ベトナムで買いたい!「バッチャン焼き」素朴なデザインの魅力

| ベトナム

| 旅の専門家がお届けする観光情報

ベトナムで買いたい!「バッチャン焼き」素朴なデザインの魅力

ベトナムで買いたい!「バッチャン焼き」素朴なデザインの魅力

更新日:2016/12/01 15:46

結月 ここあのプロフィール写真 結月 ここあ 旅行ブロガー

ベトナムのハノイから車で30分ほどのところにある「バッチャン村」は焼物の村です。この村で焼かれる「バッチャン焼き」は、手描きで描かれるトンボや蓮や菊の花の模様など、自然を描いた素朴なデザインが魅力です。温かみもある器はベトナム料理や和食にも合うことからお土産としても人気があります。今回は100軒もある工房の中から「バッチャン・コンサベーション」をご紹介します。

100軒もの工房

100軒もの工房

写真:結月 ここあ

地図を見る

「バッチャン村」はハノイの南東にあり、車では30分ほどで行くことができます。村全体が陶器専門店で約100軒ほどの工房が軒を連ねています。村の人口は約5000人で、90%近くが陶器作りに従事していることから、焼き物の村と呼ばれています。
この村で焼かれたものだけが「バッチャン焼き」といわれ、他のところで焼かれたものはバッチャン焼きと同じ柄でも偽物です。安く売られているものは、なんちゃってのこともあるので、裏側の刻印(BAT TRANG)を確認してくださいね。

「バッチャン・コンサベーション」は、村の入り口から5分ほどのところで、村内1・2を争う大きな工房です。工房の中は買い物ができるスペースから、このように絵付けをしているところも見ることができます。
ひとつひとつ丁寧にあっという間に描きあがる様は、まさに熟練の技です。バッチャン焼きといっても、決しておばあさんが焼いているわけではないんですよ(笑)

素朴さが人気!

素朴さが人気!

写真:結月 ここあ

地図を見る

バッチャン焼きが知られたのは15世紀頃で、中国が近いことから影響を受けたといわれ、明の時代には貢ぎ物として献上されていました。
日本では安土桃山時代に「安南焼」として輸入され、茶人たちの間でも珍重されたそうです。
素朴さを残した手描きの模様とくすんだ色合いがマッチして可愛いです。

独特の素朴な絵柄が魅力

独特の素朴な絵柄が魅力

写真:結月 ここあ

地図を見る

バッチャン焼きは身近にある自然を描いた素朴なデザインが多く、菊の花やトンボ・金魚・蓮の花などが多く描かれています。それぞれ描かれた絵にも意味があって、トンボは幸運・蓮の花は純粋・菊の花は金運ともいわれていて、縁起も担いでいます。
最近は古典的な伝統柄から、モダンな絵柄へと変わりつつありますが、やはりこのような伝統柄が人気です。

厚めでしっかりとした陶器は扱いやすく丈夫で、ベトナム料理には勿論、日本の家庭料理にもしっくり合います。カップ&ソーサーから小鉢・皿・鍋敷きなど種類も柄も多いのでお土産にもぴったり!
運がよければ買い得セールコーナーで、ほとんど難がわからない程度の器もあって、皿なら日本円で500円程度からありますよ。お気に入りの一品が見つかるかもしれません。

良質な土壌がバッチャン焼きを生んだ

良質な土壌がバッチャン焼きを生んだ

写真:結月 ここあ

地図を見る

小さな器ばかりではありません、このように大きなものも作られています。ベトナムらしく龍や蓮が華やかに描かれてます。

どうしてバッチャン村が焼き物の村になったのかというと、ハノイの川は水が濁っていますが、これは汚れているわけではなくて、粘土質の土壌だからです。バッチャン村近くの大河ホン川(紅河)の運ぶ土は特に良質なことから、焼くと風合い豊かな色に仕上がります。そんなことからバッチャン村で焼物が焼かれるようになったのでしょう。

時間があれば、バッチャン陶器市場に行くのもお勧め。日本では見かけない柄もあり、日本よりも安く買うこともできます。

バッチャン焼き

いかがでしたか、バッチャン焼きはお土産にも自分用にも欲しくなりませんか。ベトナムは可愛い雑貨が人気ですが、このようにベトナムらしい陶器もあります。ハノイからも車で30分ほどのバッチャン村に行けば、お気に入りの物が見つかるかもしれません。
なお、バッチャン村へはローカルバスやタクシーでも行くことができますが、陶器村バッチャンツアーもありますので、ベトナム初心者の方はツアーがお勧めです。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/10/23−2016/10/26 訪問

- PR -

旅行プランをさがそう!

このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpで複数旅行会社からまとめて検索!

条件を指定して検索

トラベルjp 旅行ガイド

トップページへ戻る

トラベルjpで一緒に働きませんか? 旅行ガイド編集部では運用サポートスタッフを募集中です!

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