平岡駅があるのは、長野県下伊那郡にある天竜村。周囲を山で囲まれており、まさに山奥といった場所です。秘境路線として名高いJR飯田線の中で、この平岡駅は比較的大きな駅です。ここが他の駅よりも重要度が高いことを感じさせてくれます。
「ふれあいステーション龍泉閣」は駅舎と一体になってるホテルで、駅ホームのすぐ目の前にあります。その外観は立派なもので、山奥の村にこういった宿泊施設があるのは驚きです。
駅ホームからすぐホテルに入れるので、鉄道でのアクセスがとても簡単。秘境駅巡りをする鉄道ファンにとって、とても助かることでしょう。
ホームから建物内に入れば、すぐ駅の改札となります。とは言っても、自動改札機があるわけではありません。改札の造りは実に簡素なもので、こういった光景を見ると、平岡駅はやはり秘境路線の駅だと感じることでしょう。
改札を通ると、すぐ横には「ふれあいステーション龍泉閣」の受付があります。この平岡駅との一体感は、鉄道ファンからすれば感動ものです。平岡駅での宿泊に、胸を躍らせること間違いありません。
受付のすぐ目の前には特産品販売コーナー「やまゆり」があり、天竜村の特産品を買うことが出来ます。また、他にもお菓子類や飲み物の購入も可能です。
ただ、この売店は夕方までの営業ですので、夜に買い物をすることは出来ません。食べ物を確保したい場合は、早めに購入しておきましょう。
※特産品販売コーナー「やまゆり」の営業時間については、関連MEMOのリンク先をご確認ください。
「ふれあいステーション龍泉閣」の客室は洋室が6部屋、和室が3部屋あります。洋室好きな方と和室好きな方、どちらの旅行者も満足して泊まることが可能で、ここら辺はさり気なく嬉しいところです。
Wi-Fi環境もあるので、インターネット接続はバッチリ。スマホで動画を見たい場合などで、通信容量の制限を気にする必要はありません。山奥とは思えない、快適な時間を過ごせます。
客室は駅ホーム側と集落側、どちらにもあるのですが、鉄道好きにはやはり駅ホーム側がオススメ。窓からベランダに出て、列車の往来を眺められます。
夜の闇を駅灯りが照らす中、列車が到着する様子は、山の中ということもあって、どこかしんみりとした気分になります。
もちろん、早朝の列車の往来を見るのも、大変味わい深いものがあるでしょう。
ぜひ、客室のベランダから、鉄道ならではの情緒を感じてください。
「ふれあいステーション龍泉閣」は4階建てとなっており、2階がフロントや特産品販売コーナー、3階が客室、4階が入浴施設と交流ホールとなっており、そして1階部分にはレストランがあります。
この「レストラン龍泉」は居心地の良い空間で、テーブルやイスの造りは全く古さを感じさせず、清潔感があります。ここでは自分が山奥にいることを忘れそうになります。快適な食事の時間を過ごせること、間違いありません。
秘境路線の旅といえば食事に苦労しそうですが、このレストラン龍泉の存在は大助かり。列車の旅による疲れが残る体で、目の前にカツ丼が現れれば、思わず箸をせわしく動かしてしまいます。
また、写真のカツ丼のようなオーソドックスな料理以外には、「信州サーモン丼」や「清流丼」などのレストランおすすめメニューがあります。ぜひ、夕食はこのレストランで舌鼓を打ってください。
※「レストラン龍泉」のの営業時間については、関連MEMOのリンク先をご確認ください。
秘境駅が多くあるJR飯田線ですが、この平岡駅は秘境駅でないので、鉄道以外のアクセスは悪くありません。駅前には、国道418号線が通っています。
天竜村は多くの家々が斜面に建っており、まさに山奥の村といった景観。ただ、村の規模は意外と大きく、どこか安心感があります。山奥の自然を感じるのに、難易度が高くなくて程よい村と言えるでしょう。
山に囲まれた集落をぶらぶら歩く時間は、鉄道に乗っている時間とはまた違った魅力があります。もし時間に余裕があれば、秘境駅巡りだけでなく、この天竜村を散策してみてはいかがでしょうか?
山奥の天竜村にある、JR飯田線の平岡駅。その駅舎と一体化している「ふれあいステーション龍泉閣」は、まさに秘境路線・飯田線の旅における救世主です。
列車から降りてすぐアクセス出来るだけでなく、その立派な造りの建物に、鉄道風景が楽しめる客室、またおいしい味を楽しめるレストランなど、クオリティの高い宿泊施設となっています。
秘境路線・飯田線の旅をする際は、ぜひ拠点として活用してみてください。
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(2024/10/8更新)
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