青い海を臨む港町でおしゃれなバカンスを!南仏サン・トロぺ

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青い海を臨む港町でおしゃれなバカンスを!南仏サン・トロぺ

青い海を臨む港町でおしゃれなバカンスを!南仏サン・トロぺ

更新日:2016/12/28 09:59

橘 凛のプロフィール写真 橘 凛 ライター、エッセイスト

サン・トロぺ(St. Tropez)という街をご存知ですか?
もともとは南フランスの小さな港町でしたが、映画黄金時代でもあった50〜60年代、フランス女優ブリジット・バルドー(愛称BB)が映画撮影で訪れたのがきっかけで惚れ込み、一気に高級バカンス地として名を馳せました。今も昔も変わらず、憧れの保養地と言えるでしょう。フランス国内外の人々を虜にする、サン・トロペの魅力に迫ります。

ゴージャスで小さな港町サン・トロペ

ゴージャスで小さな港町サン・トロペ

写真:橘 凛

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サン・トロペは、ニースやカンヌといった、所謂コートダジュール(Cote d’Azur)を代表する街々とフランス第二の大都市マルセイユのちょうど間くらいにあり、プロヴァンス地方に位置します。が、海に面している港町なためか、コートダジュールの明るく開放的な雰囲気を大いに漂わせています。街を代表する旧港のヨットハーバーには、豪華なクルーザーや大型ヨットが停泊し、フランス国内でも一、二を争う人気のバカンス地です。

ゴージャスで小さな港町サン・トロペ

写真:橘 凛

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ブリジット・バルドーの映画による宣伝効果があまりにも有名となってしまいましたが、サン・トロペは長い歴史を持つ古都です。現に、街の高台には17世紀に造られた要塞がそびえ立っています。
この要塞付近からは、サン・トロペの街が近い距離から一望でき、街の中心地からも散策がてらに歩いて行けます。

ゴージャスで小さな港町サン・トロペ

写真:橘 凛

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サン・トロペ港を中心とした市街地は、高級ブランドの路面店が軒を連ね、ハイシーズンは特に賑やかです。夜間は、美しく、時に妖しくライトアップされ、どこかスノッブなサン・トロペの雰囲気にとてもマッチしています。

また、サン・トロペは、芸術家に愛好される街としての側面も持っており、小規模ながらも、芸術活動が盛んです。旧港の道端には色鮮やかな絵画が並べて売られています。年中温暖な気候がそうさせるのか、明るい色合いの絵が多く、見ているだけで楽しい気分になりますよ。

サン・トロペを代表する高級レストラン・セネキエ

サン・トロペを代表する高級レストラン・セネキエ

写真:橘 凛

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サン・トロペに来たからには、街で最も有名なレストラン、セネキエ(Senequier)に行ってみましょう。このセネキエの前の通りをブリジット・バルドーが歩き、それを機に映画スターやファッショニスタが集う最新流行の地となりました。青い空と海、パステルカラーの建物に映える、真っ赤な店構えが目印です。

サン・トロペを代表する高級レストラン・セネキエ

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セネキエは、バカンス地に多く見られるオフシーズンは休業ということもなく、年間を通して、朝早くから夜遅くまでオープンしているのが嬉しいところ。室内には、歴史を感じさせる絵やオブジェが飾られています。
しかし、やはり主役はサン・トロペ港を見晴らせるテラス席。真冬であっても、常連客が集います。サン・トロペは真冬でもお天気の良い日が多く、日向はポカポカとしていて過ごしやすいのです。夏のハイシーズンは非常に混み合うので、事前に予約をしたほうが良いでしょう。

サン・トロペを代表する高級レストラン・セネキエ

写真:橘 凛

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お食事は、シーフードがメイン。写真は、ボリューム満点のチキンのシーザーサラダです。
観光地の有名レストランということもあり、コース、アラカルトそれぞれお値段は高め。その代わり、新鮮な食材揃いで、満足度は高いはず。ほぼ一日中オープンしており、カフェやバーのみの利用も可で、ヌガーなどオリジナル食品も販売されているので、お土産にいかがでしょうか?

