写真:結月 ここあ
地図を見る鎌倉時代末期に創建されたといわれる馬橋稲荷神社の主神は、宇迦之魂神(うかのみたまのかみ)と大麻等能豆神(おおまとのづのかみ)で、五穀豊穣・商売繁盛・家内安全・交通安全・災難除け・子孫繁栄・学業成就など多岐にわたるご利益があります。参道正面に最初に見える一の鳥居は、樹齢400年の檜葉の材で造られた高さ8メートルの朱塗り台輪稲荷鳥居となっています。
写真:結月 ここあ
地図を見るこちらが二の鳥居の「双龍門」で、高さ8メートルの石の鳥居には、左には昇る龍の姿が右には降りる龍の姿が裏手まで巻き付くように彫られています。昇り龍も降り龍もどちらも縁起が良いもので、見るだけでもパワーを感じることができます。昇り龍は願いを届け、降り龍は願いを叶えてくれるといわれ、鳥居に触れながら願い事をすればその願いが叶うかもしれませんよ。このような龍が彫られた鳥居は「品川神社」「宿鳳山高円寺境内稲荷社」そして「馬橋稲荷神社」の三か所にしかないことから、「東京三鳥居」とも呼ばれています。
また鳥居の土台に目を向けると、左には亀と、右には富士山が彫られ縁起がいいものとなっています。二の鳥居をくぐりさらに参道を進みます。参道の中心は神様が通られる道なので避けて歩き、鳥居は一礼をしてくぐりましょう。
写真:結月 ここあ
地図を見る三の鳥居をくぐると左手には石から水が流れる手水舎が見えてきます。この手水舎には、重量がなんと5トンもある四国の伊豫の青石が使われています。龍の口からも清水が流れ出していますよ。こちらで身を清めてからお参りをしましょう。
写真:結月 ここあ
地図を見る手水舎で清めた後は、神域に邪悪なものが侵入するのを防ぐため神像を祀った「随神門」へ。門の中央の天井には直径75センチの都内最大級の開運の鈴(運命の鈴)が吊るされています。
この鈴の下で願い事をしながら手を叩きますが、共鳴したと感じるまで手を叩けば願いが叶うとか…力いっぱい叩かないといけませんが、まさにここもパワースポットですのでぜひ試してみてくださいね。随神門をくぐったら朱塗りの美しい本殿で参拝をしましょう。
写真:結月 ここあ
地図を見る稲荷神社のおきつねさまは人と神をつなぐお使いといわれ、「祈願絵馬」に祈りを書いて、神様に願いを届けていただきましょう。「天翔り(あまかけり)・国翔り(くにかけり)・ 神祖(みおや)の御元(みもと)に願いを届け給(たま)へ」の、言葉もとなえればさらに運が開けるでしょう。
その他「願かけ狐」という縁起物もあって、小さな白い狐の中に願い事を書いた紙を入れ 神社所定の場所に納めるか、 持ち帰って神棚などに飾れるというものです。
いかがでしたか、東京にも有名な神社がたくさんありますが、ガイド本には載らないような神社にも、パワーが溢れるところがあります。馬橋稲荷神社は住宅地にひっそりと佇んではいますが、そのパワーは素晴らしいものです。珍しい双龍鳥居をご覧に東京のパワースポットにいらしてみませんか。
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(2024/3/19更新)
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