写真:やまざき にんふぇあ
地図を見る日暮里繊維街を紹介する上で絶対に外せないのが、ファッション界の激安王を自称するヘイワ堂です。
2000年代前半、一時期ニポカジ(日暮里カジュアル)というジャンルが築かれ、メディアでも騒がれたのを今でも覚えているでしょうか? その火つけ役の1つといえるのが、このヘイワ堂です。
まず、店頭には99円の靴下や小物が並んでおり度肝を抜かれます。「どうせ客寄せのために店頭にだけ安い商品を並べて、中に入ったらそうでもないんでしょ?」と邪推して中に入ると、そこには上着やズボンなど、靴下より高価にならざるをえない品が並んでいます。しかし、店内に並んでいる製品も、199円、499円、799円……多くの製品が価格3桁で買えてしまいます。
「今さら?」などと言わず、あなたもこのヘイワ堂でニポカジを始めてみてはいかがでしょうか。
写真:やまざき にんふぇあ
地図を見る日暮里繊維街でひときわ目立つ店の1つが、真っ赤なトマトのマークが印象的なTOMATOです。
繊維街に本館、セレクト館、インテリア館、アーチ館、ノーション館の5つもの店舗を持ち、様々な素材を低価格で販売しています。多彩なニーズに応える品ぞろえと低価格をビジネスの基本としており、大体の素材はここだけで事足りるのではないかと思うほどです。まずは、布生地が1メートル100円から手に入る本館に入って、作りたいものをざっくりイメージするところから始めてみましょう。
写真:やまざき にんふぇあ
地図を見る皮を使って何かを作ってみたいのなら「mix」がお勧めです。マンションの2階にあるこの店には、ところせましと皮素材が並べられています。素材も牛や豚はもちろん、ワニ、蛇、トカゲなど種類も様々です。
店のあちこちにカラフルな手作り人形がおかれていたり、時にはペストマスク、ベビーカイマンの頭など変わったものを売っていたりと、ちょっと不思議な世界観も魅力です。
写真:やまざき にんふぇあ
地図を見る最後は熊谷商事株式会社を紹介します。世界中から直輸入したボタンを市場の平均よりもかなり安い価格で販売している店です。店に入ると左側の壁にはボタンの入った紙の箱が色や材質別に収納されており、中央の棚にはボタンがたくさん入ったケースがおかれています。
プラスチックのかわいいボタンやレトロで渋い金属のボタン、木や貝でできた味わい深いボタン、どこで使うんだろうと思ってしまうような見事な装飾が施された飾りボタンも充実していて、使わなくてもコレクションしたくなってしまいます。
奥の方ではアメリカから輸入された鮮やかでかわいらしい生地も扱っているので、ボタンと併せて要チェックです。
夕やけだんだんや谷中銀座で話題の日暮里ですが、歴史と個性では日暮里繊維街も負けてはいません。あなたもこれを機に日暮里繊維街へ行って手作りデビューしてみてはいかがでしょうか?
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(2024/4/18更新)
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