溢れる美しい木組み!お城と葡萄畑にマッチするドイツ・ライン川流域の風景

| ドイツ

| 旅の専門家がお届けするオリジナル旅行ガイドメディア

溢れる美しい木組み!お城と葡萄畑にマッチするドイツ・ライン川流域の風景

溢れる美しい木組み!お城と葡萄畑にマッチするドイツ・ライン川流域の風景

更新日:2017/08/29 14:40

Hiroko Ojiのプロフィール写真 Hiroko Oji

葡萄畑が広がり、美しい姿を見せる古城とコラボした風景で人気を誇るドイツの父なる川「ライン川」。スイスの山中を源にフランス、ドイツ、オランダを流れ北海へと流れ込む壮大な川です。その半分以上をドイツ国内を流れ、点在する古城が川沿いを彩る観光名所となっていますが、木組みに溢れる魅力的な町も潜んでいます。

木枠デザイン、色使い、木彫りが素敵な木組みが建ち並ぶ風景は、古城や葡萄畑に溶け込み、魅了されます。

ラインの真珠「リューデスハイム」

ラインの真珠「リューデスハイム」

写真:Hiroko Oji

地図を見る

ドイツ国内を流れるライン川沿いには、風光明媚な観光名所が目白押し!その中でも「ラインの真珠」とも呼ばれる可愛らしい町が、リューデスハイム(Rudesheim)。ドイツきってのワインの町でもあります。

観光客に一番人気の「つぐみ横丁」は、ワイン酒場やホテル・レストラン、お土産物屋などが軒を並べ、人足の途絶えることのない賑やかな路地。日本語で「ワイン専門店」と書かれたお店もあったりして、ついつい、地元ワインでほろ酔い気分にも。時間を気にせず自由気ままな散策を楽しみましょう。

ラインの真珠「リューデスハイム」

写真:Hiroko Oji

地図を見る

つぐみ横丁をはじめ、リューデスハイムの町中では、豪華で可愛らしい木組みのお家が路地の両側に建ち並び、お酒好きでない方にも、十分楽しめる要素がいっぱい!

ウィンドーショッピングも楽しみの一つですが、特徴的な豪華な木彫り装飾が施された出窓があちこちで見られ、ついつい上ばかり見て歩いてしまう。そんな路地歩きのできるリューデスハイムです。

町の背後には、ゴンドラリフトが運んでくれる展望台ニーダーヴァルトが控えています。1883年、ドイツ統一を記念して建てられたゲルマニアの女神像の記念碑があり、ここから見下ろすライン川風景も素晴らしい!お時間が許せば足を運んでみて下さいね

川沿いに白亜のホテルが建ち並ぶボッパルト

川沿いに白亜のホテルが建ち並ぶボッパルト

写真:Hiroko Oji

地図を見る

ライン川左岸(川の下流方面を見て左側)にある町の一つボッパルト(Boppard)は、船着き場のそばを走る遊歩道沿いに、ホテルやレストランの入る白亜の建物が建ち並ぶ眺めが美しいところです。川から一筋離れた通りや路地沿いには、立派でかわいい木組みのお家が軒を連ねています。

町の中心地は、美術館で見られるようなモニュメントが配置されたマルクト広場。サン・セヴェラス教会や観光案内所、愛らしい木組みのお家たちが広場を取り囲みます。

川沿いに白亜のホテルが建ち並ぶボッパルト

写真:Hiroko Oji

地図を見る

ボッパルトでも、素敵な木組みの家並みが楽しめるのですが、他の町と一味違うのは、ローマ時代の遺跡が残っていること。4世紀後半、軍事的目的で建てられた砦だったもので、長さ308メートル、幅154メートル。当時は28もの塔が建っていたとのこと。現在残っているのはアーチと城壁くらいですが、考古学公園として自由に入り込んで散策できるようになっています。

お時間に余裕があれば、町外れから山上へ運び上げてくれる二人乗りのチェアリフトをお薦めします。山上の展望台「ゲデオンスエック」で待っているのは、大きく蛇行して流れるライン川の絶景!大湾曲部が4つの湖のように見えるポイントがあります。これを見ずして、ライン川を見てきたと言うことなかれ!です。ただし、チェアリフトは夏季のみの運行なので、ご注意を。

