写真:bow
地図を見るまずは京福嵐山線に乗り、終点嵐山の二つ手前、鹿王院(ろくおういん)駅で下車しましょう。徒歩3分程度で、おすすめの寺に到着します。駅名にもあった通り、お寺の名前は鹿王院です。
まず、山門から覗ける奥に伸びた参道が見事。紅葉がうるさすぎない程度に脇を固め、苔の緑と紅葉の赤のコントラストが本当に見事です。早朝を狙えばご覧の通り、人のいない参道をカメラに収めることも難しくないでしょう。周囲は非常に静かなエリアですので、ちょっと時が止まったような感覚を味わえるかもしれません。
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地図を見るそして、参道を進んだ奥にある客殿から望む庭園もまた見事。紅葉に燃える嵐山を借景とした贅沢な光景を味わえます。いわゆる嵯峨野・嵐山エリアからはかなり外れた位置にある為、バスツアーなどの団体客はほぼ来ないと考えて結構です。近隣には合わせて訪れるような寺院もない為に紅葉ピーク時でもさほどごった返すような観光客は訪れず、時間帯さえ悪くなければ、静寂を感じながらの紅葉を堪能できます。あまり知られて欲しくないお寺の一つですが、是非行ってみて下さい。
拝観料 300円
拝観時間 9時〜17時
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地図を見るさて、もう一度京福電車に乗り、今度は北野線に乗り換え、終点北野白梅町を目指します。そこから徒歩約10分、学問の神様・菅原道真公を祀る、北野天満宮。梅の名所としても名高く、初春には梅目当ての観光客も多数訪れます。
って、なんで梅の紹介してるんですか?と突っ込まれそうですが、今回は紅葉のご紹介です。実は近年、紅葉の新名所になりそうな場所が秋季限定で特別公開され始めたのです。その場所は毎年新春に梅苑として公開されているエリアのさらに奥にあります。
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地図を見る北野天満宮には、豊臣秀吉が天下統一の後に京都市内を囲むように築堤した「御土居(おどい)」と呼ばれる土塁の遺構が残っています。この御土居沿いの紅葉が本当に見事なのですが、2007年に初めて紅葉シーズンに「もみじ苑」としての公開が始まったのです。実は地元の京都市民でもまだ知っている人が多くなく、旅行社のツアーでもまだコースに入る事は多くありません。従って、紅葉の見事さの割にはごった返していないというまさに穴場なのです。秀吉さんに感謝ですね!
例年紅葉シーズンに合わせての公開となります。日程等はお調べの上、お出かけください。ライトアップをしている時もあります。合わせてチェックしてみて下さい。
拝観料 600円(お茶・茶菓子付)
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(2023/12/1更新)
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