ニューヨークの大人気観光スポットとして有名なセントラルパークは、年間約3,500万人の観光客を迎える1873年にオープンした広大な都市公園です。ニューヨーク市民のオアシスでもあり、週末になると、ジョギングをしたり芝生に寝転がってピクニックを楽しむ人々を見かけます。
園内には動物園、植物園、ストロベリーフィールズ、ベルヴェデーレ城、ベセスダ噴水広場、ボウ・ブリッジ、デラコート・シアター、乗馬道、スケートリンクなど有名な観光スポットがあります。時間があればゆっくり散歩やピクニックを楽しむのも素敵ですが、レンタル自転車や自転車タクシー、ウォーキングツアー、馬車をうまく使って広大な公園を効率良く見て回るのもおすすめです。
ニューヨークを舞台にした多くの映画やドラマの舞台としても登場することから、世界で最も多く映画やドラマの撮影が行われている場所としても有名です。映画を見ていて「あの映画のあのシーンってセントラルパークのあそこで撮影されたんだ!」と気づくこともしばしば。
セントラルパークで撮影された作品といえば『SEX and the CITY』、『ゴシップガール』、『魔法にかけられて』、『恋人たちの予感(1989)』、『食べて、祈って、恋をして(2009)』、『メン・イン・ブラック3(2012)』、『セレンディピティ(2001)』が有名です。
ベセスダ噴水広場は『ゴシップガール』のブレアの結婚式や『魔法にかけられて』のジゼル姫がミュージカルを繰り広げたシーンに登場。アイススケートリンクでは『セレンディピティ』の主人公の二人が思いを交わすロマンティックなシーンが撮影されています。
写真:ナカヤ アキ
地図を見る大富豪ロックフェラーにより造られた1939年竣工の複合施設ビルで、全米で一番大きいと言われるクリスマスツリーやスケートリンクがおなじみの人気スポットです。特に毎年11月下旬から12月上旬にかけて行われるクリスマスツリーの点灯式は、テレビ中継はもちろん世界中から観光客が訪れることで有名です。
アメリカテレビネットワークの四天王でもあるNBCのスタジオがあることから、セレブに遭遇しやすい場所としても知られています。
ロックフェラー・センターも数多くの映画やドラマに登場します。
スケートリンクは『ホームアローン2(1992)』でマコーレ・カルキン扮するケビンと家族が再会をしたり、『オータム・イン・ニューヨーク(2000)』ではリチャード・ギアとウィノナ・ライダーがデートした場所として登場します。
少し変わり種では、『スパイダーマン1(2002)』はロックフェラー・ルーフトップ・ガーデンズで撮影撮影されました。『ゴッドファーザー(1972)』、『虚栄のかがり火(1990)』、『アニー(1982)』、『マンハッタン(1979)』、『ある愛の詩(1970)』にも登場しますよ。
写真:ナカヤ アキ
地図を見る1931年竣工のエンパイアステートビルディングもニューヨーク観光では外せないスポットの一つとして有名です。2001年の同時多発テロで世界貿易センタービルが破壊されて以来、ニューヨークで最も高いビル(443メートル)で、国定歴史建造物にも指定されるニューヨークのシンボルの一つです。夜に灯る上層部のイルミネーションも人気で、イベントや記念日に合わせて配色が変わります。
エンパイアステートビルディングも数多くの映画やドラマなどに登場しました。古くは『ウエストサイド・ストーリー(1961)』のオープニングや『キングコング(1933)』でキングコングがビルに登るシーンは特に有名です。
『めぐり逢えたら(1993)』ではトムハンクスがメグライアンと出会うシーンに、『インデペンデンス・デイ(1996)』では、宇宙からの侵略者のターゲットにされてしまうシーンで登場します。
写真:ナカヤ アキ
地図を見る1871年竣工のグランド・セントラル・ステーションはミッドタウンのマンハッタンにある最大のターミナル駅です。ボザール様式の傑作として有名で、天井に天文図が輝く中央ホールは特にフォトジェニックで内観の写真を撮るためだけに訪れる人も多い人気スポットです。
ザガットなどで高ランクに位置づけされる世界的に有名なオイスターバーやショッピングモールも併設されているので、時間があればゆっくり過ごしたい名所です。
グランド・セントラル・ステーションも人気のロケ地として様々なシーンに登場します。『ゴシップガール(2007−1012)』の第1話の冒頭で主人公のセリーナがマンハッタンに戻ってくるシーンで登場します。
SFやファンタジー映画に登場することも多く、『メン・イン・ブラック2(2002)』では宇宙人が暮らしているコインロッカーがこの駅に置かれていたり、『アベンジャーズ(2012)』や『ヒューゴの不思議な発明(2011)』『アルマゲドン(1998)』、『インデペンデンス・デイ』などにも登場します。
写真:ナカヤ アキ
地図を見る1940年創業のアメリカを代表する宝飾店「ティファニー」。ハイエンドのブランドショップが軒を連ねるフィフスアベニューでのショッピングと言えば「ティファニー」の名が挙がり、特筆すべきことがないほど世界的に有名なショップの本店ですよね。
多くのセレブが足繁く通い、カメラを片手に記念撮影をする観光客も大勢いることでとでも有名なニューヨークを代表するランドマークの一つです。クリスマス前には建物全体に電飾デコレーションが施され、さらに美しく変身します。
ティファニー本店もまた、これまで映画やドラマの舞台となってきました。
オードリー・ヘップバーン主演の『ティファニーで朝食を(1961)』が特に有名ですよね。オードリー・ヘップバーン扮するホリーがティファニーのショーウィンドウの前で朝食を食べるシーンがあまりにも有名で、今でもファンの聖地として訪れる人もいるほどです。このティファニー本店はニューヨークで一番有名な映画のロケ地と言っても過言ではないでしょう。
あまりにも『ティファニーで朝食を』のイメージが強いティファニーですが、他にも多くの作品の舞台となっています。『メラニーは行く(2002)』の主人公のメラニーが彼からプロポーズされるシーンは実際にティファニーで撮影されました。人気ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』や『グリー(2009−2015)』にも登場します。『グリー』ではレイチェルとカートがティファニーの前で朝パンとコーヒーを食べるというシーンがありました。
ご家族や女子旅、恋人との旅行で楽しめる映画に登場したスポットをご紹介しました。上記のスポットはどれもニューヨークでは有名な観光名所ですが、映画といういつもと違う視点で訪れると、それまでのイメージと違うニューヨークを再発見できるかも。
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(2024/4/19更新)
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