食べなきゃソン!博多駅構内で買える「福岡グルメ」おすすめ7選

食べなきゃソン!博多駅構内で買える「福岡グルメ」おすすめ7選

更新日:2018/09/03 11:02

万葉 りえのプロフィール写真 万葉 りえ レトロ建築探訪家、地域の魅力伝え人
ラーメンにもつ鍋、屋台だって行きたい。福岡には美味しいものがたくさんあるので、滞在中だけですべてを食べるのはやはり無理ですよね。そこでお勧めしたいのが、小腹がすいたときや由布院やハウステンボスなどへの乗り換えでも連れていける福岡グルメ。
すべて博多駅構内で購入でき、旅行中だけでなく帰路にお土産にするのもあり!帰宅してからでも思い出にひたりながら最後の最後まで旅をしっかり味わえるって、嬉しい・・・。

郷土色を盛り込んだ駅弁の始まりはこれ!「かしわめし」

郷土色を盛り込んだ駅弁の始まりはこれ!「かしわめし」

写真:万葉 りえ

地図を見る

まず初めにご紹介したいのが、折尾名物の「かしわめし」です。
明治時代になって日本の鉄道網が整備されていき、その後日本各地で駅弁が売られるようになっていきました。しかし、当時の駅弁はどれも似たようなものだったそう。そんな大正時代の初期、国鉄職員だった本庄巌小は、画一化している駅弁に郷土色を出そうと考えます。

当時の筑豊は石炭の採掘で大変にぎわっており、また鹿児島本線が通っている北九州は官営八幡製鉄所がある大都会。その鹿児島本線と筑豊本線が交差する場所が折尾駅。そこで考えたのが、福岡で有名な鳥の水炊きのように鶏肉の味を活かした駅弁でした。上蓋を開けるときれいに並ぶ鶏そぼろや錦糸卵。そして、その下には鶏肉のうまみがしみ込み、噛むほどに口の中に美味しさを広げていくご飯。

この駅弁は本庄巌小の妻の大きな協力があってこそ完成したもので、現在でも伝統の味が守られています。それだけではありません。地元の折尾駅では他では見られなくなったホームでの立ち売りが今も続けられているのです。

博多駅でも購入できます。地元で愛され続けている折尾名物かしわめし。他からもかしわめしの駅弁は出ていますが、まずは伝統の味を食べてみませんか。

明太子の味をバーガーで味わう「明太子バーガー」に、地元ならではの「巻き巻きおにぎり」

明太子の味をバーガーで味わう「明太子バーガー」に、地元ならではの「巻き巻きおにぎり」

写真:万葉 りえ

地図を見る

ご飯にのせて食べたい福岡土産として人気の辛子明太子。パスタにしたり他の食材と組み合わせても美味しく、身近な食品ではないでしょうか。しかし、辛子明太子が使われたハンバーガーは食べる機会ってないのでは。

「明太子バーガー」という名前で売られているこの商品、メインのハンバーグはしっかりと厚めで、そこに、レタスやトマトなど野菜も添えられています。その間にはさまれた明太子とマヨネーズが、美味しいアクセントを口の中に届けます。

農作物を作り、地元の野菜や魚介類の加工をし、さらにそれをベーカリー・レストラン・旅館などで提供して福岡で農業の多角化をしている「ぶどうの樹」。そのDELI部門の店舗である「野の葡萄」は博多駅新幹線コンコース奥です。

明太子の味をバーガーで味わう「明太子バーガー」に、地元ならではの「巻き巻きおにぎり」

写真:万葉 りえ

地図を見る

福岡の郷土食とも言える辛子明太子。しかしそのおにぎりは、コンビニなどでどこでも買える商品になってしまいました!

