日本最大級にして歴史的フリマ「世田谷ボロ市」へGO!

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日本最大級にして歴史的フリマ「世田谷ボロ市」へGO!

日本最大級にして歴史的フリマ「世田谷ボロ市」へGO!

更新日:2016/12/04 21:32

小谷 雅緒のプロフィール写真 小谷 雅緒 ツアーコーディネーター&ガイド

毎年12月15・16日と1月15・16日に開催される「世田谷ボロ市」は、戦国時代から続く、由緒あるフリーマーケットです。21世紀に入ってからは、すっかり知名度が上がり、観光バスツアーが組まれるほどの人気。外国人の姿も多く見られます。フリマというより蚤の市と呼んだ方が適していると思われる、近年の世田谷ボロ市。周辺住民にとっては、これに行かずして年末年始は語れません!

平日でも雨天でも12月15・16日と1月15・16日に開催

平日でも雨天でも12月15・16日と1月15・16日に開催

写真:小谷 雅緒

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世田谷ボロ市の開催場所は世田谷代官屋敷付近、通称「ボロ市通り」とその周辺になります。東急世田谷線の上町が最寄り駅です。各日20万人の来場者があり、世田谷線も特別ダイヤが組まれ、周辺も大掛かりな交通規制が引かれます。

開催日は明治時代から、平日でも雨天でも12月15・16日と1月15・16日と決まっており、この日が週末に当たると、輪をかけて混雑します。開催時間は朝9時〜20時までとなっておりますが、照明があるとはいえ、暗くなると商品が見にくいので、実質的な買い物は夕方までと言えるでしょう。初日が最も込み合い、人気の店は早々に品切れます(後述)。

フリマから蚤の市へ、中古品から新品へ。変貌するボロ市

フリマから蚤の市へ、中古品から新品へ。変貌するボロ市

写真:小谷 雅緒

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市の名称の通り、元来は「ボロ」、つまり古着やボロ布の販売がメインでした。次第に年越しのためのお金の工面をするフリマになり、初市(1月15・16日)の場合は、正月も終わり、これまた不要となったモノを片付ける意味合いが強かったようです。要は断捨離。

しかし、現在ではプロの骨董商はもちろん、食品や生活雑貨、植木や神棚まで売られています。本来の古着(もちろん着物)を筆頭に、全体的に「和」テイストが多いため、外国人にも人気です。中古の反でも1000円程度で見つけられ、まとめ買いする外国人の姿が見られます。

名物「代官餅」を賞味する!!

名物「代官餅」を賞味する!!

写真:小谷 雅緒

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世田谷代官屋敷前のボロ市本部で発売される「代官餅」は、ボロ市の名物です。歴史的にはまだ40年程度ですが、ここでしか製造・販売されない希少性とその味の評判から、各日長蛇の列(30分は並んで当たり前)ができます。

つきたての餅5〜6個を1パックとして、あんこ、きなこ、からみ(大根おろし、海苔、ネギ、鰹節を醤油で和えたもの)の3種類があります。各1パック650円(2015年12月現在)で、一番人気の「からみ」は、16時までには売り切れます。

思った以上にボリュームがあるため、おとな数人で1パックが適量でしょう。たくさん買っても食べきれず、お餅が固くなるだけですので買いすぎには注意です。

*写真は代官餅を製造している様子

良いものはお早めに〜

良いものはお早めに〜

写真:小谷 雅緒

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代官餅は買ってすぐにその場で食べることもできます(写真)。つきたてのお餅は柔らかくて美味。代官餅が食べられなくても、ボロ市では様々な食べ物屋台も出店しており、沿道の飲食店も軒先で食べ歩き向きB級グルメを販売しています。

注意すべきは代官餅だけではありません。人気の惣菜店や豆腐屋さんの商品も昼前に売り切れます。毎年ボロ市を楽しみにしている近隣からの来場者は、何がどこにあるか、何を買うとよいのか、熟知しています。「荷物になるから後で買おう」はNGです。とにかくたいへんな混雑なので、早めの来場が肝心です。天候にも左右されますが、初日が平日の晴天であればラッキーです。

特に12月がおすすめ。ホッと「和」を感じるとき

特に12月がおすすめ。ホッと「和」を感じるとき

写真:小谷 雅緒

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年の瀬が迫り、正月準備でバタバタしている雰囲気は、なんとも独特でよいものです。12月のボロ市では、正月(向け)用品も多く並ぶため、1月よりもおすすめです。

実際にはとんでもない混雑で、ゆっくり商品を見るのもかなわないかもしれませんが、ボロ市本部のある世田谷代官屋敷(写真)前だけが、少しゆとりあるスペースとなっており、昔テイストに引き込まれます。時間があれば屋敷の見学も良いでしょう。

地産地消の世田谷ボロ市

ボロ市が愛される理由は、地元に特化しているという点にあるでしょう。沿道に店を構える商店を別にして、出店業者は700ほどもありますが、出店対象者は世田谷区に住民票があるか、登記している必要があります。農産物などは世田谷産とはいえませんが、少なくとも普段から世田谷で生活なり商売なりしている人たちが売り手です。

普段は静かな商店街が1年に4日だけ、異常に盛り上がる世田谷ボロ市は、世田谷区自慢の歴史あるフリマです。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/12/15 訪問

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