怪し懐かし可愛い京都!大人女子が夢中の昭和レトロ雑貨店4選

怪し懐かし可愛い京都!大人女子が夢中の昭和レトロ雑貨店4選

更新日:2022/04/28 09:12

小々石 曲允子のプロフィール写真 小々石 曲允子 昭和文化・レトロ旅愛好家、神秘の杜ナビゲーター
行楽シーズンの京都は、人気の観光名所ほど混雑していて疲れるものです。
そんな観光疲れをひととき癒すためにも立ち寄っていただきたいのが、ちょっぴりディープなレトロショップ。
実は京都は、昭和レトロな雑貨やおもちゃを扱うお店が非常にハイレベルで面白いのです。レトロ・フリークの筆者が自信を持っておすすめする4店をご紹介します!

あの頃がきらめく圧巻のお宝空間!「いっぽう堂」

あの頃がきらめく圧巻のお宝空間!「いっぽう堂」

写真:小々石 曲允子

京阪「墨染」駅から程近くの路地裏の古民家にお店を構える「いっぽう堂」。
以前は堀川三条にお店がありましたが、2022年4月に現地に移転オープンしました。

あの頃がきらめく圧巻のお宝空間!「いっぽう堂」

写真:小々石 曲允子

主に1950〜80(昭和30〜60)年代頃の雑貨やおもちゃが盛りだくさんの店内。
開業前からのコレクションで現在ではお宝化しているマジンガーZなど「超合金」のフィギュア類のほか、企業の販促用に製作されていた看板類やノベルティグッズも豊富で、当時の吊り広告や看板などが賑やかにディスプレイされた店内は、眺めているだけでも楽しい!

今にはないビビッドなルックスのアイテムを見上げていると、あの頃の日常の一コマ、暮らしの記憶までもが甦って来る気がします。

あの頃がきらめく圧巻のお宝空間!「いっぽう堂」

写真:小々石 曲允子

また今回のお店では、昭和の女の子が愛用していた雑貨や玩具類、お人形だけを集めた小部屋が設けられていて、女子にとってはとりわけ嬉しい空間に!
王道のファンシー系やガーリーレトロなアイテムだけではなく、90年代に人気を博したセーラームーンのグッズなどもありますよ。

<基本情報>
住所:京都府京都市伏見区
(お店までの道順はインスタグラムの写真でご確認ください)
営業時間:土・日曜日 13:00〜20:00
アクセス:京阪電鉄・墨染駅より徒歩約5分

70’sのガーリーレトロ花盛り!「アネモネ雑貨店」

70’sのガーリーレトロ花盛り!「アネモネ雑貨店」

写真:小々石 曲允子

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今熊野バス停近くの坂道の先に続く閑静な住宅街。うっかり見過ごしてしまいそうな小さなアトリエ風のお店のドアを開けると、そこにはレトロポップな雑貨やドールたちで埋め尽くされた可愛らしい空間が。

「アネモネ雑貨店」は、1970年代を中心とした昭和レトロな駄玩具、文房具、お人形系のアイテムとハンドメイド雑貨のお店です。
同時代のアメリカン・レトロなお人形や雑貨なども置かれています。

70’sのガーリーレトロ花盛り!「アネモネ雑貨店」

写真:小々石 曲允子

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最近製作されたハンドメイド作品も、70年代のヴィンテージ・ファブリックを使用したものなど、この時代のスタイルを好んで取り入れたものが多数。
現在では入手困難な当時のアクセサリーパーツやボタン、柄物ファブリックといった手芸材料そのものも一部扱っていて、こうした素材類も人気を集めています。

70’sのガーリーレトロ花盛り!「アネモネ雑貨店」

写真:小々石 曲允子

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ガーリーでキュートな数々のアイテムの中にも、よく見るとレアだったりユーモラスなデザインのものがあったりと、店主さんのセレクトセンスがキラリと光るお店でもあります。

小さいけれど、あの時代のレトロ可愛いエッセンスがぎゅっと詰め込まれたお店。ディスプレイもステキですよ!

