台湾猴硐の猫カフェ「HIDE&SEEK CAFE」ニュウニュウとほんわかティータイム♪

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台湾猴硐の猫カフェ「HIDE&SEEK CAFE」ニュウニュウとほんわかティータイム♪

台湾猴硐の猫カフェ「HIDE&SEEK CAFE」ニュウニュウとほんわかティータイム♪

更新日:2017/01/17 16:14

吉川 なおのプロフィール写真 吉川 なお 台湾在住ライター、元旅行会社勤務の旅行マニア

愛らしい瞳にもふぉもふぉの毛、そしてとっても人なっこい猫はペットとして大人気。そんな猫ちゃんたちがたくさんいる猫村が台湾にもあることをご存じでしょうか?

台北駅から電車に乗って約1時間の「猴硐(ホウトン)」は、NHK「世界ネコ歩き」で知られる動物写真家・岩合光昭さんも訪れた猫の楽園。カフェにはもちろん看板猫も!「HIDE&SEEK CAFE」でニュウニュウとティータイムはいかが?

猿村から猫村に変貌

猿村から猫村に変貌

写真:吉川 なお

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猴硐は台湾北部の新北市瑞芳区にある山あいの小さな街です。猴硐の「猴」は日本語で猿を表し、その昔「猴=サル」がたくさんいたことが地名の由来となっています。

猿の村から猫の村に変貌を遂げたのは、日本統治時代に炭鉱で栄えたことがきっかけでした。坑道の木製の梁や柱をネズミが食い荒らすためその駆除に猫が飼われましたが、やがて1990年に閉山を迎えると人間は去り、その場に取り残された猫たちはどんどん繁殖し増えていきました。

そこで立ち上がったのが台湾の猫好きの有志たち。2009年に『猫との共生で猴硐は最も美しい』をスローガンに保護活動を開始し、その功あって「猴硐=猫村」のイメージが定着し、その様子が観光客によってブログやSNSで紹介されて一挙に世界中に知れ渡りました。宮城県の田代島、福岡県の相島とともに、米国のテレビCNNが選定した「世界6大猫スポット」にも選ばれ、今では猫に触れ合える観光地として人気を博しています。

かわいい猫があちこちに

かわいい猫があちこちに

写真:吉川 なお

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猫村は駅の裏手にあり、猫の姿をイメージした「猫橋」と呼ばれる橋を渡っていきます。この猫橋は世界で唯一の人猫共用橋で、橋の両側に餌台やキャットウォークやキャットタワーなどが設けられ、猫が自由に遊べるようになっています。観光客も自由に餌をあげることができ、ここから猫ちゃんたちと直に触れ合うことができます。

現在、ここにはおよそ100匹の猫が生活していて、そこかしこに姿も性格も千差万別の猫がまどろんでいます。好奇心いっぱいに近寄ってくるコ、幸せそうに寝ているコ、仲間とうれしそにじゃれあうコとさまざまで、見ているだけで心が和みます。ここの猫たちはみんな人馴れしているので、カメラを向けても全く動じません。至近距離でたくさん写真を撮りましょう。

「HIDE&SEEK CAFE」で憩いの時間♪

「HIDE&SEEK CAFE」で憩いの時間♪

写真:吉川 なお

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道端の猫で癒やされたら、今度は猫カフェで休憩タイムはいかがでしょうか。高台の一角にカフェが並ぶエリアがあり、どの店も看板猫がしっかり店番をしています。日本語で「かくれんぼ」という意味の 「HIDE&SEEK CAFE」では2代目のキジ猫の「妞妞(ニュウニュウ)」と「班班(バンバン)」の2匹が出迎えてくれます。

「HIDE&SEEK CAFE」で憩いの時間♪

写真:吉川 なお

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2015年6月から初代の看板猫「饅頭(マントウ)」の後を引き継いだニュウニュウは3才のメス猫。元は野良猫でしたが、「HIDE & SEEK CAFE」のオーナー厳(イエン)さんになつき看板猫に昇格しました。ニュウニュウという名は宮崎駿監督の『崖の上のポニョ』のポニョからで、中国語の「波妞(ポーニュウ)」からつけられました。オスの2才のバンバンも排水溝にいたところを助けられて一員となり、いまはこの2匹が店のマスコットとなっています。

猫スイーツが大人気!

猫スイーツが大人気!

写真:吉川 なお

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店一番の人気メニューは写真右の「猫泡芙(キャットパフ)120元」。運ばれてくると誰もがにっこりする猫を象ったシュークリームで、生クリームで耳を縁取り、ひげはホワイトチョコレート、プレートには足跡まである「HIDE & SEEK CAFE」のオリジナルです。左は「猫蛋糕(キャットケーキ)100元」で、ブルーベリー入りのふわふわマフィンの上にホワイトチョコレートをコーティングし、そこに初代のマントウの笑顔がデコレーションされています。オーダーされると厳さんがひとつひとつ手作りする温かみを感じるスイーツで、これらを目当てに来店する人も多いそうです。

このヒット作はスイーツデザイナーである厳さんのご主人のアイデアで、その才能はメニューだけでなく、店の中のディスプレイにもいかんなく発揮されています。壁にかけられた額の猫の絵は全てご主人の作品で、そこに描かれた猫ちゃんたちはポストカードにもなっていてお土産に購入することもできます。

炭鉱の歴史を留めるエリアも見応えあり

炭鉱の歴史を留めるエリアも見応えあり

写真:吉川 なお

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猫村と反対側、駅の正面は大正9年(1920年)の線路開通に合わせて建設された端三製炭工場の跡地です。当時最先端だった選炭機が2台置かれ、日に1000トンもの石炭を生産していました。当時の製炭倉庫を利用した「願景館」は猴硐の歴史や炭鉱の様子を紹介する展示館で、そこで最盛期の工場の模型を見ることができます。

その横の階段の上は運搬に使われた基隆河に架かる運煤橋で、当時敷かれたレールが残り、そこから炭鉱と猫が一体化した猴硐の全体像が望めます。

炭鉱の歴史を留めるエリアも見応えあり

写真:吉川 なお

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運煤橋を渡った先は「猴硐煤礦博物園区」となっていて、石炭の運搬に使われたトロッコに乗って炭鉱を見学できる約30分のツアーが実施されています。採掘作業を実体験したり、鉱員の生活情景が記されたパネルなどから当時の様子をうかがい知ることができ、炭鉱があっての猫村だということがよくわかります。

ルールを守って猫三昧♪

現在の猫村は、民家や道路に猫のイラストやオブジェがあちこちにあり、まるで猫のテーマパークのようですが、ここは紛れもない住宅地です。滞在時は「大声で騒いだり勝手に住居スペースに入らない」「ごみは持ち帰る」「猫がびっくりするのでフラッシュ禁止」「人間の食べ物を与えない」「犬の同伴は衝突防止のためお断り」「地面に直接エサを置かない」など守ってほしいルールが看板に書かれています。人と猫がいつまでも仲良く暮らしていけるようにルールを守って、思う存分猫ちゃんたちと楽しい時間を過ごしてくださいね。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/01/15 訪問

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