マルクスブルグ城麓のブラウバッハ

マルクスブルグ城麓のブラウバッハ

写真:Hiroko Oji

地図を見る

ボッパルトとは川を隔てた右岸にある町のブラウバッハ(Braubach)にも、素敵な木組み通りが延びています。

定番の赤や焦げ茶色の木枠に始まり、緑や柿色のような個性あふれる色使いが見られ、ちょっと広めの通りのような広場にはテラス席が張り出しています。その頭上を飾るのは、凝ったデザインの看板たち。ワイン樽を利用した板壁などにも興味が惹かれます。

マルクスブルグ城麓のブラウバッハ

写真:Hiroko Oji

地図を見る

この町の魅力がもう一つ!ブラウバッハの町を見下ろすように建っている山上のマルクスブルグ城です。他の煉瓦造りのように見えるお城たちとは一風変わって、見上げる限りでは真っ白のお城で、ここからの眺めも絶景です。中部ライン川領域の古城の中では、破壊を免れた唯一のお城で、13世紀前半に建てられたもの。現在は、城内をガイドツアーで見学できるようになっており、当時の武器や鎧・兜の数々、鍛冶場、ワイン貯蔵庫、居室や台所、礼拝堂、拷問部屋などなど、興味ある展示が満載です。

麓の町並みの端っこには、もう一つのお城フィリプスブルグ城もありますが、こちらは観光用にはなっていません。しかし、ここまで来るまでの木組みの数々や、お城の小さな庭園やアーチ、木組み部分は見て楽しめますので、お時間があれば行ってみて下さいね。

可愛らしい町並みのバッハラッハ

可愛らしい町並みのバッハラッハ

写真:Hiroko Oji

地図を見る

ライン川左岸の町の一つバッハラッハ(Bacharach)は、12世紀建設の古城シュターレック城の麓に広がる町です。葡萄畑で覆われる丘の中腹にあるこの古城は、現在ユースホステルとして宿泊客を受け入れています。外側からは厳つい石造りの建物に見えていますが、中庭に入ると木組みで造られた可愛らしい部分も。通り沿いの城への登り口から約20分ほどかかりますが、お城の少し上からライン川と町を見下ろせる風景は格別です。

バッハラッハの町は、鉄道駅からメインストリートを進んでいくと木組みの入るホテルやレストランが軒を並べる風景に!どっしりとしながらもどこか可愛らしさを残す木組み通りには、葡萄を彫り込んだ木製の案内板が壁にはめ込まれ、凝った美しいデザインの看板がぶら下がり、歩くだけでも目を楽しませてくれます。背後には葡萄畑が広がり、長閑な散策タイムとなることでしょう。

ライン川沿いは見所満載!

いかがでしたか?ライン川を代表する町々で、お酒やお料理に舌鼓を打ちながら、古城や葡萄畑を堪能するばかりでなく、家並みも楽しんでいただきたい所をご紹介しました。

ここでご紹介した他にも、ラインフェルス城麓のザンクト・ゴアールやシェーンブルグ城が近くにあるオーバーヴェーゼル、ねずみ城に近いザンクト・ゴアルスハイゼンの町並みもお薦めです。もちろん、歌にも歌われている伝説の舞台ローレライや、川中に浮かぶように建つプファルツ城も見逃せません。

ライン下りの船旅で一気に流域を見て周るのも、もちろん素敵なひと時ですが、お時間に余裕があれば、ぜひ宿泊して、展望台などにも上り、ゆったりした時間を過ごしてみて下さいね。

掲載内容は執筆時点のものです。 2003/08/06−2016/12/15 訪問

- PR -

旅行プランをさがそう!

このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpで複数旅行会社からまとめて検索!

条件を指定して検索

トラベルjp<たびねす>

トップページへ戻る

トラベルjpで一緒に働きませんか? 旅行ガイド編集部では運用サポートスタッフを募集中です!

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