日本武尊も訪れた印旛沼の特別なパワースポット 千葉県「麻賀多神社」

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日本武尊も訪れた印旛沼の特別なパワースポット 千葉県「麻賀多神社」

日本武尊も訪れた印旛沼の特別なパワースポット 千葉県「麻賀多神社」

更新日:2016/12/15 14:09

松縄 正彦のプロフィール写真 松縄 正彦 ビジネスコンサルタント、眼・視覚・色ブロガー、歴史旅ブロガー

千葉県印旛沼、この東側にあるのが麻賀多神社(本宮)です。当社は3世紀創建で、伝説の日本武尊(ヤマトタケル)が戦勝祈願したという神社です。御祭神は日本古来のムスビ系の神様で、天照大神の姉神でもある稚産霊(ワクムスビ)の神様。境内には自然林が残され、空気も清冽!樹齢1300年の巨大杉もあります。ここは知る人ぞ知る“特別のパワースポット”です。

日本武尊の伝承も残る、歴史の古い神社

日本武尊の伝承も残る、歴史の古い神社

写真:松縄 正彦

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千葉県印旛沼、ここは千葉県内で最大の湖沼です。この印旛沼には“この地域のみに存在する神社”があります。それは印旛沼の東側に密集して分布している「麻賀多(まかた)神社」(18社ある)です。

中でも重要なのは「公津(こうづ)」と「船形(ふなかた)」の両社で、“二社で一体”の麻賀多神社とされ、今回ご紹介する公津(台方)が、近隣18社の「本社」とされています(船形は「奥の院」)。
またこの神社には、あの伝説の日本武尊と関係した伝説があり、特別のパワースポットになっています。さあ、パワーを頂きに行きましょう。

本社の駐車場は道路沿いにあり、駐車場の左手端を右折すると写真の鳥居があります。鳥居をくぐると、空気が非常に清冽である事に直ぐ気が付くはずです。本殿にたどり着くまでに次第に気持ちが清々しくなってきますが、実は境内にはスギやカシ、ヒノキなどの林があり、これらの木々は自然林に近い形で保存されているのです(千葉県指定の天然記念物)。

麻賀多神社は、この地を納めていた印波国造(くにのみやつこ)“伊都許利命(いつこりみこと)”が祀った神社とされ、3世紀後半の応神天皇の時代に創建されたと伝わっています。非常に歴史ある神社です。自然林に近い形で境内が保たれているのも納得できますね。

さあ、清々しい気持ちで参拝しましょう。

名前は勾玉(まがたま)に由来?

名前は勾玉(まがたま)に由来?

写真:松縄 正彦

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写真の本殿は、1673年(江戸時代中期)に建てられた“一間社流れ造り”になっています。祀られているのは稚産霊(わくむすび)の神です。この神様は、伊弉諾(いざなぎ)・伊弉冉(いざなみ)の孫神様で、伊勢神宮内宮の「天照大神」の姉神、かつ外宮の祭神「豊受姫命」の親神様にあたります。また神話の研究では、“むすび”系の神様は日本で最も古い神様という学説もあります。

これを知るだけでもすごい神様である事が分かりますが、名前の“稚”は若い・幼いという意味で、“産霊”は育て上げる、完成するという事を意味するといわれ、この神様は、“安産子育”・“健康守護”・“事業発展”などにご利益があるとされます。

神社の由緒によると、昔、この地の五穀の実りが悪い事を“日本武尊”が知り、七つの玉を埋めて伊勢神宮に豊作祈願をしたところ、その後は豊作が続いたとか。3世紀になって、前記の印波国造がこの玉を掘り出して霊代とし、稚産霊の神を祀ったとされますが、推古天皇の時代(608年)に、この地に宮居を建て、“麻賀多の大宮”と名付けられたと伝わっています。

“麻賀多(まかた)”とは面白い名前ですが、これは千葉県がもともと麻(あさ)の産地であり、前記の印波国造が多氏(おおし)の出身である事から、“麻”の国で“多”氏が“賀”すという事からこの名前になったといわれます。しかし、この神社が玉とも関係していますので、勾玉(まがたま)にちなむ名前、と言われる方もおられるようです。ちなみに、当社の社紋は麻の葉がデザインされたものです。

いずれにせよ、生命や復活・再生と関係する玉や日本武尊の伝承、またむすび系の神様が祀られている事から、当社が特別の神社である事が分かります。さあ、しっかりとご参拝しましょう。

ご神木の大杉〜人気のパワースポット〜

ご神木の大杉〜人気のパワースポット〜

写真:松縄 正彦

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当社が特別の神社である事が分かっていただいたと思いますが、さらに当社には樹齢千三百年といわれる“ご神木の大杉”があります。本殿の左手奥に行ってください。写真のように、ずっしりと真っすぐに茂っています。
古来、このような巨木には霊が宿るといわれ、“延命長寿のご利益”があるのです。静かに触れてご神木から命のパワーを頂きましょう。

神官である太田家には、“日本武尊が東征のためこの地を通った時に、一本の大杉に戦勝祈願をした”との話も伝わっています。現在ある大杉ではないはずですが、昔から当地にはこのような巨木が茂っていたようです。境内の清冽な空気を吸いながら、このような巨木達の満ち満ちたパワーを頂くと、気持ちだけでも一新し、寿命が伸びる気になってくるはずです。

なお当社には、奈良時代の歌人としても有名な、“大伴家持”も参拝されたとか。近くには、大伴家持が寄進したといわれる鳥居も建っています。

知る人ぞ知る、パワースポット

3世紀後半から続く歴史ある麻賀多神社。今回ご紹介したのは本宮ですが、印旛沼の東側にしか麻賀多神社が無いのは印波国造一族の勢力範囲がこの東側の地だったのではないかとも推測されているようです。

日本武尊が当地に立ち寄られたのは東征の途中、走水の海で弟橘媛(オトタチバナヒメ)を失った後の事でしょう(MEMO欄参照)。“吾妻”と歌いながらも気を取り直して東征に成功されたのは、当社に祈願されたご利益だったのかもしれません。

当社は千葉県の印旛沼という非常にローカルな場所に佇む神社ですが、知る人ぞ知る特別の神社です。事業成就・安産祈願など“育て・完成”させる事に従事されている方、また“延命長寿”を願う方には特にお勧めのパワースポットです。なお、奥の院である「船形」には“結び(むすび)のまが玉”というお守りもあります。ご興味のある方はMEMO欄を参照下さい。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/10/30 訪問

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