隣町ガッサン(Gassin)から臨むサン・トロペ湾

隣町ガッサン(Gassin)から臨むサン・トロペ湾

写真:橘 凛

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サン・トロペを訪れる場合、ガッサンという隣街もあわせて訪問することをオススメします。車、もしくはバスで15分程度行ったところにあるガッサンは、標高200メートル程度の小高い丘の上にある小さな村。タイル製のコンパスが描かれたテーブルが目印のポルタイユ・ヌフ広場からは、はるかサン・トロペ湾を見晴らせ、サン・トロペの城塞から見る景色とはまた違った絶景が楽しめます。

隣町ガッサン(Gassin)から臨むサン・トロペ湾

写真:橘 凛

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ガッサンは、おとぎ話に出てきそうな可愛らしい家並みが連なり、訪れたからにはぜひ散策をしてほしいものです。「フランスで最も美しい村」の一つに登録されており、人口は3000人足らず。賑やかな海側のサン・トロペと山側のガッサンでは雰囲気が全く異なるため、興味深く思えることでしょう。南フランスの他の村々と同様、住民の人々は気さくで親切です。

サン・トロペ発祥のケーキ「タルト・トロペジェンヌ」

サン・トロペ発祥のケーキ「タルト・トロペジェンヌ」

写真:橘 凛

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セネキエと同じくらい有名で人気があるご当地フードが、ブリジット・バルドーがお気に入りで、その名を命名したという「タルト・トロペジェンヌ(La Tarte Tropezienne)」です。1940年代から売られていた素朴なケーキですが、今や、サン・トロペだけでなく、周辺地域やパリにも支店があるという一大チェーンです。

サン・トロペ中心地にあるリス広場のお店は、カフェ利用もできるので、ゆっくり過ごしたい方にオススメです。ちなみに、リス広場では、南フランス発祥のボールゲームであるペタンクがいつも盛んに行われています。ぜひチェックしてみてください。

サン・トロペ発祥のケーキ「タルト・トロペジェンヌ」

写真:橘 凛

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タルト・トロペジェンヌは、大きな丸いブリオッシュを等分に切っていただくケーキ。ふわふわとしたケーキの上には大きめの粒砂糖がふんだんにかけられ、中には新鮮なカスタードクリームがぎっしり!かなりボリューミーな見た目ですが、シンプルな味なので、意外にペロリと一切れ食べてしまいます。

最大10人で分けられる大きなホールケーキでも17ユーロと、良心的な価格も人気の秘訣でしょう。その他、フォンダンショコラやマカロンなど定番スウィーツも取り揃えられています。(※表示価格は2016年12月時点のものです。)

サン・トロペのアクセスと楽しみ方

ニースなどコートダジュールの他都市に比べると、サン・トロペのアクセスはあまり良いものではありません。付近に鉄道が通っていないため、交通機関は車かバス、もしくは船と限られます。ハイシーズンである夏期は、凄まじい渋滞に巻き込まれること必至なため、車での移動はお勧めできません。思い切ってハイシーズンの訪問を避けるか、サンマキシム港からの船を利用しましょう。
オフシーズンには、人出がかなり減り、落ち着いた港町の風情を取り戻します。街本来の良さを味わえるのは、春先や秋めいた頃、またクリスマスといったオフシーズンかも知れません。

また、ビーチのイメージが強いサン・トロペですが、中心地から歩いて行ける距離にビーチはありません。少し郊外に泊まると、シービューの部屋など施設が充実していてオススメです。

港町サン・トロペを吹き抜ける爽やかな風は素晴らしいものです。南仏旅行の際は、ぜひ足を延ばして、サン・トロペを訪れてはいかがでしょうか?

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/12/11 訪問

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