写真:斎 信夫(いつき)
地図を見る「レストランバス」は、1階に厨房がある現在日本には1台しかない2階建てバス。赤いボディーカラーと楽しげなイラストが街に映え、歩いている人からも注目を浴びる目立つ外観。乗車する前からわくわくドキドキしちゃいますよね。
今回ご紹介する「沖縄モーニングコース」の他にも、美らSUNビーチへ向かう「アフタヌーンピクニック」、ライトアップされた中国風庭園 福州園へ向かう「ナイトピクニック」、那覇空港とおもろまち駅を結ぶ「沖縄シャトルピクニック」などのコースがあります。
ピクニック気分で沖縄の街並みを体感しながら旬の沖縄料理を堪能できる「レストランバス」。その見どころとお料理の数々を、順を追ってご案内しましょう。
写真:斎 信夫(いつき)
地図を見る乗車口すぐの階段を上がると、まさにレストランがバスの中に出現したかのような素敵な空間が!テーブルは、4名席、3名席、2名席の3タイプ設けられています。そして、なんと天井はオープンルーフ! 開放感抜群の中、沖縄の美味しい食材で作られたお食事が頂けます。
座席の後ろに荷物を入れるバスケットが用意されていたり、テーブルのホルダーに切れ込みがあり、グラスが倒れないようになっていたりと、バスに揺られながらでも快適に食事が楽しめるようになっているのも嬉しい配慮。バッグなどを直接床に置かなくてもいいので、特に女性にとっては有り難いですよね。
写真:斎 信夫(いつき)
地図を見るメニューのラインナップは10種類。コース料理のようにバス車内で次々と提供。まず、発車してすぐに出されるのが「島野菜と那覇マグロのスープ」。1階の厨房で調理したものが即提供されるのでアツアツのまま。野菜がいっぱい入った優しい味のスープが、胃を目覚めさせてくれます。
写真:斎 信夫(いつき)
地図を見る美味しいマグロを頂きながら向かうのは「那覇市沿岸漁協」。全国3位の漁獲量を誇るマグロをはじめ、沖縄でしか見られない珍しいお魚もたくさん並べられています。お魚たちを見ているだけでも楽しいですが、なんとここではせり体験もできちゃうんです。しかも、せり落としたお魚は、最後に立ち寄る古民家で味わうことができます。
写真:斎 信夫(いつき)
地図を見る実際にせりに参加してくれるのは、今回のツアーのスタッフ。「せり落としたら黄色い旗を上げるので見ていてくださいね!」と。ツアー参加者もせりに参加している気分で、無事せり落とすことができるよう見守ります。こんな体験なかなか出来ません!
写真:斎 信夫(いつき)
地図を見るせり体験を終えるとバスはいよいよ海が見えるルートへ。那覇クルーズターミナルを右手に、波の上ビーチを左手に見ながら豊見城市方面に向かいます。ここで提供されるのが、せりでも見られた沖縄三大高級魚のひとつ、ミーバイを使った「ミーバイと島らっきょの南国漬け」。沖縄の綺麗な海を車窓から眺めつつ沖縄の海産物を味わえるなんて最高ですよね。
提供元:株式会社角川アップリンク
http://kadokawa-up.jp/天井がオープンルーフになっていて開放感抜群の「レストランバス」ですが、景色がいい場所に来たら、天井板をスライドしてオープントップに! 沖縄の空気を肌で感じ、青空を眺めながらの走行はとっても気持ちいいですよ!
