写真:小林 理沙
地図を見るオセアノグラフィコ(Oceanografico/Oceanografic)のゲートを抜けると、目の前にドンと構えるこの建物。1年にわたって晴天の多い地中海性気候のバレンシアでは、銀色のラメで描かれたような絵や文字が太陽光に反射してきらめいています。
通常、オセアノグラフィコへの入場券を持たずには敷地内へ入ることができませんが、レストランのみの利用の際は、予約しておき、入り口で予約名を告げると、係員がレストランの予約客名簿を調べて入れてくれます。
写真:小林 理沙
地図を見る「スブマリノ(Submarino)」は、スペイン語で「海底」という意味の言葉。その言葉が表すように、「スブマリノ」はまるで海底にいるような気分の味わえるレストランです。
先ほどの「オセアノグラフィコ」の文字がキラキラする建物を正面に見て斜め右に進むと、すぐにレストランの建物が見えます。こちらもまたユニークなデザインです。建物に入ったら、水面から海の底に行くように階段を降りましょう。
写真:小林 理沙
地図を見る円形のレストランの中心部に天井からは、まるでクラゲが水中を泳いでいるかのような浮遊感のある茶色がかった黄色いオブジェがいくつも吊り下げられています。
それを見ながら、階段を下りてレストランのフロアに着くと、建物を囲む壁全体が水槽になっているのが視界に入ります。深い海のようにディープな青が印象的な水槽で、無数の銀色の魚が周遊して、実にムーディー。
食事時間が若干遅いスペインですので、ランチは13時から、ディナーは21時からになっています。HPの予約欄や電話、メールでご予約できます。
(電話番号、メールフォームは、関連MEMOリンク先の最下部にあります)
写真:小林 理沙
地図を見るランチタイムは35ユーロ、39ユーロ、45ユーロのコースがあります。前菜を2品、デザートを一品共通メニューの中から、メインディッシュをそれぞれのコースのオプションから1品選ぶスタイル。
どのコースにも魚料理、肉料理の他、米料理があります。さすがはスペインを代表する米料理パエリア発祥の地のバレンシア。地中海料理が主体ですが、うどんやキヌアといった食材を使った料理もあります。
ディナータイムは、50ユーロのコースの他、アラカルトメニューから料理を選べます。写真は、39ユーロのランチコースのメインディッシュのアンコウとアーティチョークの米料理です。
写真:小林 理沙
地図を見る2002年に開館した「オセアノグラフィック」は、2016年現在、欧州最大の海洋水族館です。ユニークな建物が敷地内に点在しますが、この水族館があるのが「芸術科学都市」と呼ばれる一帯です。スペイン人建築家サンティアゴ・カラトラバが主に手がけました。
地中海、太平洋、大西洋の生物などとテーマ毎にパビリオンが分かれています。各パビリオンは近未来的な建物で、地下に水槽があります。敷地の総面積はなんと11万平方メートル!
水族館に入るには入場券が要りますが、入り口からレストラン「スブマリノ」までの短い距離の間にも、池にいるペリカンやフラミンゴの群れを見ることができます。ヨーロッパ随一の規模を誇る水族館見学をしたい方は、入場券をお持ちになって広々とした構内をご覧ください。
オセアノグラフィコが所在する「芸術科学都市」は、2015年公開のディズニー社のハリウッド映画『トゥモローランド』のロケ地にもなりましたので、映画好きの方は是非、「芸術科学都市」全体に足をお運びください。
水族館見学なしで、オセアノグラフィコのレストラン「スブマリノ」でお食事をお考えの方は、是非レストランに予約をしてください。昼も夜も食事を楽しめますが、「芸術科学都市」がライトアップされ更に幻想的な姿に変わる夜は「スブマリノ」もよりロマンチックです。
是非、オセアノグラフィコのレストラン「スブマリノ」の日常生活から切り離された世界観を一度体感してください!
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