井伊谷宮、龍潭寺他、「井伊直虎」ゆかりの浜松を半日レンタカーで巡る

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井伊谷宮、龍潭寺他、「井伊直虎」ゆかりの浜松を半日レンタカーで巡る

井伊谷宮、龍潭寺他、「井伊直虎」ゆかりの浜松を半日レンタカーで巡る

更新日:2017/05/09 17:53

二松 康紀のプロフィール写真 二松 康紀 ホテルルームライター、国内旅行業務取扱管理者、客室コンサルタント

2017年の大河ドラマは「おんな城主 直虎」です。その主人公「直虎」の故郷でその数奇な運命の地である浜松。ドラマの前半は浜松市の北に位置する井伊谷周辺が主な舞台です。浜松北には直虎ゆかりの場所が多く、また見応えのある場所もたくさんあります。その中でも特にゆかりのある場所をレンタカーを使って半日で巡るコースを紹介しましょう。

井伊家の始祖、共保公が生まれたとされる井戸から足跡をたどる

井伊家の始祖、共保公が生まれたとされる井戸から足跡をたどる

写真:二松 康紀

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浜松駅で車をレンタルし、向かうのは井伊家の始祖が生まれたとされる井戸。駅からは約50分弱のドライブです。直虎ゆかりの地はここからスタート、周辺の地を巡ります。

約1000年前の西暦1010年(寛弘7年)に井伊家の始祖がこの井戸で生まれたとされる「伝井伊共保出生井(共保公出生の井戸)」。井伊家ゆかりの地として最初に訪れてみたい場所です。江戸時代に建てられた石碑は井戸のそばに橘があったことから、井伊家は「橘」を家紋としたとされています。

井伊家の始祖、共保公が生まれたとされる井戸から足跡をたどる

写真:二松 康紀

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周辺は田畑、その中の一角に小さく佇み、遠くからみると住居跡のように見える場所です。近づくと井戸の周りはとてもきれいに整備され、周りと隔離された雰囲気が直虎の時代にタイムスリップしたかのような感覚になります。ここは是非、ゆったりと時間を過ごして欲しい場所です。

直虎が過ごしたとされる「龍潭寺」は名勝庭園や左甚五郎作の彫刻もみられる

直虎が過ごしたとされる「龍潭寺」は名勝庭園や左甚五郎作の彫刻もみられる

写真:二松 康紀

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龍潭寺(りょうたんじ)は最初の「伝井伊共保出生井(共保公出生の井戸)」から徒歩で数分です。この寺は直虎にとっては重要な意味を持つ場所です。許嫁であった従兄弟の直親、直虎はある事件で直親が死んだものと思い、自ら出家し「次郎法師」と名乗り、生涯独身を通し、この寺で過ごしたとされています。ここの住職であった南渓瑞聞和尚は、井伊家存亡の危機に出家した次郎法師を井伊直虎と名乗らせ、直親の遺児である虎松の後見人として井伊家を支えました。

直虎が過ごしたとされる「龍潭寺」は名勝庭園や左甚五郎作の彫刻もみられる

写真:二松 康紀

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この龍潭寺、とても美しい小堀遠州作の庭園があります。特に新緑の頃は萌木が光を浴びてまさに絶景!寺の回廊を巡り、庭園がみえる場所は座ってゆっくりと景色を眺めるスペースもあるので、是非ここで景色を堪能して欲しいです。

直虎が過ごしたとされる「龍潭寺」は名勝庭園や左甚五郎作の彫刻もみられる

写真:二松 康紀

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またこの寺にはもう一つ必ずみておきたいものがあります。それが「一刀彫りの龍」。日光東照宮の「眠り猫」で有名な名工、左甚五郎作です。もともとは大仏殿の装飾だったこの彫刻、今は取り外されて展示されています。今にも動き出しそうなこの龍の彫刻はかなりの迫力です。

井伊家創始の物語にゆかりのある「井伊谷宮」は元は八幡宮だった

井伊家創始の物語にゆかりのある「井伊谷宮」は元は八幡宮だった

写真:二松 康紀

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龍潭寺からは車で3分、徒歩でも行ける場所にあるのが「井伊谷宮(いいのやぐう)」です。南北朝時代に南朝方として井伊氏と共に活躍した「宗良親王(むねながしんのう)」を祀る神社で、格式は官弊中社です。

井伊家創始の物語にゆかりのある「井伊谷宮」は元は八幡宮だった

写真:二松 康紀

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この神社には誰でも入れる資料館があり、ここには宗良親王御真筆色紙などの歴史的にも興味深い資料がたくさんあります。文字は昔の文字なので読みづらいですが、この地の足跡を垣間見ることも出来ます。

また神社には直虎にちなんだ直虎絵馬や結ばれることがなかった、直親の子供である虎松(直政)と一緒に描かれた絵馬もあり、記念に購入することも出来ます。

井伊谷城跡は井伊谷の街が一望、浜名湖も望める小高い山にある公園

井伊谷城跡は井伊谷の街が一望、浜名湖も望める小高い山にある公園

写真:二松 康紀

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直虎半日コースの最後は井伊谷城跡に行って締めましょう。井伊谷宮からここの入口まで車で約3分程度。入口が少しわかりにくいので予め地図で確認すると良いでしょう。一番わかりやすい入口は「浜松市立引佐多目的研修センター」の裏手から入るコース、もう一つは二宮神社側から入るコースです。どちらも同じくらいですが、二宮神社側からが少しだけ楽かもしれません。ここの頂上まで行くにはかなりの急斜面を徒歩で上がるしかないので、少し覚悟が必要で、雨の日などは避けたほうが良いかも知れません。

井伊谷城跡は井伊谷の街が一望、浜名湖も望める小高い山にある公園

写真:二松 康紀

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天気の良い日に一番上まで行くと、平らな場所は公園として使われていて、整備されています。今は顔出しパネルも設置されていて、直虎、虎松、南渓和尚に顔を入れて記念撮影が出来ます。

井伊谷城跡は井伊谷の街が一望、浜名湖も望める小高い山にある公園

写真:二松 康紀

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がんばって頂上まで来たご褒美はやはりここからの絶景!都市にあるような街並みではない、自然豊かな景色をみることができます。たどってきた共保公出生の井戸、龍潭寺、井伊谷宮も望めて、晴れた日には浜名湖を見ることも出来ます。ここで直虎のストーリーを思い出してのんびりしてみてはいかが。

直虎のゆかりの地、浜松北はたくさんの見所がある地

浜松はうなぎだけではありません。井伊直虎の地は見所がいっぱいです。半日でみるには、共保公出生の井戸(15分)、龍潭寺(60分)、井伊谷宮(30分)、井伊谷城跡(60分)でいっぱいになりますが、それだけでも大河ドラマのストーリーを追うことが出来るでしょう。さらにパワースポット好きなら「渭伊神社と天白磐座遺跡(てんぱくいわくらいせき)」、井伊家の足跡をもっと知りたいなら「井殿の塚」、少し離れていますが「井伊直親の墓」を追加するとよいでしょう。周りには直虎ゆかりの地の他に竜ヶ岩洞もあり、全部見るには1日あった方が良いと思います。

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