写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見るダーシェンカは愛知県額田郡幸田町に本店を構える、天然酵母パンが大人気のパン屋さん。パン教室も開講しており、名古屋を代表するパン屋さんだと言えるでしょう。そのダーシェンカの有松店が、「ダーシェンカ・蔵」。入口は日本料理店「やまと」と同じですが、ドアを開けてそのまま奥に進むとパン屋さんがあります。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る「ダーシェンカ・蔵」では、カラフルな有松絞りの手ぬぐい越しにやわらかな日差しが差し込んでいます。藍染めの絞り染めしか知らないと、これが有松絞りなのは意外に感じるかもしれませんね。でも、有松絞りのバリエーションは実はとても豊富。こちらは、「まり木綿」や「久野染工場」の製品です。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見るダーシェンカのパンは、むっちりとした弾力のある食べごたえ満点のパン。小麦は国内産の低農薬とオーガニックのみ、酵母は自家製のフルーツ酵母、パンに混ぜ込むナッツやフルーツもオーガニックという厳選された素材のパンを、自家製の石窯で焼き上げています。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る「ダーシェンカ・蔵」でも、以前は店内にあるこの窯でパンが焼かれていました。ですが、木造建築が多い地域ということもあり、防火のために今は幸田本店や大高店から毎日焼きたてのパンが運ばれています。
2016年に新発売となった「ダーシェンカ・蔵」の新商品が、有松絞りをイメージした有松絞りパン。こちらは地元の高校生たちが「有松高校生町おこしプロジェクト」として企画し、発売に至りました。季節によってフレーバーは変わりますが、ポップな渦巻き模様がかわいらしい食パンです。ちなみに、カゴの下に敷いてあるのも「まり木綿」の手ぬぐいです。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る有松絞り食パンは大人気のため、入荷がある日でも午後には売り切れてしまうことがあります。欲しい方はお早めに。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る「ダーシェンカ・蔵」にはイートイン席があるので、購入したパンをお店でいただくことができます。2階は古民家カフェ風の内装で、座布団などに有松絞りが使われているので旅先で入るカフェとしては最高ですね。土足禁止になっており、写真には写っていませんが座敷席もあります。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見るモーニングサービスやランチメニューはありませんが、ドリンク以外に日替わりでスープがありますので、1階で選んだパンと合わせて軽い食事ができます。旅行中はうっかり昼食のタイミングを逃してしまうこともあるので、夕食に響かないこういった軽食はありがたいですね。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見るパンの温めと水はセルフサービスです。子ども用の絵本もあるので、子連れでもゆっくりと寛ぐことができます。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る「ダーシェンカ・蔵」の中庭にはテーブルがありますので、外での食事が気持ちいい気候ならこちらで食べるのもおすすめです。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る雑味のないすっきりとした味わいコーヒーは、どのパンにもよく合います。写真は有松絞り食パンでつくったラスク。食パンを持ち帰るのが難しい旅行者は、ぜひこちらをどうぞ。
「ダーシェンカ・蔵」があるのは名鉄有松駅から徒歩3分ほどの場所。有松・鳴海絞会館や文化財に指定されている邸宅など有松の観光スポットが密集するエリアなので、散策中に気軽に立ち寄れます。観光地のなかにあって、パンとコーヒーがちゃんとおいしく、イートインも可能。「ダーシェンカ・蔵」は、ありそうでない貴重なお店です。
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(2024/4/20更新)
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