明太子バーガーと同じく「野の葡萄」で販売されているおにぎりは、具材にもっと九州らしさがたっぷりです。例えば独自のたれで煮込まれた焼き豚に、高菜漬けがメインになったおにぎり。地元だからこそわかるこの組み合わせ。人気商品は早めに売れてしまいますが、地元の味をいかしたおにぎり類を探してみてください。

また、奥には福岡名物の豚骨ラーメンを食べられるコーナーがあり、改札を出ないで利用できるので隠れた人気スポットです。

グルメのパートナー「ゆずすこ」が、海苔のスナックに

グルメのパートナー「ゆずすこ」が、海苔のスナックに

写真:万葉 りえ

九州ではおなじみの「ゆずこしょう」は、鍋やうどんの薬味はもちろんのこと、ワサビ代わりに刺身に使ったり…長崎ちゃんぽんの大手外食チェーン店では餃子に添えて出されるほどです。ご存知の方もいると思いますが、ざっくり表現すればこちらはその液体バージョン。

しょうゆやポン酢、ドレッシング等に加えて味のレパートリーを広げるのは従来のゆずこしょうと同じですが、液体になったことでさらに様々な料理に使えるようになりました。例えばタバスコのようにピザやパスタにも!箱の中には使用例の説明も入っています。

グルメのパートナー「ゆずすこ」が、海苔のスナックに

写真:万葉 りえ

そのゆずすこの風味を生かした「ゆずすこ味 のり天」。海苔がメインのスナック菓子といったところですが、ゆずすこを出している会社の商品です。酸味の効いたゆずとしゃきっとした辛さが海苔の風味とうまくマッチング。この風味にやみつきになるかもしれません。
列車の中でお茶と一緒に、そしてビールなどのお供として、博多駅でどうぞ。

お寿司で味わう、高菜漬けは絶対おすすめ!「たかな寿し」

お寿司で味わう、高菜漬けは絶対おすすめ!「たかな寿し」

写真:万葉 りえ

地図を見る

福岡県の筑後地方は熊本県の阿蘇地方とならんで高菜の栽培が盛んな地。ともに高菜の漬物が名物になっています。高菜というと高菜ライスが浮かぶかもしれませんが、福岡名物の豚骨ラーメンでもテーブルに置いている店が多く、福岡では高菜はとても身近なものなのです。

「たかな寿し」は、高菜のおにぎりと違って御飯はすし飯。そこに玉子や鮭も入れられ、いろどりも味わいも豊かになっています。しかも、切れ目が入っているので、みんなで分けて食べることもできます。

美味しさはもちろんですが、それに加えてこのたかな寿しは日持ちがするのもおすすめのポイントなんです。密閉されているので消費期限が製造から丸二日(秋〜春)。ですから開封していなければ宿泊施設で冷暗所に保存して、次の日に味わうことだって可能です。また、家族へのお土産にするのにも、持ち帰りに便利です。

お酒のお供にしたい「明太子いわし」

お酒のお供にしたい「明太子いわし」

写真:万葉 りえ

列車の中で、またはホテルなどで部屋飲みする時のために連れて行ってほしいのが、こちらの明太子いわし。ネーミングそのままに、体に良いといわれる青魚のイワシを明太子風味にした珍味です。
イワシの乾製品でカルシウムもとれる博多限定の商品。お酒好きの方へのお土産にもいかがですか。

欲張って、美味しい福岡をたっぷりと

空港や駅の売店で何か美味しいものを購入しようと思っても、よく知らないので結局「幕の内弁当」にしてしまったり、どこにでもあるファストフード店で済ませてしまったことがありませんか。
でも、せっかくなら、一つでも多く福岡の美味しいものを味わっていってほしいと思うのです。

お土産は、下記「関連MEMO」を参考にしてください。
この記事が、あなたの旅の楽しみのヒントになりますように!

※新幹線コンコースの駅弁店は11番線に近い壁側と16番線に近い壁側にあり、取り扱い商品が多少異なります。

掲載内容は執筆時点のものです。

条件を指定して検索

- PR -

新幹線特集
この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -