写真:LUI
地図を見る大原といえば一番有名なのは三千院です。
創建は最澄上人が比叡山延暦寺建立の際に結んだ草庵に始まり、皇子、皇族が住職を勤めた宮門跡です。
池泉鑑賞式の庭園、聚碧園・有清園、国宝「阿弥陀三尊像」を納めた往生極楽院、わらべ地蔵が雪化粧した姿をカメラに収める観光客の姿が多く見られます。
写真は宸殿から見た有清園と往生極楽院です。
雪の降った杉木立の中に佇む往生極楽院で阿弥陀様に手を合わせれば清々しい気持ちになれます。
三千院は冬の雪景色以外も秋の紅葉、梅雨の紫陽花が有名です。
写真:LUI
地図を見る額縁庭園で有名な宝泉院は勝林院住職の坊として平安末期頃よりの歴史を持ちます。
宝泉院の額縁庭園は立ち去り難いを意味する盤桓園という名を持つにふさわしい美しさです。冬の寒さの中で力強い五葉松の木が映えます。
拝観料にはお抹茶と茶菓子が含まれておりゆったりと庭園鑑賞を楽しむことができます(特別期間除く、詳しくは詳細は下記MEMO宝泉院HPを参照)。
また、建物内には暖をとる囲炉裏のある部屋もあり外で冷えた体を優しく温めてくれます。
写真:LUI
地図を見る実光院は不断桜という珍しい桜の木で有名なお寺です。
客殿の南には池泉鑑賞式、西側には回遊式の庭園があり、不断桜は西側の庭園に咲いています。
不断桜とは季節を問わず花を咲かせる桜の木のことで秋の紅葉、冬の雪といった本来では見ることのできない風景を作り出してくれます。
写真:LUI
地図を見る勝林院は1023年に開かれた大原の天台声明発祥の寺です。
歴史あるお寺ですが、私が着目したい点はその彫刻にあります。
勝林院の柱などには鳥や花、龍といった美しい彫刻がなされています。訪れた際には是非見上げて、この彫刻を楽しんでいただきたいです。
京都の市街地から少し山に入った大原の里。
京都駅からバスで1時間ほどのここは街の喧騒とは離れた静かなところ。冬には雪が積もることもあり、銀世界のなかでまわる寺社旧跡巡りはいつも以上に心が洗われる、そんな気持ちになれます。
大原の名所はコンパクトにまとまっており一日で回ることができますので、雪が降ったら是非綺麗な風景を楽しみに足を運んでみてください。
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(2024/12/13更新)
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