの水を使用しています。
濁りのない透き通った水がこんこんと湧き出ています。水に触れると、自分が清められているようなありがたい気持ちになれます。
ぜひ御神水に触れてみてくださいね。お水からもパワーをもらいましょう!
お水をペットボトル等に入れて持ち帰ることも可能で、沸騰させれば飲むこともできます。
写真:中島 誠子
地図を見る御神水のある場所の真横の階段を上るとすぐ「朝日稲荷神(別名:出世稲荷)」があります。
その名の通り、事業繁栄の御神徳があるとされています。
筑波山神社の拝殿で縁結び、夫婦和合、家内安全、子授けなど祈願した後、ここで出世祈願もできるんですよ!
急な階段になりますので、滑りにくい靴で行ってくださいね。
写真:中島 誠子
地図を見る筑波山神社から車で3分位、山を下りた場所(道なり)に「筑膳」というお店があります。築約100年の古民家を改築したお蕎麦屋さん。
田舎のおばあちゃん家に遊びに来たようなほっとする場所ですが、店内は畳の古いお部屋にシャンデリアがあったり、囲炉裏を囲んだテーブル席があったりとモダンでおしゃれな空間になっています。
和室のお部屋は広々していて、お食事をしながらお庭の風景も楽しめます。お店のお勧めは手打ちの二八蕎麦。その中でもとろろ蕎麦が美味しい。なかなか切れないとろろの弾力には驚きです。
お座敷があるので、お子様連れの家族にも人気です。
旅のしめはここで、美味しいごはんからパワーを頂いて帰りましょう。
筑波山神社で参拝の後、神社の境内から5分位上に登って行くと、ケーブルカー乗り場(宮脇駅)があり、そこから山頂(山頂駅)へと行くことができます。お時間のある方はぜひ山頂まで行ってみてください。山頂駅までは約8分間で行けます!
また、秋冬の空気の澄んだ時期は山から見下ろす景色がより一層綺麗に見えます。女体山側のロープウェイでは「スターダストクルージング」と称し、秋冬の期間中夜の運行をしており、夜景と星空を楽しむことができます。関東平野を一望!スカイツリーや東京タワーまで見ることができます。昼間とは違う筑波山の楽しみ方を味わってはいかがでしょうか。
ケーブルカーとロープウェイの詳しい運行情報につきましては、「筑波山観光鉄道株式会社」のホームページまたはお電話でご確認ください。
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(2023/12/8更新)
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