千光寺山ロープウェイ乗り場までは、JR尾道駅から徒歩で約15分。またはJR尾道駅からバスを利用して約5分の長江口バス停で下車すると、ロープウェイ乗り場の山麓駅まで歩いてすぐ行くことができます。
ロープウェイの運賃は、片道280円(往復440円)です。定員は30名、15分間隔で運行しています。山麓駅から山頂駅の千光寺公園までは約3分間で到着です。
ロープウェイが上がっていくたびに見えてくる尾道の街並みと瀬戸内海の景色に感動すること間違いなしでしょう。途中で千光寺も見えてきて、ロープウェイは更に上へ。乗車時間は、わずか3分間ですが気持ちも上げてくれる楽しさがありますよ。そして山頂駅に到着です。
千光寺公園の頂上にある展望台からは尾道市内が一望できます。そして瀬戸内海の島々も眺めることができ、天気の良い日には四国連山も見えます。
川のように見えますが、これは尾道水道といって海。向かい側に見えるのが向島です。尾道から、向島を通って今治までの島々がしまなみ海道といって、橋でつながっています。ちなみに尾道から向島は渡船を使って約5分、なんと100円で向島まで行くことができるのです。
他にも島々への連絡船や作業船などが通っていますので、展望台から見える尾道水道の景色とともに船を見ているのも楽しいと思います。
尾道と向島を結んでいるのが、ここから見える尾道大橋と新尾道大橋。サイクリングやドライブで人気の、しまなみ海道の本州側の起点の橋になります。この橋から眺める、尾道の街並みもおすすめです。
昼間だけではなく、夜の展望台から見る夜景は、夜景100選に選ばれるほど。また恋人の聖地に認定されているので、人気のデートスポットです。ただしロープウェイの営業時間が、9:00〜17:15のため、夜景を見るためには車か徒歩で展望台まで行く必要があるので注意が必要です。駐車場から展望台までは5分ほど歩きますが、ライトアップされているので安心して歩けますよ。
千光寺山ロープウェイの山頂駅から始まる文学のこみちは、全長約1kmの遊歩道です。自然石に尾道にゆかりのある作家の詩が刻まれています。ここには碑が約25あるので、歌の碑を一つ一つ読みながら、時には尾道水道の景色を見ながらのんびり散策すると気持よく帰ることができますよ。
ただし文学のこみちは階段等がありますので、ベビーカー等では下れません。
尾道のシンボル「千光寺公園」は展望台から景色を見るのはもちろん、坂を歩いて楽しむこともできます。また夜景も素晴らしく、春にはさくらの名所100選に選定されているだけあって一面桜に覆われます。秋には「尾道菊花展」が開催されるので四季折々の表情を楽しむことができますよ。
訪れる時間や季節によって、より一層楽しめると思います。ぜひ実際に行かれてみることをおすすめします。
この記事の関連MEMO
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索