廃墟の街・雷電温泉に残る最後の秘湯宿!北海道「三浦屋旅館」

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廃墟の街・雷電温泉に残る最後の秘湯宿!北海道「三浦屋旅館」

廃墟の街・雷電温泉に残る最後の秘湯宿!北海道「三浦屋旅館」

更新日:2016/11/19 22:04

北海道西部、日本海に面する雷電温泉はかつて大いに発展し、9軒のホテルや旅館が立ち並ぶ温泉地でした。しかしその後街は衰退の一途をたどり、現在は「三浦屋旅館」一軒を残して廃墟の温泉となっています。そんな絶滅の危機に瀕する雷電温泉の歴史を守る三浦屋旅館では、外から丸見えの露天や、不思議な混浴スタイルの内湯などで、その貴重な温泉に浸かることができるんです!

廃墟の街・雷電温泉

廃墟の街・雷電温泉
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1963年に開湯した北海道岩内町の雷電温泉。断崖絶壁の雷電海岸を望む温泉地としてかつては人気を集めましたが、現在その隆盛の面影は朽ち果てたホテルや旅館以外目にすることができません。

国道229号沿いに突如現れる廃墟の街は、荒々しい日本海の景色とも相まって、かなり物寂しいものになっています。吹き付ける強風によって窓ガラスが割れ中がむき出しになっている建物もあります。危険ですので近寄らないようにしてください。

この廃墟の雷電温泉すがその温泉を現在を守り続ける宿が1軒だけ存在しています。それが「三浦屋旅館」です。

高台へ向かう

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「三浦屋旅館」へは国道229号から高台へと続く細い山道を進んでいきます。分かれ道には宿の看板が設置されているので、それを目印に進んでください。また途中かなり道が狭く離合が困難なだけでなく、けもの道のような箇所もあるので、運転にはかなり気をつけてください。

高台にある宿に到着すると、そこからは荒々しい日本海の景色が広がっています。義経や弁慶の伝説が残る雷電海岸です。弁慶の刀掛岩や弁慶の薪積岩といった景勝地は圧巻の光景となっています。

最後の宿・三浦屋旅館

最後の宿・三浦屋旅館
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海を見渡すように佇んでいる三浦屋旅館。2016年現在で雷電温泉に残る唯一の宿です。白い外観がとてもよく映えている、絶景のオーシャンビュー旅館となっています。

日本各地には多くの一軒宿が存在していますが、三浦屋旅館のように周りの宿が全て無くなって一軒宿となったケースは珍しいものになっています。
和室6部屋しかない小さな宿ですが、そのアットホームな雰囲気とリーズナブルな価格が人気を集めています。日帰り入浴も可能で、500円で雷電最後の湯に浸かることもできます。

男女別、と思いきや実は…

男女別、と思いきや実は…
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三浦屋旅館の内湯は男女別に分かれています。決して広い湯船であったり綺麗な設備が整っているというわけではありませんが、昔懐かしい風情がただよう味のある浴室です。

このお風呂、よく見ると奥の壁の手前に細長い通路があるのが分かります。実はこれ、隣の浴室にそのまま繋がっている秘密の通路なんです!そのため直接隣は見えませんが、一応この通路によって混浴風呂となっています。

雷電温泉の泉質は「カルシウム‐硫酸塩泉」で火傷や切り傷などによく効きます。宿ではこの源泉を加水無しでそのまま使っており、若干湯温も熱めとなっています。雷電温泉を味わえる唯一の場所なので本当に貴重な存在です。

外から丸見えの露天風呂

外から丸見えの露天風呂
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内湯とは別に、完全混浴の露天風呂もあります。しかし場所はなんと宿の駐車場の目の前!玄関に向かう際にはほぼ確実に見えてしまう場所です。宿泊すればグループ単位で貸し切りにして利用することもできますよ。

実際は宿の宿泊者や日帰り入浴客以外通ることはないので、誰かに見られる心配はありません。そしてもちろん露天風呂からは雷電海岸の景色を見ながらのんびりお湯に浸かることができます。

貴重な雷電の湯

雷電温泉に唯一残る宿、三浦屋旅館。他の場所では決して味わうことのできない貴重な雷電の湯を、大切に守るこの宿は訪問する価値大だと思います!近くにはスキー場もあるので、冷えた身体を暖めるのにも最適です。ぜひ一度入りに行ってみてください!

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/09/08 訪問

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