<基本情報>
住所:京都府京都市東山区今熊野南日吉町203
営業時間:13:30頃〜夕方 不定休
(不定休のため、必ず事前にSNSやHP記載の電話などで確認を行ってください)
アクセス:京都市バス「今熊野」バス停より徒歩約10〜15分

レトロ風ハンドメイド雑貨も!「para lucirse」

レトロ風ハンドメイド雑貨も!「para lucirse」

写真:小々石 曲允子

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「para lucirse(パラルシルセ)」は、京都中心部の繁華街・河原町や京都市役所からも程近い寺町の雑居ビルにあるお店。
階段を上った3階、扉の向こうに広がるファンシーカラーで彩られたスペースには、楽しいトイルームのような雰囲気があります。

レトロ風ハンドメイド雑貨も!「para lucirse」

写真:小々石 曲允子

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懐かしい昭和のおもちゃからファンシー文具、外国製のレトロ雑貨、乙女なルックスのハンドメイド小物に至るまでの幅広いラインナップは、「大人になりきれなかった大人のための雑貨屋」というお店のコンセプトにかなったものばかり。

なくても困らないけど、もしあったら少しだけハッピーな気持ちになれる。ムダで貴重な遊び心いっぱいのアイテムたちが、大人女子の"ワクワク"をくすぐってくれます。

レトロ風ハンドメイド雑貨も!「para lucirse」

写真:小々石 曲允子

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店内奥のスペースでは、ハンドメイド作家さんやアーティストさんの個展や期間限定ショップのイベントも頻繁に開催されています。
店内で常設販売されているキュートなハンドメイド作品も含め、お気に入りの一点モノが見つかる楽しみがこちらのお店にはありますよ!

<基本情報>
住所:京都府京都市中京区寺町通二条西入る ナカムラビル3階
営業時間:12:00〜18:00 月・火曜休
アクセス:地下鉄・京都市役所前駅11番出口より徒歩約5分、京阪・三条駅より徒歩約10分

時代を越えたジャパニーズレトロ!「舞妓骨董店」

時代を越えたジャパニーズレトロ!「舞妓骨董店」

写真:小々石 曲允子

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京都随一の観光地である花街・祇園の至近に位置し、建仁寺、京都えびす神社などの有名寺社、歌舞伎が上演される南座からも程近い場所にある雑貨店「舞妓骨董店(舞妓アンティークス)」。

こちらのお店は、大正〜昭和初期に製作されていた日本固有の磁器人形・サクラビスクドールを取り扱う「京都千玉堂さらすく社」がプロデュースするお店です。

時代を越えたジャパニーズレトロ!「舞妓骨董店」

写真:小々石 曲允子

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店内にはサクラビスクドールに限らず、同時代のアンティーク雑貨、さらには戦後の1950〜80年代初め頃までのレトロなアイテムも数多く置かれ、愛らしく味わいのある昔の雑貨やお人形たちが時代の枠を越えて集められています。

様々な時代のレトロが何の違和感もなく共存する小さな異空間で、想定外の可愛いお宝も発掘できるかも!?

時代を越えたジャパニーズレトロ!「舞妓骨董店」

写真:小々石 曲允子

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元々は外国人向けのスーベニール店としてオープンしましたが、立地の良さもあって、現在では日本人観光客や地元の人も多く訪れています。
観光途中にも立ち寄りやすいお店ですので、ジャパニーズ・レトロの魅力を再発見してみてくださいね!

<基本情報>
住所:京都府京都市東山区小松町157
営業時間:不定休(事前にSNSやHP記載の電話で営業日時をご確認下さい)
アクセス:京阪・祇園四条駅より徒歩約4〜5分、阪急・河原町駅より徒歩約7〜8分

京都で出会う魅惑の昭和レトロの世界

京都にあるレトロ雑貨店、いかがでしたか?
まるで子供の頃のおもちゃ箱の中に迷い込んでしまったかのような懐かしさ、楽しさを味わえるのは、レトロを扱うショップならではの魅力です。またひと口にレトロと言えども、お店によってカバーしているアイテムや時代の範囲、コンセプトは異なりますので、巡ってみてお気に入りのお店を見つけるのも楽しいですよ! 

午後から開店するお店が多いですが、比較的便利なロケーションにあるお店が多く、一日のうちに何店かをハシゴして回ることも十分可能。
不定休のお店もあり、また営業日や時間が変更になる場合もありますので、各店のSNSやHPなどで事前にご確認の上で訪れていただくと良いでしょう。

2022年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/11/09−2022/04/17 訪問

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