横浜市内有数の名所!港北区「大倉山公園梅林」へ観梅散歩

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横浜市内有数の名所!港北区「大倉山公園梅林」へ観梅散歩

横浜市内有数の名所!港北区「大倉山公園梅林」へ観梅散歩

更新日:2018/01/28 17:38

沢原 馨のプロフィール写真 沢原 馨

横浜市港北区の大倉山公園は、東京近郊の梅の名所のひとつとして広く名を知られています。緑濃い公園の中に梅林が設けられ、早春には梅が咲き誇って素晴らしい景観を見せてくれます。例年、梅の見頃の時期には「大倉山観梅会」が開催され、多くの人が観梅に訪れます。早春の大倉山、観梅会で賑わう梅林の景観をご紹介しましょう。

歴史の古い大倉山公園の梅林

歴史の古い大倉山公園の梅林

写真:沢原 馨

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大倉山公園は東急東横線大倉山駅のすぐ北側に位置しています。駅の改札を出て坂道を登れば、すぐに公園です。その公園内、尾根筋の間の、いわゆる「谷戸(やと)」となった地形の場所に梅林が設けられています。

昭和6年、東横線開通直後に、東京急行電鉄が用地を取得して梅林を整備、乗客誘致のために公開したのが、そもそもの始まりなのだそうで、なかなか歴史のある梅林なのです。公開当初は千本の梅があったそうですが、戦時中に畑に転用されるなどして、数を減らしてしまいました。戦後はまた盛大に梅祭りが行われるようになり、それを横浜市が東京急行電鉄から昭和62年に買収、施設の整備や梅の増植を行って現在に至っています。

現在の大倉山公園梅林は1ヘクタールほどの敷地に約200本の梅が植えられています。数はそれほど多くありませんが、谷間となった地形が奏功してか、園内はとても美しい景観を見せてくれます。

一本一本の梅を観賞しながら園内散策

一本一本の梅を観賞しながら園内散策

写真:沢原 馨

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歴史の古い梅林だからでしょうか、園内には古木らしい梅も少なくありません。見事な枝振りを見せる梅や、美しい枝垂れの梅、地を這うように幹がうねる梅など、一本一本の梅をゆっくりと観賞してゆくのが、大倉山公園梅林での観梅のお勧めです。

それぞれの梅の木に品種名を記したプレートが添えられているのも嬉しいですね。「そんな名の品種もあるのか」と思いながら観賞してゆくのも楽しいものです。

池の周辺の景観は特にお勧め

池の周辺の景観は特にお勧め

写真:沢原 馨

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梅林の西端部近くに、小さな池が設けてあります。その池の周辺の景観は特に良い風情があってお勧めです。池の西側の岸辺から眺めると、東側の岸辺に咲く紅梅や枝垂れの白梅が日差しを浴びて美しい姿を見せてくれます。記念撮影をする人の姿も多いところです。

梅林は公園の中、周囲を小高い丘に囲まれていますので、ビルなどの人工的な建物がほとんど視界に入らないのも嬉しいところ。駅のすぐ近くであるにも関わらず、どこか街から離れた山里にいるかのようです。

観梅会の賑わいも楽しもう

観梅会の賑わいも楽しもう

写真:沢原 馨

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例年、梅が見頃を迎える時期には「大倉山観梅会」が開催され、多くの観梅客を迎えて賑わいます。「大倉山観梅会」という名ですが、要するに「梅祭り」です。園内にはステージが設けられ、地元団体による和太鼓や尺八の演奏、日本舞踊などが披露されて“おまつり気分”を盛り上げてくれます。

寒い冬がそろそろ終わり、ようやく暖かさを感じ始める頃、春の訪れを祝うかのような「梅祭り」の賑わいには不思議に心躍るものがありますね。

早春散歩の足を延ばしてみるのもお勧め

早春散歩の足を延ばしてみるのもお勧め

写真:沢原 馨

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観梅客で賑わう大倉山公園、「梅は見事なものだったけれど、人が多くて少し疲れてしまったな」という方もいらっしゃるかもしれません。そんな方のために、人混みの疲れを癒やすスポットもご紹介しておきましょう。

大倉山公園の梅林から龍松院というお寺の前を通って、住宅地の中を道なりに北西側へと数百メートル辿ってゆくと、鶴見川河岸の丘の上に設けられた「太尾見晴らしの丘公園」という公園に行き着きます。丘の上に広場を設けた公園なのですが、その広場の一角に十本ほどの梅が植えられていて、静かな観梅を楽しむことができるのです。

梅林というほどの数ではありませんが、静かで穏やかな空気感が何よりの魅力です。公園内には地元の人たちの姿がちらほらとあるくらい。観梅に訪れる人はほとんどありません。大倉山公園の賑わいが嘘のように、静けさに満ちたひとときを過ごすことができますよ。

「太尾見晴らしの丘公園」から鶴見川の河岸へと下りて、そのまま鶴見川の河岸散歩へと足を延ばしてみるのもお勧めです。のんびりと早春の散策を楽しみましょう。

都心から気軽に行ける観梅の名所「大倉山公園梅林」

例えば「東京近郊で梅の花を見たいのだけれど、お勧めのところはある?」と相談された時、そのひとつとして大倉山公園の梅林をお勧めすることには何のためらいもありません。規模としてはそれほど大きなところではありませんが、周囲の景観と梅の花が織り成す風情がとても魅力的で、お勧めの梅林なのです。

大倉山は東急東横線で渋谷から約30分、駅から梅林までは徒歩10分足らず、気軽に訪れることができるのも魅力です。それだけに観梅に訪れる人は多く、例年とても賑わいます。人混みが好きではない人は「観梅会」の開催日を外して訪れるのも一案かもしれません。

梅の咲く頃になると、どこかへ出かけたくなりますね。大倉山公園の梅の見頃は例年2月中旬〜3月上旬頃。次のシーズンには、ぜひ大倉山公園を訪ねてみてください。素敵な早春散歩を楽しめますよ。

<「大倉山公園梅林」の基本情報>
住所:神奈川県横浜市港北区大倉山2丁目
電話番号:045-540-2235(大倉山観梅会実行委員会事務局(港北区地域振興課内))
アクセス:東急東横線「大倉山駅」から徒歩約10分

2018年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2015/02/21 訪問

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