那覇空港とおもろまちを結ぶ「沖縄シャトルピクニック」でも、このオープントップが体験できます。ゆいレールの線路や道路標識、看板など、普段は見られないアングルからの眺望は新鮮。空港と那覇市街間の移動の目的だけでもおすすめします。
写真:斎 信夫(いつき)
地図を見る驚くのはオープントップだけではありません。次に立ち寄る「沖縄特産販売 ヨナーズ」では、蛇口をひねるとシークヮーサージュースが! ここでは、沖縄本島北部の特産品で長寿の秘訣でもあるシークヮーサーなど、沖縄で採れた食材を使ったさまざまなジュースを試飲することができます。
写真:斎 信夫(いつき)
地図を見るそして、次に出されるのは搾りたてのシークヮーサードレッシングがたっぷりかけられた「島野菜と海ぶどうのサラダ」。椰子の木が並ぶ南国の風景を眺めながら頂くと、いっそう美味しく感じます。
写真:斎 信夫(いつき)
地図を見る美味しさと驚きをいっぱい乗せた「レストランバス」が次に向かうのは、糸満市の喜屋武(きゃん)集落。ここではバスを降りて、昔ながらの石積みの塀や赤瓦の古民家など、古きよき沖縄の伝統文化を感じられる町並みを散策。
静かに佇む古民家とゆる〜い空気が心地よい喜屋武集落は、観光客もあまり訪れることのない穴場。実際にこちらに住んでいる方がガイド役となり、この集落についての興味深いお話を聞かせてくれます。
途中、「徳門(とくじょう)とうふ家」を見学。「島豆腐」と呼ばれる沖縄の豆腐は、あちこーこー(熱い状態)で売られているのが特徴。「レストランバス」は、ただ料理が出されるだけでなく、漁協でせり体験ができたり、食材が作られている現場を見学できるのも大きな特徴。沖縄の食文化を肌で感じられる「体験型レストランバス」なのです。
写真:斎 信夫(いつき)
地図を見る最後に、昔ながらの沖縄の古民家にお邪魔し、おじぃと一緒にちんびん作りを体験。ちんびんとは、水で溶いた小麦粉をフライパンで薄く焼いた沖縄伝統のお菓子。これに、油味噌などが入るとポーポーと呼ばれます。薄く伸ばして引っくり返すのが少し難しいですが、なんだか親戚の家に遊びに来ているような気分で楽しいですよ。
写真:斎 信夫(いつき)
地図を見るちんびん作りが終わると、沖縄家庭料理の朝ごはんを頂きます。メニューは、「島野菜の郷土料理」「カナンアグー豚の油味噌」、そして、散策中に立ち寄った「徳門(とくじょう)とうふ家の出来立て“ゆし豆腐”」。
これに、せり見学でせり落としたお魚と沖縄県産のお米を使った炊きたてご飯が出されますが、新鮮食材で作られたお料理はどれも絶品。ゆるり流れる沖縄時間を体感しながら、みんなでテーブルを囲んで頂く体験は、きっと想い出に深く残ることでしょう。
※お魚料理は、刺身、焼き物など。当日せり落とされた魚の種類によって変わります。
写真:斎 信夫(いつき)
地図を見るサプライズが詰まった「レストランバス」、最後のメニュー「横井牧場のソフトクリーム〜西表島のマンゴーソースをかけて〜」にもちょっとしたサプライズが! バスの反対側に回り込むと。。。ここは是非、実際にツアーに参加して驚いてみてくださいね。
このソフトクリーム、濃厚なミルク味にマンゴーソースの爽やかな酸味が重なり、なんとも言えない美味しさ。「最後はやっぱり美味しいスイーツよね!」という女性の方にもご満足頂けるお味になってますよ。自分たちで作ったちんびんは袋に入れてくれるので持ち帰ることもできます。
動画:斎 信夫(いつき)
地図を見る「レストランバス」は一路那覇に向かいますが、途中、糸満の街を抜け、豊見城道路に差し掛かると、突然車窓いっぱいにエメラルドブルーの海が広がり、このツアーのエンディングを演出してくれます。特に、与根高架橋から瀬長島付近までが絶景、お見逃しなく!
「レストランバス」を2分間の動画でご紹介しています。絶景の海のシーンも出てきますので、是非最後までご覧ください。
写真:斎 信夫(いつき)
地図を見るレストランバス1階にある厨房で腕を振るうのが、22才で小料理屋をオープンし、現在は様々な食のプロデュースを手掛けているシェフの伊藤 美弥子さん。ツアーの中では調理だけでなく、料理の説明や沖縄の食文化についても色々と教えて頂けます。とってもフレンドリーな方なので、伊藤さんから沖縄料理を作るコツなどを伝授してもらうのもいいかも。
今回ご紹介したツアー「沖縄モーニングコース セリ体験&新鮮魚の朝ごはん」は、泊ふ頭旅客ターミナルビル「とまりん」がある沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ前が発着地。朝7時半に出発し、お昼12時に戻ってきます。
厨房付き2階建てバスで開放的なオープントップというだけでなく、様々な体験で沖縄の食を学ぶことができ、サプライズな出来事も楽しいあっという間の4時間半。何より、沖縄の新鮮な食材を使った美味しい料理を、バスに乗りながら綺麗な景色と共に楽しめるのはこの「レストランバス」だけ。
「沖縄モーニングコース」以外にも、ピクニック気分で手軽に楽しめるお昼や夕方に出発するコース、那覇空港とおもろまち駅間を結ぶ2つのコースなど、全5コース用意され、2016年10月1日から2017年2月28日まで運行しています。
沖縄の街並みや綺麗な海の風景を体感しながら旬の料理を頂ける「レストランバス」。是非、今度の沖縄旅行に組み込んでみてはいかがでしょう?
沖縄旅行が何倍も楽しいものになりますよ!
【 角川アップリンク・ウィラートラベルとのタイアップ記事です。】
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(2023/12/9更新)
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