評判特上!高野山の宿坊「一乗院」で絶品精進料理と修行体験

| 和歌山県

| 旅の専門家がお届けする観光情報

評判特上!高野山の宿坊「一乗院」で絶品精進料理と修行体験

評判特上!高野山の宿坊「一乗院」で絶品精進料理と修行体験

更新日:2016/12/27 14:15

高橋 樂のプロフィール写真 高橋 樂 旅行ブロガー

日本屈指の霊場、和歌山県・高野山には50以上の宿坊がありますが、特に評判が高く、お勧めの宿坊が「一乗院」。こちらは、歴史も古く、高級旅館に勝るとも劣らない品格や、行き届いた心遣いを感じられる宿坊です。お庭や襖絵、曼荼羅などの美術品も見ごたえがありますよ。
中でも、素材の味を生かしたこちら精進料理は絶品です。是非ご賞味ください。写経や阿息観等修行体験も可能です。心身共に癒されに行きませんか?

歴史古く由緒ある宿坊「一乗院」

歴史古く由緒ある宿坊「一乗院」

写真:高橋 樂

地図を見る

一乗院の始まりは平安時代前期と言われ、歴史が古く由緒ある宿坊。境内は1500坪とかなり広大で、荘厳な本堂や素晴らしい回廊式庭園も有しています。広々していてとても静かな宿坊ですよ。

場所は、高野山の中央、金剛峰寺からもほど近く、バス停もすぐそば、大変便利な場所にあります。土産屋や食事処も周辺に沢山あります。ただし、高野山奥の院までは約3キロメートルと少々離れていますので、バスの利用をお勧めします。

歴史古く由緒ある宿坊「一乗院」

写真:高橋 樂

宿坊には、よく整備さた美しい回遊式庭園があり宿泊者の目を楽しませてくれます。「亀の甲羅に背負われた蓬莱山には、不老不死の仙人が住む」と言う故事に基き、石が配置されています。また、池には沢山の錦鯉がゆったりと泳ぎ、とても優雅な雰囲気を味わうことができます。是非、足を止めて眺めてみてください。

歴史古く由緒ある宿坊「一乗院」

写真:高橋 樂

受付横には、素晴らしい襖絵のお部屋が連なっています。中でも一番角の部屋、上段之間(じょうだんのま)は必見です。昔、大名がお泊りになるための部屋として作られました。使われない時は、重要儀式にも用いられてきた格式高い部屋です。

襖絵は、江戸時代の絵師、狩野探斎によるもの。また奥の曼荼羅は特に素晴らしいものなので、是非じっくりご鑑賞ください。

季節感あふれる絶品精進料理

季節感あふれる絶品精進料理

写真:高橋 樂

チェック・イン後、お風呂で身を清めたら、17:30頃から夕食です。

こちらの精進料理は、数ある高野山の宿坊の中でも、「絶品!」と大評判!お料理は、色とりどり美しく盛り付けられ、頂いてしまうのがもったいないほど!季節を堪能できるメニューとなっています。種類も豊富で、オードブルからメインといった風に、一流旅館の如く次々と出てきます。素材の本来の味が生かされ、胃腸にも優しく薄味で、とても美味しいですよ。精進料理ですが、しっかりボリュームはありますのでお腹いっぱいになります。是非ご堪能ください。

写真は、基本ランクの献立「秋の花山吹」ですが、追加料金でランクアップも可能です。興味のある方は直接お問い合わせください。

季節感あふれる絶品精進料理

写真:高橋 樂

朝食は、朝の勤行後、7:30頃から頂きます。朝食もかなり充実しています。少量ずつですが、種類が多いのでお腹いっぱいになりますよ。ご飯のお代わりも可能です。

お勧めは、緑豊かな庭に面したお部屋

お勧めは、緑豊かな庭に面したお部屋

写真:高橋 樂

お部屋には様々なタイプがありますが、どのお部屋も清潔で、ゆったりしたつくりになっています。豪華ではありませんが、高級旅館並みに品格ある佇まいのお部屋も多いです。また、寝心地のいい寝具に充実の洗面具、室温管理等、全ておいてさりげない心遣いが行き届いています。中にはバス付きバリアフリーになっているお部屋もあります。

そんな中お勧めなのは、窓から緑豊かなお庭を見渡せるお部屋です。下記関連【MEMO】の公式HPで、色々なタイプのお部屋を見比べながらご検討ください。写真の部屋は「梢月亭」。大きな窓を通して緑豊かな美しい中庭を見渡せます。開放感が素晴らしいですよ。

お勧めは、緑豊かな庭に面したお部屋

写真:高橋 樂

梢月亭は、2〜3名用のゆったりした10畳の和室です。金庫もあり、貴重品の心配はありません。壁にはさりげなく空海の和歌が掲げてあるのも宿坊らしくていいですね。お風呂はありませんので、大浴場を利用します。

大浴場は、1階玄関右手にあります。高野山の湧き清水を温めたお風呂です。湯船はあまり大きくはありませんが、清潔で快適です。熱い方とぬるい方があるのでお好みで入浴できます。アメニティも充実しており、湯上りの水分補給に冷水が置かれている等、嬉しいサービスもあります。

ただし、大浴場の入浴時間は、16:00〜22:00まで。深夜や早朝には入れませんのでご注意ください。

お勧めは、緑豊かな庭に面したお部屋

写真:高橋 樂

一乗院公式HP(下記関連【MEMO】参照)から宿泊予約をすると、特典プレゼントとして、「特別謹製オリジナル塗香」がもらえます。天然香料で作られた、一乗院独自配合の塗香で、とてもいい香りがしますよ。

お勤め、お写経等、仏事参加の前に、少量を手の平に取り、擦り込んでお浄めします。リラックス効果がありますので、日常で心を落ちつけたいときに使っても効果的です。

修行体験!写経と阿息観

修行体験!写経と阿息観

写真:高橋 樂

写経も修行体験の一つ。経典「般若心経」276文字を書き写します。般若とは「悟り」のこと、「悟り」の心髄を書き写すことになります。字の上手い下手は関係ありません。一文字ずつ丁寧に書き写すことで、心が鎮まり、清浄化していくのを感じられますよ。最後に願い事と氏名等を書いて終了です。

一乗院では、夕食の後、各部屋で写経することになります。就寝前のひと時、写経に集中すると心はすっきり。ぐっすり眠れますよ。
写経した紙は、包み紙に入れて翌朝の勤行に持参し、宿坊の方にお渡ししましょう。勤行中に祈祷してくださいます。

写経の料金は1000円です。予約時に一緒に申し込みます。筆は、新しい筆(500円/買取)か筆ペン(貸与)かを選べて、マイ筆持参も可能です。硯や固形墨も貸してもらえます。

修行体験!写経と阿息観

写真:高橋 樂

またこちらでは、写経の他に「阿息観(阿字観の前段階の修行)」の修行体験をすることができます。時間は8:15〜、料金は一人1000円です。こちらも予約時に申し込みが必要です。行事のため開催しない日もあるので必ず実施の有無をご確認ください。また、女性はスカート不可なのでスラックス等でご参加ください。

阿字観は、大日如来の種字、梵字「阿(ア)」字をご本尊として、自分と仏様が一体となる真言密教の瞑想法で、初心者にはとても奥深く難しいため、宿泊者は前段階の数息観や阿息観を体験します。これは、呼吸する息に、大日如来の梵字『阿(ア)』の声を乗せて、自分と御仏と宇宙との一体感を得る瞑想法です。

会場は2階の大広間。写真のような曼荼羅(※)の前で、住職が丁寧にご指導してくださいます。座禅の方法、呼吸の整え方、「ア」の発声法、最後は無音の「ア」を観じてで宇宙との一体感を感じます。

終わると、とてもスッキリ!気分爽快です。体の中の悪いものが浄化される気分です。是非体験してみましょう。「阿息観作法」という冊子を頂けますので、お家でも実践できますよ。

※写真は1階上段之間のもの。大広間の曼荼羅は複製です。

朝のお勤め(勤行)−声明の美しい調べで心を整えよう

朝のお勤め(勤行)−声明の美しい調べで心を整えよう

写真:高橋 樂

朝のお勤め(勤行)は、6:30〜7:15です。少し前に、本堂に集合しましょう。入口で般若心経の冊子を受け取り、用意してある椅子に着席します。また、写経された方は、写経用紙をお渡しすると、勤行の後半に名前が読み上げられ祈祷していただけます。

本堂は荘厳で美しい空間になっていて、誰でも自由に参拝可能です。基本的には、ご本尊への祈祷と、依頼を受け先祖供養が行われています。

一乗院の佐伯公応住職は、声明(メロディーの付いたお経)に精通しておられ、その分野を代表される方でいらっしゃいます。そのため、朝の勤行では、声明がふんだんに取り入れられています。声色は、程よい緊張感がありつつも、大変心地良い響きで、自然と心が和み整ってくるのを感じますよ。最後は、皆で一緒に般若心経をお唱えして終了です。

朝のお勤め(勤行)−声明の美しい調べで心を整えよう

写真:高橋 樂

お部屋には、一乗院や高野山、真言宗関係の本が沢山おいてあります。日常を離れた日本の一大霊場、高野山で、「真言宗とは何か?」「仏教の役割とは何か?」等、理解を深めるてみるのも良いでしょう。

写真の「心を整える高野山のお経 CDブック」は、一乗院が出版された大ヒット本です。お経のCDが入っていて、心が穏やかになると大評判です。受付で購入可能です。

まとめ

「一乗院」は、数々のランキングサイトでも常に上位を獲得する高野山屈指の宿坊です。高級旅館さながら、とても穏やかで上品な雰囲気に満ちており、且つ、空海の教えを至る所に感じることができます。さりげない心遣いに溢れる宿坊なので、心身共に癒されること間違い無しでしょう。何より、夕食の精進料理は絶品です。写経、阿息観などの修行体験、朝のお勤めへの参加等もお勧めです。是非一度訪れてみてください。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/09/11−2016/12/12 訪問

- PR -

条件を指定して検索

トラベルジェイピーで一緒に働きませんか?

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ

- PR -