写真:なおぢ はるみ
地図を見る「ホテルアンテルーム京都(HOTEL ANTEROOM KYOTO)」が唯一無二のホテルと言われる所以は、館内に一歩足を踏み入れた瞬間に理解できるでしょう。エントランスがギャラリーになっているので、手腕のキュレーターやアートディレクターによって厳選された才能あふれる作家達の作品に出迎えられ、誰もがこの時点で、強烈なアートの世界に引き込まれます。
このギャラリーは、GALLERY9.5と名付けられ、京都を拠点にするクリエイターの企画展を開催するほか、期間によって全国レベルの作品も展示されています。アート好きなら、見たい企画展に合わせて、旅をプランするのも良いと思いますよ。
写真:なおぢ はるみ
地図を見るフロントでチェックインを済ませた後、部屋に着くまでのいたるところに作品が展示されています。もうホテルにいるのか、現代美術館にいるのか、その境界を判断することさえ無意味に思えるほど、アートの世界にどっぷりと浸れます。
写真:なおぢ はるみ
地図を見る写真:なおぢ はるみ
地図を見るすでに多くのメディアによって紹介されている8部屋のコンセプトルームは、「365日アートフェア」というテーマで展開される客室アートを更に掘り下げ、国内外で活躍するアーティスト8名(蜷川実花・名和晃平・kumagusuku・金氏徹平・ヤノベケンジ・IBUSHI-GIN・宇加治志帆・宮永愛子)のクリエイションから生まれた、圧巻の客室空間。いずれを選択しても、記憶にとどまり続ける素晴らしい宿泊体験になると思います。
写真:なおぢ はるみ
地図を見るでは、そのほかのエリアや部屋はというと、こちらもまた、細部にまでアートワークの妙が宿り、快適性とデザイン性のバランスが最高ランク。革のカバーに収まったルームキー、ゲストエリア共有部分のインテリアエレメント、アメニティーのセレクトからサインのグラフィックデザインまで、とにかくお洒落! 映画の中で観たような外国のモーテルを思わせる空気感です。
写真:なおぢ はるみ
地図を見る荷物を置いたら、ぜひ、清潔なベッドに身を沈めて、ここまでで目に飛び込んできたもの全てを思い出してみてください。どれも上質の視覚刺激であったことに、気づくと思います。このホテルを選んで良かったと確信するタイミングです。
写真:なおぢ はるみ
地図を見る朝は「ANTEROOM MEALS」と名付けられた朝食レストランへ。入り口には、その日のメニューが掲示されています。日替わりサンドイッチ、自家製グラノーラ、ペストリーの中から選ぶのですが、読んでいるだけでお腹がすいてきます。案内スタッフからリザーブスタンドを受け取ったら、まずは好きな席をキープしましょう。
写真:なおぢ はるみ
地図を見るショーケースには、掲示されていたメニューがキレイに並んでいます。4つの中から最大3つまで、お腹の空き具合でチョイスできます(少なめにオーダーした後、やっぱりもう1メニュー食べたいとリクエストもしてもOK!)。
中央の大テーブルでは、セルフでサラダ・スープ・ヨーグルト・グリーンスムージー・ドリンクが用意されています。ヨーグルトには、季節のジャムと合わせるのがオススメ! 旬の果物の風味がスパイスで最大限に引き出されて、美味しいですよ。
写真:なおぢ はるみ
地図を見るサラダにトッピングする食材だけでも、この通りの品揃えです。素材の色と食感をイメージしながら、一枚のお皿の上にデザインしていく過程が楽しくて、朝食はアート!っていうことにも気づきます。
いろいろ選んで出来上がったトレーの上の朝食は、まさに自分の欲求とイマジネーションで作った、味覚の作品。ボリューム満点のその作品に、大満足です。「ANTEROOM MEALS」は、環境負荷の少ない野菜を扱う「坂ノ途中」さんの旬の食材を新鮮なうちに届けてもらっているので、味ももちろん美味しい!
「ホテルアンテルーム京都」は、全ての感性においてクリエイティブです。そう、もちろん、味覚にも。ホテルの朝食通を自負する旅行者こそ、絶対にここの朝食はいただくべし。
写真:なおぢ はるみ
地図を見る「ホテルアンテルーム京都」で見るサインは、いちいち可愛いです。シンプルでわかりやすく、美しく、ユーモアがあるのです。たかがサインと思うことなかれ。館内のいたるところにあるアートの邪魔をせずに、宿泊者がストレスフリーに過ごせるよう確実に誘導するサインって、なかなかありません。
写真:なおぢ はるみ
地図を見るさらに言えば、「ホテルアンテルーム京都」は、どこで画像を撮っても本当に絵になります。これは、サインのデザイン性の高さも理由の一つ。ディティールへのこだわりが、もう尊敬レベルです。
写真:なおぢ はるみ
地図を見る朝食レストランのリザーブスタンドに、京都のお寺の仏像を発見。シュールで愛おしい、このイラストのユーモア、最高のホスピタリティです。宿泊者が必ず目にするもの、手に取るもの、消費するもの。そういう小さな一つ一つがアートであることこそ、「ホテルアンテルーム京都」の底力なんだと思います。
写真:なおぢ はるみ
地図を見るたっぷりアートを堪能し大満足で宿を発つ前に、ぜひ寄りたいのが、1Fフロント横にある物販エリアです。京都由来のアーティストの商品や、ホテル内でも使用されているアメニティーや、ANTEROOMに縁あるアーティストのオリジナルグッズや書籍が並んでいます。
京都のアート&カルチャー旅土産は、ここでゲットしましょ。
写真:なおぢ はるみ
地図を見る「ホテルアンテルーム京都」は、京都の今をドラマティックに映し出す、素晴らしいホテルです。いつでも、何度泊まっても、新しさに満ち溢れています。周辺環境にある京都の伝統文化の厚みがそれを際立たせているし、リニューアルによって発信力がパワーアップしています。
次回の京都旅行の宿に、アンテルームを選んだ段階で、あなたの旅史上、最もクリエイティブな体験になると断言します。さあ、アート&カルチャーの旅へ出発しましょう!
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(2024/4/19更新)
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