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写真:政田 マリ
地図を見る愛宕神社は、JR広島駅から東方向、マツダスタジアムへ続く『カープロード』の途中にある愛宕踏切を渡り、300メートルほど。『二葉通り』という大通りから少し入った脇道沿いにあるので、決して目立つ立地ではありません。しかし、その脇道にひとたび入ると、沿道には真っ赤な幟がずらり!鳥居前にはキラキラモールで飾られた応援ボードが目に飛び込むので、間違って通り過ぎてしまうということはありません。
写真:政田 マリ
地図を見る2016年にはセ・リーグ優勝を果たした広島カープ。一層派手に飾られている応援ボードにはカープ愛を感じます。マジックが点灯した時には、カウントダウンボードも登場するほどの気合いの入れようでした。
シーズンが始まる前の3月には、熱狂的なカープファンと地域の人たちで「カープ必勝祈願祭」が行われ、宮司さんによる祭事のあと勝どきコールで盛り上がります。
写真:政田 マリ
地図を見るこの愛宕神社が創建されたのは江戸時代の延宝年間(1673年〜1681年)。城東松原地区と呼ばれたこの辺りは、当時たびたび起こった大火災で大きな被害を受けていました。その災禍を取り除くために、京都の愛宕神社の愛宕神を分祀し、『愛宕堂』を建立したのが始まりです。御祭神は迦具土神、つまり火の神・火伏せの神が祀られています。
写真:政田 マリ
地図を見るここにカープのファンが集い、必勝祈願をするようになったのは数年前から。2009年に広島市民球場からMAZDA Zoom-Zoom スタジアム(ズムスタ)にカープの本拠地が移ってからズムスタに近く、「火伏せ=ストッパー」を連想させるためか徐々にカープファンの口コミで参拝者が増え、「愛宕さんへ必勝祈願してからズムスタへ」という参拝ルートが徐々に浸透していったのです。
「相手打線に火がつきませんようにー」とのカープファンの思いを、試合の数だけ受け止めてこられた神様なのです。
境内で奉納できる必勝祈願絵馬はボール型。お願い事は自由ですが、ほとんどはカープにまつわることが書かれています。選手の名前や「優勝」「日本一」「悲願」「勝つ」などの文字が書かれた絵馬が、何重にも重なって奉納されています。
2016年は、カープの25年ぶりのセ・リーグ優勝に湧いた広島。悲願の優勝のためにカープファンが祈りを捧げ続けた「愛宕神社」。ファンのみならず地域の人々にも愛され、春季大祭や地蔵大祭なども行われてきました。
プロ野球のシーズンが始まると県外からもお参りに来る方がいるほど多くの方がいらっしゃいますが、シーズンオフには地域の方々が静かに手を合わせる町の神社になります。
町を火災から守る役目もしっかり果たしながら、カープを勝利へ導いてくれる「愛宕神社」へぜひ訪れてみてくださいね。
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