熊野古道以外も魅力たっぷりの「南紀熊野」日本三大名瀑「那智滝」からマイナスイオンがふりそそぐ!

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熊野古道以外も魅力たっぷりの「南紀熊野」日本三大名瀑「那智滝」からマイナスイオンがふりそそぐ!

熊野古道以外も魅力たっぷりの「南紀熊野」日本三大名瀑「那智滝」からマイナスイオンがふりそそぐ!

更新日:2014/02/14 12:09

常盤 兼成のプロフィール写真 常盤 兼成 学習塾経営・講師、フリーライター、旅行プランナー

三重県南部から和歌山県にかけての「南紀熊野」エリアは、世界遺産に指定されている熊野古道で一躍有名になりました。しかし今回は熊野古道だけでなく、自然が作り出した造形美に感動したり、マイナスイオンのシャワーを浴びたりしながら、心身ともにリフレッシュできる旅のご提案です。黒潮が流れる暖かな気候の「南紀熊野」を訪れ、海風を浴びながらのドライブ旅行をどうぞ。

名勝「鬼ケ城」は国の天然記念物 展望台からは熊野灘が一望

名勝「鬼ケ城」は国の天然記念物 展望台からは熊野灘が一望

写真:常盤 兼成

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名古屋駅から特急ワイドビュー「南紀」で、紀伊半島を南下すること3時間強。最初の目的地「熊野市駅」を目指します。駅弁を食べながら車窓を眺めると、海が見えたりトンネルに入ったりと風景が忙しく流れます。アップダウンとカーブの連続の路線ですので、特急列車らしいスピーディーな風景は見られません。のんびりとした観光特急といった感じです。
(ちなみにJR東海の特急列車では車内販売はありませんので、お弁当やお飲物はあらかじめ駅でお買い求めください)

熊野市駅で列車を降りたら、レンタカーを利用するのが効率的。駅から車で5分ほど走ると、国の天然記念物にも指定されている名勝「鬼ヶ城」に到着です。こちらの写真は「獅子巌」と呼ばれる獅子の横顔に似た岩。太平洋に向かって獅子が吠えているようにも見えますよね。

「鬼ヶ城」は波の浸食、隆起、風化などによってできた自然の造形美。熊野灘に沿って約1キロにもわたり続いています。遊歩道が整備されており「鬼の見晴台」からは熊野灘が一望できる絶景がご覧になれますよ。一部、台風の被害によって通行止めになっている遊歩道もありますので、現地の案内表示にしたがってくださいね。

21世紀に残したい日本の自然百選に選ばれた「七里御浜」

21世紀に残したい日本の自然百選に選ばれた「七里御浜」

写真:常盤 兼成

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「鬼ヶ城」から海岸沿いをさらに南下すると「七里御浜」という海岸が見えてきます。「日本の渚百選」、さらには「日本の白浜青松百選」にも数えられている有名な海岸なんですよ。また、森林文化協会が選んだ「21世紀に残したい日本の自然百選」にも選ばれているという、訪れないわけにはいかないスポット。

「七里御浜」は、熊野市から紀宝町にかけて広がっており、紀宝町の海岸には毎年、産卵のためにアカウミガメが上陸します。アカウミガメの産卵や孵化を保護するため、5月から9月までは海岸への自動車・バイクの乗り入れが禁止されます。

晴れた日には遠くまで太平洋が見渡せる上に、海風を心地よく感じることができます。ドライブ中の車を止め、潮の香りを感じてみてはいかがですか?休憩に最適なのは国道42号沿いに立つ2つの道の駅。
道の駅「パーク七里御浜」のレストランでは「七里御浜」の風景をご覧になりながらのお食事が楽しめます。また、「紀宝町ウミガメ公園」という道の駅では、本物のウミガメの飼育展示も!1つのエリアに道の駅が2つもありますので、お食事や休憩に利用したり、ミニ水族館気分を味わってはどうでしょう?

那智山「青岸渡寺」でベストフォトスポットを探そう!

那智山「青岸渡寺」でベストフォトスポットを探そう!

写真:常盤 兼成

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「七里御浜」で食事や景色を堪能したら、熊野川を渡り和歌山県新宮市へ。新宮市には熊野速玉大社などのスポットがありますが、今回は那智勝浦町まで移動し「那智山青岸渡寺」を目指しましょう。

「青岸渡寺」は豊臣秀吉が、その秀麗さと那智滝との見事な調和に感動したと言われる寺院で、熊野三山の「熊野那智大社」とならんで建てられています。「青岸渡寺」では重要文化財に指定されている本堂のみならず、宝篋印塔や境内もユネスコの世界遺産になっています。

この「青岸渡寺」ではぜひ朱塗りの三重塔をご覧ください。三重塔そのものも美しいのですが、三重塔の背後に「那智滝」が見られ、滝と三重塔を一度に撮影できるベストフォトスポットがあります。どこからの撮影がいちばんいいか、カメラ片手に歩き回っている人がいますよ。お気に入りの構図が見つかるまで、自らの足でベストポジションを探してくださいね。

これが日本三名瀑「那智滝」!たっぷりのマイナスイオンのシャワー!

これが日本三名瀑「那智滝」!たっぷりのマイナスイオンのシャワー!

写真:常盤 兼成

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「青岸渡寺」では遠くに見えた「那智滝」。今度は滝本体まで近づいてみることにします。「青岸渡寺」からは徒歩で移動できる距離です。巨木の中をゆっくりと滝壺の方まで歩いていくと、だんだんとひんやりとした空気が感じられます。これが天然のマイナスイオン!このマイナスイオンを肌に感じながら歩けば「那智滝」の全容が見えてきます。

「華厳の滝」と「袋田の滝」とともに日本三名瀑に数えられている「那智滝」。夏場にはあたりが天然のクーラーとなります。滝壺までは近づくことができませんが、細かな水滴が霧のように流れてきて、思わず深呼吸をしたくなりますよ。

「那智滝」は神でもあり仏でもある「飛瀧権現」!?

「那智滝」は神でもあり仏でもある「飛瀧権現」!?

写真:常盤 兼成

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この「那智滝」は「熊野那智大社別宮飛瀧(ひろう)神社」の一部となっています。ただし神社といっても本殿も拝殿もありません。この「那智滝」自体がご神体なのです。熊野の自然崇拝が今にも伝わる貴重な神社です。

「那智滝」は「飛瀧(ひろう)権現」とも呼ばれます。「権現」とは、仏が仮に神の姿で現れること。したがって「那智滝」は神でもあるし仏でもあるということになります。「青岸渡寺」と「熊野那智大社」が並んで建てられているのも納得です。熊野の文化のひとつである「神仏習合」が特によく表れている代表的な「那智滝」。思わず手を合わせたくなります。帰るころには心身ともに清らかになった感じがしますよ。

南紀熊野でリセット&リスタート

温暖な気候の「南紀熊野」は、一年を通じて楽しい旅行ができるエリアです。自然がおりなす造形美や、熊野灘のおだやかな風景、マイナスイオンたっぷりの那智滝など、日ごろの疲れをリフレッシュできるスポットが点在しています。那智滝がある那智勝浦町には温泉旅館も数多くありますので、1泊しながらのんびりと疲れた体をリセットし、翌日から気持ちよくリスタートするのに最適なエリア「南紀熊野」。次の1泊旅行はここで決まりです。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/02/01 訪問

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