新名物の唐沢そば“やまっち”とは?信州山形村・蕎麦集落「そば幸」

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新名物の唐沢そば“やまっち”とは?信州山形村・蕎麦集落「そば幸」

新名物の唐沢そば“やまっち”とは?信州山形村・蕎麦集落「そば幸」

更新日:2017/11/22 19:34

西藤 カオルのプロフィール写真 西藤 カオル

長野にあるけど山形村。水が豊かで水車による製粉業で栄えた唐沢地区には、“そばっ食い”に名の通った蕎麦集落があります。それもそのはず、このあたりは蕎麦粉も自家栽培が多く、紛れもない地粉100%の手打ち蕎麦が食べられるのです。

そんな唐沢そばにも「やまっちそば」という新名物が登場しました。村特産の長芋が新食感で蕎麦とコラボした逸品。蕎麦集落にある昔懐かしい古民家の「そば幸」で頂いてみましょう!

サラダ街道を越えるとそこは蕎麦の里

サラダ街道を越えるとそこは蕎麦の里

写真:西藤 カオル

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山形村は、長野自動車道より松本IC及び塩尻北ICから車で20分程のところにあります。前方に北アルプスの雄大な山々を望みながら、のどかな田園風景が続く日本アルプスサラダ街道をドライブしていると、すぐに蕎麦屋ばかりが軒を連ねる「唐沢そば集落」に到着です。

この地域ではその昔、信濃川を水系とする唐沢川の水を利用した水車による製粉業が盛んでした。製粉の合間、挽きたてのそば粉で手打ち蕎麦をもてなしているうちに評判を呼び、自然と蕎麦屋が増えていったといいます。

サラダ街道を越えるとそこは蕎麦の里

写真:西藤 カオル

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唐沢そば集落には道沿いに7軒の蕎麦屋が並び、話題の「やまっちそば」は、この7軒のうち6軒(※)で提供しています。どの店も美味しい蕎麦が出てきそうな店構えで、村とともに歴史を刻んでいるような風格が漂います。

お店選びは嬉しい悩みになりそうですが、この6軒の中でも、豪農を思わせる広い屋敷と日本庭園を持ち、蕎麦以外の郷土を生かしたサイドメニューも豊富な「そば幸」はおススメです。

※美佐和では提供していません。

田舎に帰ったような古民家一軒家

田舎に帰ったような古民家一軒家

写真:西藤 カオル

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古き良き時代を彷彿させる古民家の一軒家がお店になっており、カラカラカラと玄関の引き戸をあけると、土間と上がり框(かまち)のある昔懐かしい“田舎のおばあちゃんの家”のような空間が広がります。

平日も地元の人がやってくるので昼時はちょっと混雑しますが、大広間の席を待つ人々で賑やかな様子は、田舎に親戚が集まったようにアットホーム。大広間も趣がありますが、晴れた日なら軒下の開放的なテラス席もおススメです。

昭和レトロに包まれる

昭和レトロに包まれる

写真:西藤 カオル

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ちゃぶ台に座布団、レトロな箸立てに年代物の湯呑。醸し出すものが思いっきり昭和レトロですが、もちろん演出ではありません。長年、普段使いされていたものがそこにあるから味わいがあります。人によってはノスタルジーに浸れ、人によってはデザインや美術的要素を楽しんだりできる場所かもしれません。

昭和レトロに包まれる

写真:西藤 カオル

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中に入ると大広間に続く廊下があり、部屋は襖(ふすま)で仕切られ、ホントに普通の民家なのです。大広間には、4〜6人が腰かけられそうな細長いテーブルが宴会場のようにいくつも並び、テーブルの上にはお茶の入ったポットと湯呑がセット。お茶請けに野沢菜が皿いっぱいにあるところは、長野に来たことを実感させてくれます。

新名物「やまっちそば」には定義あり!

新名物「やまっちそば」には定義あり!

写真:西藤 カオル

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席に着いたら、何をおいても「やまっちそば」をオーダーです!山形村の名産である長芋と手打ち蕎麦のコラボであることは冒頭でご紹介しましたが、登場した蕎麦には麺のように細長く切られた長芋がどっさり山高く盛られています。

ここで、「やまっちそば」の定義をみてみましょう。

一、 蕎麦は手打であること。
一、 麺状に切った山形村産の長芋を付けること。
一、 二種類以上の薬味を付けること。
一、 温・冷は問わないが、冷製はぶっかけで食べられるよう、皿そばとする。

長芋が細長く千切りにされているので食感はシャキシャキです。それなのに喉ごしはツルッとして、まさに新食感!その上、とろろ蕎麦のように、芋がツユに溶け沈んで食べ残しているようなジレンマからは解放され、長芋を最大限に味わい綺麗に食べきることができる点が非常に優秀な「やまっちそば」。唐沢そばの新名物にして、なかなかの逸品です。

隠れた極上品!長野の「馬刺し」

隠れた極上品!長野の「馬刺し」

写真:西藤 カオル

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「やまっちそば」のなんたるかがわかったところで、蕎麦とともに「そば幸」で食べられる豊富な一品料理もご紹介しましょう。

万人に人気な地元野菜や山菜の天ぷらといったスタンダードなものから、鴨肉、鴨のからあげといった通(つう)が好みそうなものまで並びます。しかし、「そば幸」に来たなら馬肉料理こそ外せません。信州は知る人ぞ知る、馬肉文化の根付いた地域ですが、馬肉料理を提供する店は少なくなりました。ここではぜひ、「馬刺し」をお召し上がりください。

馬刺しに使用される肩バラの霜降り肉は、牛とは違って口の中でとろりと溶けてしまう極上の食感。その上、高たんぱく低脂肪とヘルシーです。おろし生姜やニンニクを醤油に合わせていただきましょう!

唐沢そば集落に登場した新名物「やまっちそば」は、地元愛を感じる地産地消から生まれた新食感のとろろ蕎麦です。季節を問わず人気の蕎麦ですが、新蕎麦を狙うならば冬。この時期は大変混み合いますが、それだけの価値はあります。再訪して、この集落の蕎麦を食べ比べをしてみても面白いですね。

そば幸の基本情報

住所:長野県東筑摩郡山形村7259
電話番号:0263-98-2075
アクセス:塩尻北IC、松本ICから車で20分程
営業時間:11:00〜14:00(木曜定休)

2016年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/11/13 訪問

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