写真:SHIZUKO
地図を見るウエルカムゲートをくぐると、まず目に飛び込んでくるのが15メートルの光のツリー。穏やかに変化する光をまとった『ワンダーランドツリー』のテッペンには、優雅に蝶が舞っています。この蝶が、来場者に魔法をかけ、夢の世界にいざなうという仕掛け。真っ暗な空にそびえるツリーはしばし見とれてしまう美しさ。
ツリーの横を通り抜け、振り返れば、空に届きそうな『あべのハルカス』の姿が目に飛び込んできます。各フロアーの窓から漏れる直線的な四角い光は、幾何学的なイルミネーションのようです。躍動的で優しいイルミナージュの光との対比が美しいので、ぜひ、振り返って味わってみてくださいね。
写真:SHIZUKO
地図を見るワンダーツリーの向こうには『イルミ広場』。そこは、もうそれはそれはカラフルでキラキラと楽しげな世界が広がっています。
まず目に飛び込んでくるのは、背の高い『キリン』。足元には『ライオン』。あっちには『シマウマ』。まるでそこは、光り輝く動物園。開催地の天王寺公園には『天王寺動物園』があり、天王寺といえば動物園というくらい地元の人には古くから愛されている場所です。なのでこのイルミナージュも、そんな動物園にちなんだ演出がなされています。サバンナや南極、森などの各エリアがあり、それぞれに生き生きとした動物たちが遊んでいます。ここは、きっと子供たちに大人気の場所になるでしょう。
よく見ると、あれれ? 何頭か絵のままの動物もいます。理由はわからないけど、そんなレアな動物を探してみるのも楽しいですよ。
写真:SHIZUKO
地図を見る『イルミ広場』の中心に『光の噴水』があります。噴水の周りでは、フラミンゴたちが思い思いに水辺を楽しんでいるのですが、ここから、大阪のシンボルともいえる『通天閣』がよく見えます。
下の方は、広い天王寺公園の茶臼山の山かげに隠れて見えないので、空に浮いているみたいです。とても幻想的な美しい風景。賑やかな通天閣界隈から眺める姿とは、全然別の通天閣。この風景はぜひ、多くの人に楽しんでいただきたいと思います。
場所の関係を確認すると、天王寺駅のそばにあべのハルカスがあり、天王寺公園を通り過ぎると通天閣に行きつきます。つまり天王寺公園は、通天閣とあべのハルカスの間にありますから、イルミナージュを見てから通天閣のある『新世界』へ、というコースもありですね。
写真:SHIZUKO
地図を見るイルミネーションイベントには欠かせない光のドーム。あべの・天王寺イルミナージュでは『レインボー・プロムナード』と呼ばれ、全長100メートルあります。入り口には天馬が浮かび、7色に輝く遊歩道を白い光が奥へ奥へと誘導してくれます。虹色のドームを進むと、その先には、ロマンチックな『ラブゾーン』があります。恋人たちが、ピンクの輝くベンチに座って、寒いけどホットな時間を過ごすには打ってつけのエリアです。
寒いから座っていられないって方は、その先の『聖なる泉』をお楽しみください。象やトラが躍動的な『イルミサーカス』も素敵な撮影ポイントです。
写真:SHIZUKO
地図を見る『アメージングオーシャン』と名付けられた光の海には、イルカの群れが自由に飛びかい、とっても開放的。歩くたびに、いろんな角度から新しい顔を見せてくれる海は、ワクワクの連続。
『迷いの森』や『クリスマスストリート』、『プレイグランド』など、ご紹介しきれない素敵なエリアがいっぱいあります。昼間に見る天王寺公園とは、まったく別の幻想的な世界が広がっていますから、恋人と、あるいはご夫婦、お子様と一緒にぜひぜひ行ってみてください。夢の世界でしばし現実を忘れて、素敵な時間をお過ごしくださいませ。
あべの・天王寺イルミナージュは、入場料1000円が必要です。無料のイルミネーションイベントがあちこちであるのに、わざわざ有料のイルミナージュに行く? と、迷う方もいるでしょうけれど、やはり有料である価値は充分あります。
もちろん、東日本大震災の復興支援事業でもあるので、そういう意味でもぜひ行ってほしいのですが、それ以上に、心から楽しめるワクワク感がたまらないイベントなんです。5時を過ぎれはとっぷりと暮れる冬の夜長、キラキラ輝く夢の世界で素敵な時間をお過ごしください。小さなお子さんも絶対に楽しめますから、ぜひ、連れて行ってあげてくださいね。
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(2024/9/18更新)
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