愛媛・大洲「まぼろし商店街」で懐かしの昭和30年代へ!

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愛媛・大洲「まぼろし商店街」で懐かしの昭和30年代へ!

愛媛・大洲「まぼろし商店街」で懐かしの昭和30年代へ!

更新日:2016/12/22 16:18

林 ぶんこのプロフィール写真 林 ぶんこ 四国の山道探検家、0850ライダー

愛媛の大洲市は伊予の小京都と言われ、しっとりした町並みが残る小さな城下町。その江戸時代からの町並みが残る歴史地区の一画に、マニア垂涎もののお宝が集まった知る人ぞ知る昭和なレトロタウンがあります。それが大洲まぼろし商店街。1丁目「ポコペン横丁」2丁目「思ひで倉庫」を訪れて昭和30年代高度成長期の日本、1964年東京オリンピックで人々が盛り上がったあの頃の、懐かしい日本にタイムスリップしてみませんか?

伊予の小京都、しっとりした街並みが残る大洲レトロタウン

伊予の小京都、しっとりした街並みが残る大洲レトロタウン

写真:林 ぶんこ

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愛媛県の大洲市は「伊予の小京都」と呼ばれ、古い建物と町並みが昔のままに残され、しっとりとした雰囲気を漂わせている町です。

昭和41年のNHKの朝ドラ「おはなはん」のロケが行われたことから名付けられた、このおはなはん通りは、江戸の藩政時代の町割と家並みがよく分るように残されています。7.2mの道幅は当時の一般的な道路と比べるとかなり広く、その理由は商屋と武家屋敷の境にあたっていたことと、大洲藩主が通りの西にある大洲城より東の臥龍の地にある別邸へと行くお成道として使われていたからなのだそう。昔から通りの北側には商家、南側には武家屋敷が今と同じように建ち並んでいたそうです。

明治のガス灯を模した街灯と季節のお花を並べた水路がまた、街並みに風情を添えています。

伊予の小京都、しっとりした街並みが残る大洲レトロタウン

写真:林 ぶんこ

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画面左の北側が商家、右が武家屋敷。そしてこの道の奥にある大洲藩主が通った臥龍の地の別邸は、今ではミシュラン・グリーンガイド・ジャポンに一つ星として紹介され、明治の名建築「臥龍山荘」(がりゅうさんそう)として世界的にも知られるようになりました。

伊予の小京都、しっとりした街並みが残る大洲レトロタウン

写真:林 ぶんこ

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先ほどのおはなはん通りを左に曲り、鵜飼い船が浮かぶ肱川まで歩くと肱川橋の向こうに大洲城が姿を現します。また、鵜飼い船は夏季の6月〜9月のみ営業しています。

昭和な空間、大洲まぼろし商店街1丁目「ポコペン横丁」

昭和な空間、大洲まぼろし商店街1丁目「ポコペン横丁」

写真:林 ぶんこ

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そんな大洲の歴史と風情ある町並みの中に、昭和レトロ漂う一画、大洲まぼろし商店街1丁目「ポコペン横丁」はあります。昭和の時代にあった懐かしい看板や家並みをそのまま残したり、再現したり、昭和30年代の昔にタイムスリップしたような体験ができる面白い場所になっています。

開催日 毎週日曜(4月〜11月) 第三日曜(12月〜3月)
営業時間 10:00〜15:30 入場無料

昭和な空間、大洲まぼろし商店街1丁目「ポコペン横丁」

写真:林 ぶんこ

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昭和な空間、大洲まぼろし商店街1丁目「ポコペン横丁」

写真:林 ぶんこ

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営業時間には昔懐かしいお店が開き、駄菓子を食べたり、ベーゴマや竹馬、フラフープなどの、昭和の遊びがみんなで楽しめるようになっています。

昭和のサンクチュアリ、大洲まぼろし商店街2丁目「思ひで倉庫」

昭和のサンクチュアリ、大洲まぼろし商店街2丁目「思ひで倉庫」

写真:林 ぶんこ

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ポコペン横丁の突き当りに、昭和レトロのサンクチュアリ、大洲まぼろし商店街2丁目「思ひ出倉庫」があります。ポコペン横丁は毎週、あるいは第三日曜しか開催されませんが、ここ「思ひ出倉庫」は原則、年末年始以外は年中無休で開館しており、営業時間は9:30〜16:30です。

この駄菓子屋の店先のようなこちらが受付けになり、入館料大人200円、子供100円を払って中に入ります。有料なので入らない方がいらっしゃいますが、ここの展示物は価値のあるものが多く、見る人が見ればお宝の山!なのです。200円のモトは十分とれますので(笑)安心してお入りください。

昭和のサンクチュアリ、大洲まぼろし商店街2丁目「思ひで倉庫」

写真:林 ぶんこ

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「思ひ出倉庫」という名前がついていますが、内部は倉庫というよりも広くて博物館のような様子です。床屋、薬屋、駄菓子屋、たばこ屋などが細かいところもそのままに、昭和30年代当時から抜け出してきたように展示されています。またポコペン横丁オリジナルのTシャツ、グッズなども売られています。

昭和のサンクチュアリ、大洲まぼろし商店街2丁目「思ひで倉庫」

写真:林 ぶんこ

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こちらのたばこ屋さんのケースの中には、ハイライト、ホープ、わかば、など昔のおじいちゃんたちが吸っていたような懐かしの銘柄や、ゴールデンバット、うるま、北京などの名前がついた珍しいパッケージも見られます。

当時の家の中へは靴を脱いで上がれます

当時の家の中へは靴を脱いで上がれます

写真:林 ぶんこ

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家族みんなでちゃぶ台を囲んでいた当時の家の中には、靴を脱いで上がって見学できます。ただし展示物には触れないようにしてくださいね。

当時の家の中へは靴を脱いで上がれます

写真:林 ぶんこ

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タイルの流し台に、アルマイトの弁当箱、バラの花が描かれたジャーと米びつのような家電(?)。茶箪笥に真鍮のフックをつけ、栓抜きをかけているところがまた実用的です(笑)。

当時の家の中へは靴を脱いで上がれます

写真:林 ぶんこ

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奥の間には足踏みミシン、蓄音機、オルガンなどが置かれています。また勉強机にはのらくろ漫画集や、大正2年発行の高等小学用の地図帳など貴重な書籍が並んでいます。

映画”ALWAYS三丁目の夕日”みたいな「横丁モータース商会」

映画”ALWAYS三丁目の夕日”みたいな「横丁モータース商会」

写真:林 ぶんこ

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横丁モータース商会には、年代物のミニバイクが展示されています。今でもカブやベスパは普通に街を走っており、デザイン的には古さを感じませんが、自転車のようなシンプルなハンドル部分に年代が感じられます。

映画”ALWAYS三丁目の夕日”みたいな「横丁モータース商会」

写真:林 ぶんこ

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ちょうど車の屋根の部分で隠れてしまっていますが、当時のガソリンスタンドの給油機も展示されています。この車は戦後の日本車として、初めて「クーペ」を名乗ったマツダR-360。

モータースの奥には「VAN」と「Coca Cola」のコーナーがあり、またマニアな展示が楽しめるようになっています。

大洲レトロタウンへのアクセス

おはなはん通りやポコペン横丁がある大洲レトロタウンへは、JR伊予大洲駅から宇和島バスの大洲〜宇和島線に乗って大洲本町で下車。大洲本町のバス停からはすぐです。徒歩ならJR伊予大洲駅から約25分。車の場合は、ポコペン横丁には駐車場がありませんので「大洲まちの駅あさもや」の駐車場に停めるようにしてくださいね。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2016/12/18 訪問

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