写真：Ise Shinkurou
地図を見る「おかしらさん」と呼ばれ親しまれる頭之宮四方神社は、日本で唯一首から上に御利益がある「頭の守護神」。桓武天皇の後裔「唐橋中将光盛卿（からはしちゅうじょうみつもりきょう）」が御祭神となっています。
由緒によれば、光盛卿は神社横を流れる「唐子川」の上流に住んでいました。大きく時が流れた後に、光盛卿の轆轤（どくろ）が流れ着いたのが度会郡大内山であると伝わります。その後地元の人々により大切に祀られ、首から上の守護神として信仰を集めてきました。
写真：Ise Shinkurou
地図を見るご紹介した由緒から「頭之宮四方神社」は受験・仕事つまりは頭に関する守護神として崇拝されてきました。脳を使う機会が多い現代人には、脳を活性化しストレスを解消する最高のパワースポットとも言えます。
学力の向上と受験の合格を願って、また商売上のひらめきを求めて、さらにはボケ防止を祈願して、家族全員で参拝できる神社です。
写真：Ise Shinkurou
地図を見る一般の神社と同様に鳥居の側には「手水舎」がありますが、やはりここは伊勢国。宮川系の清流・唐子川で手を清められるのがお勧めです。
樹木に囲まれ、川のせせらぎを耳にしながら手を洗えば、ここならではの素晴らしい癒やしのパワーを頂けます。手水舎裏手にある階段を降りると澄みきった唐子川へ降りられますので、是非「おかしらさん」ならではの手水をどうぞ。
またこの手水舎にある石は、子育て中の女性によいとのいわれがあります。是非そちらも立ち寄って見て下さいね。
写真：Ise Shinkurou
地図を見るさらには手を清めながら滝を見る事も出来るのです。まるで滝に打たれたように、心身ともに禊ぎが出来る手水ですよね。
写真：Ise Shinkurou
地図を見る本殿へのお参りが済んだら参道脇にある「頭之水」へ立ち寄ってみて下さいね。これは本殿から湧き出る霊験あらたかな御神水。
飲めば体内の穢れを洗い流し、体に付ければ弱い所が祓い清められると言うとても不思議な湧き水。遙か大昔から大切にされている頭之宮四方神社の御神水です。
写真：Ise Shinkurou
地図を見るこの御神水は一升瓶いっぱいを９日間かけて飲み干すと、厄を払い大地の生命力を取り込むと言われています。ここならではの特別の神事「お水取り」も行われています。
御神水はいつでも自由に持ち帰れますので、お参りの際は容器を持参されると良いでしょう。お茶などで飲めば、頭の疲れが取れ明日へのパワーを頂けます。また書道の上達を願って利用する方も多いですよ。
写真：Ise Shinkurou
地図を見る「お頭さん」と呼ばれる石は唐子川から拾い上げられたパワーストーン。祈りを込めて撫でる事で「意志の力」を頂けると評判の撫で石です。
特に受験生は学力の向上を願うだけでなく、絶え間ない努力が必要ですよね。この撫で石から強い意志を頂きましょう。多くの皆さんが撫でるので、少しずつ丸くなってきていると言われています。本当に驚きですよね。心を込めて撫でてみて下さいね。
またすぐそばにある奉石所では、海の石に願掛けの言葉を書き「お誓い石」として納める事も出来ます。願掛けには白い石、祈願成就のお礼参りには黒い石を使用し、出来る限り海辺の丸石がお勧めです。地元民お勧めの隠れ祈願スポットですよ。もし石を準備出来なければ「願い絵馬」で奉納する事も出来ます。
紀伊山地の山深い里に鎮座する頭の神様は受験にご利益があるだけでなく、知恵を授かり独創性を生み出す仕事にもご利益があります。特に頭脳にストレスを感じる事の多い現代人にはぴったりの神社です。
またお帰りには４２号線沿いにある「ミルクランド」に立ち寄ってみて下さい。大内山牛乳ならではの濃厚なアイスクリームや様々な乳製品が並ぶ人気のお店です。今回ご紹介した「頭之宮四方神社」から車で５分程にある地元民お勧めのお立ち寄りスポットです。
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(2024/4/20更新)
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