写真:池田 みる
地図を見る行田にて「のぼうの城」関連地巡りを始めるなら、まずは忍城(おしじょう)跡地へと向かいましょう。石田三成により水攻めにあったにも関わらず、耐え抜いた忍城。そのため、別名「浮き城」とも呼ばれているのです。
そんな忍城の本丸があった跡地には、現在行田市郷土博物館があります。ここでは、忍城のことはもちろんのこと、日本一とも謳われた行田の足袋についての展示物がたくさんあります。行田市観光をするなら、まずはここで行田について学んでから回ることをオススメしますよ。
ちなみにここでは、日にち限定で「よろいを着よう」というイベントを開催しています。実際によろいを着てみるチャンスなので、この日を狙って行くのもありですよ!
写真:池田 みる
地図を見る最初に紹介した行田市郷土博物館からそのまま見学に行けるのが、忍城御三階櫓です。明治6年に取り壊されてしまった御三階櫓ですが、昭和63年に再建されたのです。御三階といいますが、中は四階まであり、最上階からは行田市の街が一望できますよ。
さらに、中は資料館となっているので、見ごたえあり!行田の歴史が盛りだくさんですよ。ちなみに、この周辺は忍城址公園として整備されているので、のんびりと過ごすにももってこいの観光スポットとなっています!
写真:池田 みる
地図を見る小説を読んで、そして映画を見て、正木丹波守のファンになったという方は多いのではないでしょうか。小説・映画のラストでも、武士をやめて戦で亡くなった人を供養するため寺を建てると話していた正木丹波守。
そのお寺は、現在でも行田市に残っています。それが、高源寺です。戦で亡くなった人たちの供養塔、そして正木丹波守のお墓もここにあります。今でも多くの人がお墓参りに訪れているんですよ。
ちなみに、正木丹波守が建てた時と、場所は変わってしまっていますが、現在高源寺があるこの場所は、石田三成の陣屋跡という説もあるのです。
写真:池田 みる
地図を見る石田三成が忍城の水攻めの際に、陣取った場所がこの丸墓山古墳です。ここからは、忍城が良く見えるということから、この場所だったんだそう。古墳の目の前に行くと、階段が続いています。せっかくなら上からの景色を見るために、頑張って登りましょう!
そんな丸墓山古墳があるのは、さきたま古墳群です。丸墓山古墳以外にも多くの古墳が残されているので、見て回ってみるのもオススメですよ。また、さらに時間がある方にオススメしたのが、さきたま緑道です。この古墳群がある古墳公園からお隣の鴻巣市にある北鴻巣駅まで続いているさきたま緑道。遊歩道が整備されているので、のんびり散歩するのもいいですが、自転車道もあるので、レンタサイクルで駆け巡るのもあり!このさきたま緑道には、様々なオブジェがあることでも知られており、アート好きにはたまらない場所かも!?
写真:池田 みる
地図を見るここで紹介する写真が、丸墓山古墳から忍城方向を見た景色です。この写真の中に、実は忍城跡地にあった御三階櫓があるんですよ。この場所から、石田三成が忍城を見ていたと思うと、なんだか不思議な気分。
また、この丸墓山古墳に登る前に歩いていると見られるのが、石田堤があったことを示す碑です。水攻めをするにあたり、1週間で約28kmに及ぶ堤を作ったとも言われており、その凄さには驚かされます。さきたま古墳群の駐車場から、この丸墓山古墳へと続く道には、石田堤があったとされていますので、そんなことを思いながら散歩をしてみてはいかがですか。
行田市での「のぼうの城」関連地巡りはいかがでしたでしょうか。小説や映画を思い出しながら回ると、いつもと違う観光を味わえちゃいますよ。
また、行田市観光案内所に申し込みをすると、5名以上のグループであれば無料で観光ガイドをしてくれる「観光ボランティア」もぜひ利用したいところ。コースも5つ用意されており、「のぼうの城コース」もありますよ!その他、何名からでも参加できる有料のガイドコースもあるので、一人旅の方や、少人数での観光をお考えの方もご安心ください!自分たちだけで回るのは不安という方、詳しく行田のことが知りたいという方は利用してみてもいいかもしれませんね。
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(2024/3/28更新)
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