写真:鶴長 あき
地図を見る台湾東部は工業の発達した西部と違い、米作りや畑作が主要産業で、昔ながらののんびりとした空気と台湾の自然を楽しむことができる地域です。その中でも宜蘭地区は台北からも近く、台北に住む人々が週末に訪れレジャーを楽しんだりもしています。
その宜蘭の三星郷といえば、台湾人なら皆知っている「ネギ」の産地!「三星葱」は台湾で取れるネギの中でも高級ブランド。そんな三星葱を作っている町にあるのが、ネギがテーマの「青葱文化館」なのです。
写真:鶴長 あき
地図を見る「孤独のグルメ」の中で五郎さんが訪ねていった貴子さんも、この三星で農業生産学を勉強しているという設定でした。入り口には五郎さんがぽつりと「ゆるキャラ・・・」とつぶやいていた三星葱のゆるキャラが自転車にのっています。籠の中には三星のもう一つの名産の梨が!
写真:鶴長 あき
地図を見るこちらの「青葱文化館」はこの三星地区の農会(農協のようなもの)が運営しており、館内では三星葱やその他特産品の生産の様子が簡単に展示されたりもしています。残念ながら日本語はありませんが、写真やイラストが豊富な展示になっています。
三星葱は普通の台湾のネギに比べて、白い部分が長く、甘みが強く、辛味がマイルドで食材として最適だそう。色々な調理方法なども紹介してあります。
写真:鶴長 あき
地図を見る「青葱文化館」の中庭部分にあるのが、「葱明小舗」。こちらでは三星葱をたっぷり使った、美味しい物を色々と頂けます。がっつり食事というよりは、屋台のような手軽なメニューが中心です。
写真:鶴長 あき
地図を見る「孤独のグルメ」の中で五郎さんが食べていたのがこちらの「葱餅餡」。サクサクの皮とたっぷりのネギの旨味が絶妙!五郎さんのように両手でつかんでガブリといってもいいですね♪辛味のあるタレと甘みのあるタレ、二種類のタレをつけるとまた違う味わいが楽しめます。五郎さんではありませんが「台湾注入!」と言ってしまいそうです。
写真:鶴長 あき
地図を見るこちらは「葱蝦餅」。小ぶりな見た目ですが、中にエビを使った餡が入っていて、エビとネギの旨味たっぷりでこれも美味しい!その他にもパリパリの「葱抓餅」やネギたっぷり台湾式肉団子スープの「葱貢丸」など、これでもか!とネギが入った美味しいものばかりで、ネギの美味しさに目覚めること間違いなしです。
写真:鶴長 あき
地図を見る館内では、ネギを使った様々なお土産も販売しています。三星葱がたっぷり入った調味料は炒め物の時に加えたり、ジャージャー麺のように麺と一緒にあえたりと、色々な使い方ができます。
写真:鶴長 あき
地図を見る「蛋捲」とよばれる台湾のお菓子にもたっぷりネギが!この「蛋捲」、素朴な味なのにほどよい噛み応えでついつい食べ過ぎてしまう台湾おすすめのお菓子です。
写真:鶴長 あき
地図を見るそしてこちらに驚きの一品!「ネギアイス」まで売られています!ネギとアイスという異色のコラボ。お味の方は、台湾で売られている「ネギクラッカー」のような味わいです。勇気を出してチャレンジしてみます?ちなみにアイスコーナーには他にもストロベリーやラムレーズンなど普通の味もありますよ。
宜蘭の「青葱文化館」への台北からの行き方ですが、「孤独のグルメ」の映像の中にちゃんとヒントも映っていました。
五郎さんは台北で宜蘭に行くためのバスを探します。そのバスが出発するのがMRT「市政府駅」2番出口にある、「市府轉運站」。ここで「首都之星」というバスに乗って「羅東轉運站」まで約一時間、大人120元です。この「市府轉運站」も「首都之星」バスもドラマの映像の中にちゃんと映っているんですよ!その後、「羅東轉運站」から「青葱文化館」へはタクシー利用が便利。30分ほどです。
宜蘭には他にも温泉が楽しめる礁渓など楽しめる場所が沢山あります。いつもの台湾観光とは違うのんびりとした旅行を、台湾東部の旅でぜひ楽しんでみて下さいね。
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この記事を書いたナビゲーター
鶴長 あき
鶴長あきです。現在、台湾に在住のライターです。自然が大好きな台湾人の夫は、自転車で台湾一周もしている旅好き。私は、台湾のおいしい食べ物やスイーツが大好きで、夫婦と子供で、色々なところに出かけています。…
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