その設立はとても変わっています。1934年に、バンコク市民を中心としたタイ人の保養地として整備されたのが始まりなのです。約80年も前にそのような発想があったことは、ある意味驚きです。それが今でもタイ人を中心とした観光地として生かされていることそのものが、とても魅力的なことです。
渡り鳥であるカモメの大群がやってくるのは「11月から5月頃」まで。遠くはチベットから飛来し、ここで過ごすのです。季節限定のスポットですので、タイミングを合わせて足を運んでみましょう。
1941年に、旧日本軍がこの地に上陸しています。具体的にはこのスックター橋からとされています。実はこのように日本と関係があったというのも興味深い話です。
この橋の上で、カモメの大群を楽しむことが出来ます。また、橋の一番奥にレストランがありますが、海上で様々な物が食べられるということもあり「人気のお店」です。
あまりに多くのカモメがいて、数は想像もつきません。飛んでいるカモメだけではなく、海面においてもはるか遠くまでカモメたちがいます。
数の多さもさることながら、近づけばそのスピードと大きさに迫力を感じることでしょう。出来るだけ近くまで行き、楽しんでみて下さい。
タイ人たちのお楽しみは、カモメの写真撮影だけではなく、餌やり!餌は橋の上の売店で売られていますので、購入に面倒はありません。カモメたちは差し出された餌を見事にキャッチし、ものすごい速度で飛んでいきます。
なお、餌を売っている売店の近くには石鹸が備えられた手洗い場があり、万が一汚れたとしてもきれいにすることが出来ます。それでも相手は渡り鳥ですので、直接触れなかったとしても念のため、手を洗っておきましょう。
橋の突き出た部分に立つと、まるでカモメが突撃してくるような迫力。しかしながら衝突することはありません。見事に人間を回避して飛んでいき、海上で円を描いて再び戻ってくるのです。
夕陽が沈むのは入口から見て橋の右側。そちらに人は集中しますが、逆にいえば橋の左側でじっくりとカモメたちを撮影することが出来ますので、こちら側もお勧めです。
なお、撮影に熱中して、携帯電話等を海に落とさないようご注意下さい。
この場所を魅力的にしているもう一つの理由が夕陽。海に映る太陽の色もまた魅力的であり、沈みゆく夕陽を見ながら、ゆっくりとした時間を過ごしてみませんか?
暑いタイで、穏やかな時間を過ごせることもまた面白い体験です。ぜひこの場所で癒されてみて下さい。
この後、もう少し暗くなるとカモメたちはここを離れ、安全な場所に移動して夜を過ごします。そのタイミングは橋の照明が消される時と一致しており、暗くなってからでは餌がもえらなくなると分かっているようです。
暗くなると周囲が見えずらくなります。足元に注意をして下さい。
サムットプラカーンのバンプー保養地の魅力は、やはり日没頃となります。その際に準備しておくべきなのが虫除けスプレー。美しい景色を眺め、鳥たちの姿を楽しんでいる間に不快なことにならないよう、しっかりと準備をし対策をしておきましょう。
最後に、サムットプラカーンにはお勧めしたい観光地が他にもあります。
・タイで最大級とも言われる巨大なクロコダイルファーム&ズー(Samutprakarn Crocodile Farm & Zoo)でワニ釣りと様々なショー!
・グルメは時間制限の無い「Aim Jung」で食べ放題の焼肉と海鮮料理。
詳細は下記の関連MEMOに記載していますので、ぜひ参考にして下さい。
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